ペットにかかる飼育費用はいくら? 犬や猫の初期費用も


ペットを飼おうと考えた時、どのくらいお金がかかるか心配になりますよね。犬や猫の飼育費用は、意外とかさむものです。今回は、犬や猫など、ペットにかかる飼育費用を初期費用と合わせて紹介します。

ペットにかかる初期費用

犬や猫などペットを迎える際に発生する初期費用として、まず犬や猫を迎え入れる際にかかります。ペットショップやブリーダーから迎える選択肢の他に、最近では保護犬・保護猫から迎える選択肢も増えています。ペットショップやブリーダーだと、平均30万円くらいすることが多いですが、保護犬・保護猫は、平均5万円ほどと経済的にも社会的にもやさしい迎え方ができます。

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犬の飼育費用

犬の飼育費用はどのくらいかかるのでしょうか? アニコム損害保険株式会社は、毎年、ペットにかける年間支出調査を発表しています。

犬の飼育費用の平均支出額

犬の年間支出額は33.7万円となり、前年比で99.3%と若干減少しました。要因として、しつけやペットホテル・ペットシッター料が減少したのが大きく、内訳ではシャンプー・カット・トリミング料、洋服、ドッグランなどで遊べる施設の料金などが増加しています。

項目
2015年
2016年
前年比
病気や怪我の治療費
5万7822円
5万7129円
98.8%
フード・おやつ
4万8772円
4万9994円
102.5%
しつけ・トレーニング料
5万5032円
4万1393円
75.2%
シャンプー・カット・トリミング料
3万8775円
4万5718円
117.9%
ペット保険料
4万2538円
4万3799円
103.0%
ワクチン・健康診断等の予防費
2万3282円
2万4862円
106.8%
ペットホテル・ペットシッター
2万6484円
2万2297円
84.2%
日用品
1万5859円
1万6323円
102.9%
洋服
1万1821円
1万3169円
114.4%
ドッグランなど遊べる施設
5661円
9706円
171.5%
首輪・リード
7416円
6900円
93.0%
防災用品
6026円
5901円
97.9%
合計
33万9488円
33万7191円
99.3%

病気やケガの治療費

「病気やケガの治療費」は、犬が前年比98.8%と減少しました。理由として、「健康に気を付けた」「成長とともに病気が減少した」という声があったようです。

フード・おやつ

「フード・おやつ」にかける費用は、犬が前年比102.5%増加しました。理由として、犬の「プレミアムフードを変更した」「おやつの種類を増やした」といった声や、シニア犬の飼い主からは「健康、食餌に気を付けたため」「療法食に変更した」という声があったようです。ペットの年齢や体調の変化に合わせてフードやサプリなどに気を使う飼い主が増えていることが考えられます。

ドッグランなど遊べる施設

前年比171.5%と大幅に増加しました。理由として、「よく出かけるようになった」「健康のため」という声が多く、運動・外出することで「より健康に」という健康志向の高い飼い主が増加していることが考えられます。

今後の飼育費用は増加する?

アニコムの発表によると、2017年の1年間にペットにかける費用の見込みを聞いたところ、「増加する見込み」が32.9%、「減少する見込み」7.1%、「変わらない見込み」が40.2%でした。

「増加する」理由としては「高齢化に伴い、フード、予防費、医療費がかかる可能性がある」「年齢的に病院にかかる回数が増えそう」などの理由が多く見られ、年齢に伴う治療費の増加を心配する飼い主の想いが伺えます。一方、年齢が若いペットの飼い主からは、「一緒に出かけることが多くシャンプー・トリミング・洋服の費用がかさむ見込み」「トリミングの回数を増やしたい」などの理由が多く、ペットとの暮らしをより楽しみたいという意向が伺えます。

「変わらない」理由には、「健康管理をしているから」「変わらない生活を続けてあげたい」「加齢による病気があるかもしれないが、ないことを祈るから」などが見られ、愛犬、愛猫の健康な暮らしを願う飼い主の想いが伺える結果となりました。

犬の飼育フェーズで発生する費用

飼い始め

ケージやリード、食器をはじめ、犬を迎えるためには、いろいろなものを用意しなければなりません。また、飼い犬の登録やワクチンの接種など、犬を飼い始めたらしなければならないこともあります。詳しくは以下の記事でまとめていますので、ご覧ください。

飼ってから

定期的に発生するものは、「フード」「トイレシートなどの日用品」です。その他、「医療費」「保険料」「ドッグランなどの遊ぶ施設料」「トリミング」「しつけ」などが発生します。

臨時で必要となるもの

病気や怪我の急な医療費が発生します。骨折をすると何十万円とすることも考えられます。そのリスクのために、保険に前もって入っておくことをオススメします。

猫の飼育費用

続いて、猫の飼育費用はどのくらいかかるのでしょうか? アニコム損害保険株式会社のペットにかける年間支出調査を見てみましょう。

猫の飼育費用の平均支出額

猫の年間支出額は35.0万円となり、前年比で95.5%と若干減少しました。要因として、ワクチン・健康診断等の予防費が減少したのが大きく、内訳ではフード・おやつの増加が見られました。

項目
2015年
2016年
前年比
病気や怪我の治療費
3万5749円
3万5016円
97.9%
フード・おやつ
3万6309円
4万1503円
114.3%
シャンプー・カット・トリミング料
7849円
7132円
90.9%
ペット保険料
3万767円
3万944円
100.6%
ワクチン・健康診断等の予防費
1万898円
8638円
79.3%
ペットホテル・ペットシッター
1万7954円
1万5915円
84.6%
日用品
1万6644円
1万6024円
96.3%
洋服
5294円
2444円
46.2%
首輪・リード
2995円
2770円
92.5%
防災用品
6757円
3781円
56.0%
合計
17万1216円
16万3447円
95.5%

病気やケガの治療費

「病気やケガの治療費」は、前年比97.9%と減少しました。理由として、「健康に気を付けた」「成長とともに病気が減少した」などの声があったようです。

フード・おやつ

「フード・おやつ」にかける費用は、前年比114.3%と増加しました。シニア猫の飼い主からは「健康、食餌に気を付けたため」「療法食に変更した」という声があったようです。ペットの年齢や体調の変化に応じて、フードやサプリに気を使う飼い主が増えていることが考えられます。

猫の飼育フェーズで発生する費用

飼い始め

猫を迎えるために必要なものは、たくさんあります。フードボウルやトイレ、ケージなどを始め、迷子札なども買っておくと良いでしょう。

飼ってから

定期的に発生するものは、「フード」「トイレの猫砂」です。その他、「医療費」「保険料」「おもちゃ」などが発生します。

臨時で必要となるもの

病気や怪我の急な医療費が発生します。猫の身体は、ある程度高いところから飛び降りても大丈夫な構造になっていますが、万が一骨折をすると何十万円とすることも考えられます。そのリスクのために、保険に前もって入っておくことをオススメします。

まとめ

犬も猫もお金がかかりますし、犬は散歩に行ったり責任を持って大切に飼ってあげることが必要です。しかし、家族と同じくらい大切な存在になることは間違いないですし、何にも代えられない癒やしをもらえるはずです。

第2稿:2017年4月12日 公開
初稿:2016年8月11日 公開

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