コモンドールの飼い方|モップのような被毛や性格・かかりやすい病気を紹介

コモンドールはアイボリーの毛色に、全身を覆う分厚い被毛を持つ大型犬です。強烈なインパクトを与える、縄を結んだかのような見た目は「モップ犬」と称されるほどで、特徴的な外見を生かしてドッグショーでも活躍しています。世界的に見てもまだまだ珍しい犬種ですが、原産国ハンガリーではとても人気のある犬種です。そんなコモンドールの被毛のお手入れの仕方や性格、かかりやすい病気などを紹介します。

基礎知識

コモンドールの原産国はハンガリーで、英語で「Komondor」と表記します。放牧されている家畜の誘導や見張り、捕食動物からの護衛をする牧羊犬として飼育されていました。

歴史

コモンドールは古くから確立されている犬種ですが、詳しい起源はわかっていません。アジアの遊牧民族であった古代マジャール人が、ハンガリーに移住してきた際に一緒に連れてきた犬が、コモンドールの祖先だと言われています。牧羊犬として飼育され、オオカミなどの捕食動物から家畜を守る能力に特化していました。現在では、綱のような独特な被毛が注目され、ドックショーでも活躍しています。

モップのような見た目

コモンドールの最大の特徴でもあるモップのような被毛は、実は自分の身を守るためのものです。牧羊犬として家畜を捕食動物から守る際、オオカミなどにかまれたとしても、分厚い被毛が体を守ってくれるので、深い傷を負うことなく仕事をこなしていました。

大きさや寿命

体重は40kg~60kg、大きさは55cm~80cmと個体差があります。寿命は10歳~12歳です。

性格や特徴

性格

家畜を守る番犬として飼育されていたので、独立心があり自分の意志を突き通す傾向があります。普段は優しく静かな性格で、小さい子供や動物の面倒を見てくれます。しかし、警戒心を刺激されると番犬の本能が働いてしまうので、注意が必要です。

特徴

コモンドール最大の特徴は、強烈な印象を与えるモップのような被毛です。全身が縄状の長い毛に覆われていて、牧羊犬として家畜を守る際に自分の体を守るために分厚くなっています。特徴的な被毛に注意が向いてしまいますが、体も非常に筋肉質で非常に発達しています。

毛色

コモンドールの毛色はアイボリー(象牙色)の一色です。

似ている犬種

コモンドールのような縄状の被毛がそっくりで、黒い毛を持つ「プーリー」という犬種が存在します。大きさはコモンドールよりも小さく、毛色もブラックやホワイト、ブラウンなど種類があります。

プーリー

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飼い方

コモンドールにはしっかりとした散歩以外に、ドッグランなどで思い切り走る運動が必要です。分厚い被毛ですので、日本のような高温多湿の気候は苦手です。冬場は大丈夫ですが、夏場は温度調節をきちんとしましょう。また、コモンドールの被毛を保つには、大変なお手入れが必要になります。

しつけ

独立心があり自我が強いので、社会に適応する訓練が必要です。優しい飼い主のままですと、コモンドールは指示に従ってくれませんので、厳しく上下関係をはっきりさせましょう。初心者のしつけは困難ですので、問題行動を起こさせないためにもブリーダーに任せることをおすすめします。

手入れ

コモンドールは抜け毛が少なく頻繁にトリミングをする必要はありませんが、お手入れが非常に大変です。特徴的な被毛はブラシを通さないため、ブラッシングができません。定期的にもつれた毛を手でほぐしてあげましょう。シャンプーは毛を1本ずつも揉み洗いし、時間をかけて丁寧に乾かしてあげる必要があります。このようにお手入れにはとても時間がかかりますので、日ごろから汚れに気が付いたらとってあげましょう。

かかりやすい病気

コモンドールは体が大きく重いので「股関節形成不全」や「胃捻転」に気をつける必要があります。被毛が分厚くお手入れも大変なため、「皮膚病」にもなりやすいので、普段から清潔に保ってあげましょう。また、顔にも長い毛がありますので「外耳炎」や「眼瞼内反症」などにも気をつけたいです。

コモンドールをもっと知る

動画

背中を地面にこすって遊んでいるコモンドールの姿です。

水遊びをしているコモンドールです。モップ犬と言われるのも納得です。

コモンドールを飼うということ

コモンドールを迎えるには、海外からの輸入がほとんどです。日本で育てるには、相当大変ですので迎える際には育てきるという覚悟をしましょう。

価格・値段の相場

輸入が一般的になりますので、50万円ほどかかります。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しいです。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

コモンドール専門ブリーダーは日本にほとんど存在しません。海外とのやり取りになります。購入時の注意点、その犬の性格に合ったしつけの仕方などを相談することができるので、安心してペットとの生活を迎えることができます。

ペットショップから迎える

コモンドールは大変希少な犬種ですので、日本でペットショップで販売されていることはめったにありません。

まとめ

コモンドールにとって日本の気候は大変住みにくく、迎える際には相当な世話が必要になります。夏場の空調管理や日々の被毛のお手入れは、コモンドール飼育の前提条件になります。輸入する前に、自分はコモンドールをきちんと育てられるのかを判断してから、飼うかどうかを決定しましょう。

飼い主さんの声募集中

「コモンドールってこんな犬種って言われてるけどうちの子は違う!」「こんなところに困った!」「ここがコモンドールの魅力です!」など、コモンドールを飼っていた、飼っている飼い主さんの声を募集しています! ツイッターやインスタグラムで「#ペトことコモンドール部 」でシェアいただくか、ペトことの問い合わせ窓口からご連絡ください! 皆さまの声を掲載し発信していく予定です!

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