ゴールデンドゥードルのカットスタイル集をトリマーが解説!定番のテディベアからアフロカットまで

ゴールデンドゥードルのカットスタイル集をトリマーが解説!定番のテディベアからアフロカットまで

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ゴールデンドゥードルは大きさや毛質・毛量など定まっていないため、似合うカットはその子によって異なりますし、料金も変わってきます。まずはいろいろな子のカットを参考に、自分の子に合ったカットを見つけてくださいね。

ゴールデンドゥードルの毛の特徴とカットの頻度

ゴールデンドゥードルの毛の特徴とカットの頻度

ゴールデンドゥードルは、ゴールデンレトリーバーとプードルの二重純血犬種ですが、体の大きさや毛質・毛量などが定まっていないため、似合うカットはさまざまです。

ゴールデンドゥードルのカットの頻度

月1回が目安です。カットをしないと毛が伸びて毛玉ができる原因になります。特に冬場は静電気が原因で毛玉になりやすく、洋服を着せる方は注意が必要です。また静電気でホコリを吸着しやすく夏よりも毛が汚れやすなる時期もありますので、冬は月1回のカットの間にシャンプーもしてあげましょう。

ゴールデンドゥードルのカット料金とかかる時間

ゴールデンドゥードル
Photo by azukiyoooさん Thanks!

体の大きさや地域によっても異なりますが、約8000〜1万5000円前後を目安にしてください。

ゴールデンドゥードルのパピー(子犬)のカットについて

ワクチンプログラムが終了してから2週間から1カ月後にシャンプー、カットのトリミングができます。免疫力や体力の点で安全にトリミングができる状態にするためです。ワクチンプログラムが終了するまでは、ブラッシングをしたり爪切りなど、簡単にできるお手入れをして清潔に保つことが大切です。

ゴールデンドゥードルのシニア犬(老犬)のカットについて

お手入れや汚れやすい箇所があれば、毛を短くして清潔に保つようにしましょう。シニア犬はトリミングをすることが負担になるため、こまめにはせず、普段からブラッシングをしたりグルーミングスプレーなどで拭いてあげたりしましょう。もしシャンプーをする場合は、ぬるま湯で洗ってあげてください。

ゴールデンドゥードルのカットスタイル

自然な感じで!ナチュラルカット

ゴールデンドゥードルのトリミングのナチュラルカット
Photo by zukaolさん Thanks!

ゴールデンドゥードルはプードルみたいにピッチリカットするより、ナチュラルな感じの仕上がりが多いです。より自然な状態でのカットなのでゴールデンドゥードルらしい仕上がりです。

定番!テディベアカット

ゴールデンドゥードルのトリミングのテディベアカット
Photo by kyon5963_goldendoodle_rinさん Thanks!

もちろんお顔丸くテディベアカットも、似合う定番カット!鼻が長く真ん丸にはなりづらい骨格なのですが、プードルの毛質が入っている分、丸くカットはできます。まつ毛も長く伸びる子はいるので、ポイントとして残してあげるのも可愛いですね。

ゴールデンドゥードル
Photo by airi_flowersさん Thanks!

ベアカットでも耳の毛を伸ばしてあげると、女の子っぽくなります。

長い毛を生かして!トップノット

ゴールデンドゥードルのトリミングのトップノット
Photo by chocohinamamaさん Thanks!


ゴールデンドゥードルのトリミングのトップノット
Photo by tsubomi_mamaさん Thanks!

頭の毛を伸ばしてトップノットして結ぶのもおしゃれの一つです。目にかかってしまう毛を結んであげることによって毛周りもスッキリ!おしゃれにもなります。結ぶゴムを変えてあげてもいいですね!

毛の巻き強い場合は!アフロカット

ゴールデンドゥードルのトリミングのアフロカット
Photo by a_style.naluさん Thanks!

ゴールデンドゥードルのトリミングのアフロカット
Photo by hani_djjさん Thanks!

プードル毛質が強い場合は毛量も多いのでアフロカットもできちゃいます。ボリュームが出て存在感抜群です!

毛が伸びない場合は!グルーミングがオススメ

ゴールデンドゥードルのグルーミング
Photo by claire0120_kanoa0823さん Thanks!

ゴールデンレトリーバー寄りの毛質の子はあまり毛が伸びないためトリミングせずにグルーミングのみのシャンプーコースでもいいかもしれません。同じ犬種でもさまざまなので、それも含めて楽しめるのがゴールデンドゥードルの良さなのかもしれませんね!


自宅でできるゴールデンドゥードルのカットのコツ・方法

自宅でできるゴールデンドゥードルのカットのコツ・方法

自宅でのトリミングは怪我をさせやすかったり、綺麗にカットができなくて失敗してしまうケースもあるため、基本はトリミングサロンでカットをすることをおすすめします。その上で、最低限の家での簡単なお手入れを紹介します。

<用意するもの>
  • コーム
  • スキバサミ
  • バリカン

もしワンちゃんが動いてしまう時は、落ち着いてからハサミを小さく開いてカットをするようにしてください。

足裏(パット)

足裏のカットは、バリカンを使うようにしましょう。ハサミは足が動きやすく危ないため、バリカンを使うことをオススメします。バリカンの刃の短いミリ数で足裏に対して平行に小さい肉球から大きい肉球に向かって、ゆっくりと足裏から出ている毛を刈っていきます。

バリカンを常にONにしたままだと怪我をさせてしまう可能性があるため、バリカンを使う時のみスイッチをONにしてあげましょう。また、ONにしたまま使用するとバリカンの刃が熱くなりやすく、ヤケドしてしまうことがあるので注意しましょう。


失敗しないカットの仕方

お家で少しだけ気になるところをカットしたい時の失敗しない方法は、できるだけスキバサミを使用するといいでしょう。毛並みの方向にハサミを向けてカットすることによって、カットした時にハサミの跡がつきづらいです。

注意すること

必ず皮膚を確認することです。ハサミは刃物です。少し刃先が皮膚に当たっただけで怪我をしてしまうので、注意しましょう。被毛をかき分け皮膚を確認してから気になるところをカットして下さい。基本的にはカットはトリミングサロンでお願いすることをおすすめします。

まとめ

ゴールデンドゥードルのカットスタイル

ゴールデンドゥードルは毛玉ができやすいので月1カットがオススメ
毎日のブラッシングも欠かさずに
体の大きさも毛質も個性。愛犬に似合うカットを見つけてあげてくださいね。