猫がアンモニャイト(ニャンモナイト)になる理由や気持ちを解説

猫がアンモニャイト(ニャンモナイト)になる理由や気持ちを解説

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猫がくるりとまん丸になっている様子を「アンモニャイト」もしくは「ニャンモナイト」と呼んだりします。アンモニャイトは寒くなる秋から冬にかけて目撃されることが多いようです。なぜ猫はこのような姿勢を取るのでしょうか?今回は、猫がアンモニャイトになる理由や、そのときの気持ちを解説します。

猫のアンモニャイトとは

アンモニャイトする猫

アンモニャイトは猫の寝相の一つ

アンモニャイトとは猫の寝相の一つで、頭や尻尾まで全て含めてほぼまん丸になっている姿をいいます。

ぐるぐるとちょっと渦を巻いているようにも見えますので、その様子がアンモナイトに似ているということで「アンモニャイト」と呼ばれています。

アンモニャイトの別名「ニャンモナイト」

アンモニャイトとはアンモナイトにかけて造られた猫好きさんたちの間の造語です。別名として「ニャンモナイト」とも呼ばれます。

「アンモニャイト」も「ニャンモナイト」も呼び方が異なるだけで、同じ猫の姿勢を指します。

寒いときに出現しやすい

アンモニャイトは年中見られるというわけでもありません。

アンモニャイトは体温を逃さない姿勢になっているため、夏の暑い時期はあまり出現せず、秋から冬の気温が下がってくる時期になるとよく見られます。

暑いときは猫は長く伸びて寝てみたり、ヘソ天になって寝ていたりします。お腹を出す=体の熱を放出するためでもあるのです。

一方、アンモニャイトは熱を逃がさないようにする寝方のため、寒い季節に出現しやすいのです。


猫がアンモニャイトになる理由

アンモニャイトする猫

丸くなるのが好きだから

猫はとても体の柔らかい動物で、丸くなることが好きな動物です。

さらに猫は、狭くて囲われている場所が好きです。アンモニャイトの姿勢になることで、自分の顔や手足を体の内側に入れ、防寒できるともに、囲われた感を自分で作ることができます

寒いから

猫がアンモニャイトになって眠るのは、丸くなることによって体の熱を逃がさないようにしているという面もあるでしょう。

猫が気持ちよく過ごせる温度は25~28℃程度といわれています。このくらいの気温のときはアンモニャイトはあまり出現しないかもしれません。

特にアンモニャイトがよく見られるようになるのは、気温が20℃以下のときです。

安心して眠れる体勢だから

猫は肉食ですが、小型であるため捕食される側となることもあります。そのため一般的に警戒心が強い性格です。

アンモニャイトの姿勢はくるくると丸くなっていて即座に動ける姿勢ではないので、緊張感は少なく、急所であるお腹を隠して眠ることができるため、安心して眠れる体勢であるといえます。

猫がアンモニャイトをする気持ち

アンモニャイトする猫

アンモニャイトになっているときの猫の気持ちはかなりリラックスして、気持ちよく寝ているといっていいでしょう。

猫は体調が悪い場合の初期には、身を縮こめていることが多いのですが、アンモニャイトの姿勢はあまりとりません。

アンモニャイトになっている猫ちゃんの気持ちは、体調も悪くなくリラックスして気持ちよく眠っているといえますね。

猫のアンモニャイトはそっと見守ろう

アンモニャイトする猫

猫のアンモニャイトは頭や尻尾まで全て含めてほぼまん丸になっている姿を指します
アンモニャイトは別名ニャンモナイトと呼ばれることもあります
猫がアンモニャイトをしていたらリラックスして気持ちよく眠っている状態です

アンモニャイトは猫ちゃんがリラックスして寝ている姿です。

愛猫がアンモニャイトの姿勢をとった際は邪魔せず、そっと見守ってあげましょう。