猫が探せる仏発ガジェット「Wistiki(ウィスティキ)」日本上陸

かくれんぼが大好きな愛猫をどうやって探す?――スマートフォンと連携し、忘れ物や落し物を防止したり、探しものを見つけたりしやすくするフランス発のガジェット「Wistiki(ウィスティキ)」の第1弾「voilà!​​​​​​​​(ヴォワラ)」が、2月1日(水)から日本で販売されます。参考小売価格は5980円(税抜き)です。

ヴォワラを持つリュサト三兄弟
ヴォワラを持つリュサト三兄弟。左から次男のテオ氏、三男のユーゴ氏、長男のブリュノ氏

24日(火)に都内で開催された発表会では、フランスから来日した創業者のリュサト三兄弟が登壇。よく家の中でいなくなる愛猫「ウィスティキ」をどうやって探すか考えたことがキッカケとなり、探しものを発見するためのガジェットが誕生したエピソードを紹介しました。

リュサト兄弟と愛猫ウィスティキ
リュサト兄弟と愛猫「ウィスティキ」

「ウィスティキ」って何?

ウィスティキは、フランスのWistiki(ウィスティキ)社が販売している、探しものを見つけるための小型デバイス。Bluetoothでスマートフォンやタブレットと連携させると、音や専用アプリで表示した地図を使って大切なものありかを知らせてくれます。

例えば、外出しようとして「家のどこに鍵があるかわからない!」と困った経験がある方は少なくないはず。そんなとき鍵がウィスティキと一緒にあれば、専用アプリからウィスティキの音を鳴らして、鍵の位置を知ることができます。逆に、「ウィスティキはあるけどスマートフォンが見つからない!」という時は、ウィスティキを押してスマートフォンを鳴らすこともできます。

2月1日に発売予定の「ヴォワラ」は鍵やカバン用で、手のひらサイズの細長い形をしています。3月24日発売予定の「アッハ」は丸い形で、こちらはリングが付いてポーチやペットの首輪に付ける用途を想定しています。両方とも重さは11gで、持っても重さをほとんど感じさせない軽さです。

ヴォアラの写真
ヴォアラ。縦6.2cm、横2.3cm、厚さ0.6cm

ただ、アッハはペット向けということでヴォワラより小さいものの、小型犬や猫の首輪に付けるには、少し存在感が大きい気がしました。

アッハの写真
アッハ。縦3.9cm、横2.9cm、厚さ0.9cm

ペットが見つからない! ウィスティキで探せる?

ペットオーナーには、愛犬・愛猫がいなくなってしまう心配が付きもの。筆者もときどき愛猫が脱走して泣きそうになる夢を見ることがあります。そんなとき首輪にアッハを付けていれば安心できます。まず部屋の中で見つからないときは、専用アプリで音を鳴らすことができますし、画面上にだいたいの距離や方向が表示されます。

家の外に脱走したときも、猫であればそう遠くに行くことはありません。Bluetoothの通信有効距離が100メートル(理論値)なので、スマートフォンと接続する距離に近付くことができれば、おびえて隠れている猫も見つけることができます。

ウィスティキにGPS機能は無いのですが、ほかのユーザーが近付いてアプリと接続すると(匿名のユーザーとして扱われます)、そのユーザーのGPS情報を利用して地図が更新される機能もあります。ただ、この機能はウィスティキのユーザー数が多くないと意味がありませんので、有効なものになるかは未知数です。

ウィスティキの強みは?

日本での正式発売は2月1日の予定ですが、昨年春に先行して行われたクラウドファンディングでは約4000万円の支援を集めることに成功し、注目度は非常に高いと言えます。一方で、忘れ物や落し物の防止を目的とした同カテゴリーの商品はすでにいくつか販売されており、それらとの差別化ポイントが気になるところです。

ウィスティキの強みは、

  1. 100%防水
  2. 電池寿命が約2年と長い
  3. デザイン性の高さ

という三つがあります。ペットに付けることを考えると防水性能の有無は重要な比較ポイントです。発表会ではウィスティキを丸ごと水の中に入れるパフォーマンスがありましたが、水の中でもちゃんと音が鳴っていました。

ウィスティキを水の中に入れるパフォーマンスを披露
水に濡れても大丈夫

ウィスティキはスマートフォンとBluetoothで接続しますが、そのとき「Bluetooth Low Energy」(BLE)という規格が使われます。これはApple WatchやPokémon GO Plusにも使われているもので、通信速度が制限される一方、寿命が長くなるのが特徴です。ただウィスティキの場合、防水機能を付けたことで電池の交換ができません。電池が無くなった場合の対応は正式に決定していませんが、割引きサービスを設けつつ、新しい商品に買い換えてもらう形になりそうです。

最後のデザイン性の高さは、ウィスティキにとって最大のウリです。デザイナーにフランス人のフィリップ・スタルク氏を起用。スタルク氏は金色の「炎のオブジェ」で知られるアサヒビールの「スーパードライホール」(東京都墨田区)の設計者でもあります。

アッハの写真

ウィスティキ本体はブラッシング加工が施されたメタリックで、先端が透明で金色のアンテナ部分が見えるようになっています。この透明キャップは香水のボトルをイメージしており、クラウドファンディングの際のユーザーの意見とスタルク氏の意見をもとに、オレンジ、レモン、ローズ、バイオレットの4色展開となっています。

リュサト三兄弟は最後に日本への進出について「全世界にいる探しもので困っている人々を助けるため」「日本の方ならウィスティキの美しさを理解してもらえると考えた」と説明。「品質、デザインが皆さんの期待に沿うことを祈っています」とコメントして締めくくりました。

ウィスティキをイメージしたノンアルコールカクテルとウィスティキ
ウィスティキをイメージしたノンアルコールカクテルと共に

関連記事

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

今日のアクセスランキングトップ10

今月のアクセスランキングトップ10