チワプーとは、チワワとトイプードルを交配した雑種(ミックス)です。純血種ではないため、毛量や体の大きさ、毛質などはさまざまです。子犬から成犬になるまでの成長過程でも変化があります。その子によってカットの仕方が変わってくるため、いろいろなカットスタイルがあります。愛犬に似たカットの写真を参考にしてみてください。チワプーのカットスタイルをフリートリマーの大森が画像と一緒に紹介します。
チワプーのカットの頻度
月に一度が目安です。その子によって違いますが、基本的にはトリミングをする種類のため、毎日のブラッシングが大切になってきます。その中で、カットをするようにしましょう。
チワプーのカットの料金
地域によってさまざまです。また、雑種(ミックス)のため、毛量や体の大きさ、毛質などによって料金が変わります。値段の表示はされていないことがほとんどです。参考にするには、チワワの料金やトイプードルの料金を目安にしてみてください。カットにかかる時間は1.5時間〜3時間が目安です。毛量や大きさ、毛質などがチワワ寄りかトイプードル寄りかで参考にすると良いでしょう。
パピーのチワプーのカットについて
ワクチンプログラムが終了して2週間~1カ月後から、シャンプーやトリミングを始めることができます。免疫力や体力の点で安全にトリミングできる状態にするためです。ワクチンプログラムが終了するまでは、ブラッシングや爪切りなど、簡単にできるお手入れをして清潔に保つことが大切です。
シニア犬(老犬)のチワプーのカットについて
お手入れや汚れやすい箇所があれば、毛を短くして清潔に保つようにしましょう。シャンプーも同様、こまめなシャンプーはせず、普段からブラッシングをしてあげたり、グルーミングスプレーなどで拭いてあげましょう。もしシャンプーをする場合はぬるま湯で洗ってあげてください。
チワプーのカットスタイル
トイプードル寄りのカットスタイル
「やっぱり王道!テディベアカット」
見た目、体の大きさ、毛質など、トイプードル寄りのコにオススメです。
「暑い夏には!サマーカット」
暑い夏には体を短くするサマーカットがオススメです。
※短すぎると、夏は紫外線で皮膚が刺激されてしまい炎症を起こすこともあります。また熱中症にもなりやすいので注意してください。夏は通気性のいい洋服を濡らし、着せてあげて体温調節や熱中症対策をしてください。
耳をバリカンで刈ることにより、スッキリとした仕上がりになります。耳が蒸れやすい時期や、ボーイッシュな仕上がりになるため男の子にオススメです。
「毛質がストレートのコにオススメ!サラサラヘアカット」
頭頂の毛を伸ばすことによって、トイプードルにはないチワプーならではの仕上がりになります。このコの場合、体もバリカンで短くし、ライオンしっぽにしています。足先もポンポン(ブレス)にし、デザインカットをしています。
「お顔スッキリ!ラムクリップ風カット」
トイプードルのスタンダードのカットである「ラムクリップ」のように、口周りを短くバリカンでカットしています。頭頂まで短くカットしているので、顔もスッキリとした仕上がりです。
「ミニチュアシュナウザー!?パピーカット」
このコは、チワワの毛の色が強く出ていて毛質がトイプードル寄りなので、ミニチュアシュナウザーのような容姿です。お顔は丸く、耳を短くし、パピーカットのような仕上がりです。
ミニチュアシュナウザーのように眉毛やヒゲを残したカットにすると、まさにミニチュアシュナウザーの出来上がりです。
「毛量が多いコにオススメ!お耳ふんわりカット」

毛量が多く、頭から耳に毛をつなげてカットすることによってふんわりとした仕上がりになります。