
ドイツの獣医師が語る「犬猫の健康管理」 ペトことLiveセミナーレポート
犬猫の飼い主さんは、普段からどのようなことに気を付けて愛犬・愛猫の健康管理をすればいいのでしょうか? 11月に開催したペトことLiveでは、「犬猫の健康管理」をテーマに、ドイツの獣医師・クレス聖美先生にご登壇いただききました。ドイツと日本の違いや先生が専門にされている自然療法についても踏まえた内容になっています。セミナー参加者との質疑応答も含めて紹介します。
ドイツ自然療法とは
山本:犬や猫は人間のように「ここが痛い」とか「今日は調子が悪い」ということを言ってくれるわけではありませんので、飼い主さんが変化に気付いてあげなければいけません。では日頃からどのように健康管理をしていけばいいのかということで、第1部に続いてクレス先生にお話しいただきます。先生はドイツで自然療法を専門に獣医をされているということですが、最初に自然療法がどのようなものか少し紹介していただけますでしょうか。
クレス:実は外科も大好きなんですが(笑)。それはさておき、自然療法だけでもセミナーができてしまうテーマで、一言で言うと「なるべく薬は使わないで、動物が持っている抵抗力や免疫力を高めることで病気を治していく」ということです。
「自然療法では薬を使わない」と言っていますが、それは一般薬の話でして、実は自然療法にも薬がたくさんあるんです。獣医師の方でも「自然療法にも注射薬があるんですか」と驚かれます。ただ、使っている成分がハーブであったり、ホメオパシーというそれだけで一つの学問なんですが、レメディーと呼ばれる成分が入っている薬がかなりの種類あります。
ドイツは自然に重きを置くというのでしょうか。なるべく薬は使わないというのが人間でもそうで。例えば子供が風邪を引いてお医者さんに行っても、ほとんど薬を出しません。動物もそれが反映されていて、一般薬の薬を出すというのは少ないですね。
ですから、私が日本で診療をしていて、飼い主さんに「今どんな薬を使っていますか」と見せてもらうと、まずあまりの多さに驚きます。
山本:ドイツの方が西洋医学で薬を多用してそうなイメージがありますが、違うんですね。
クレス:体の抵抗力を使って自然に直すという意識が浸透しています。自然療法の歴史も長いので、その中の一つのホメオパシーも200年以上前にドイツで成立した学問で歴史が長いんです。
日本はまだ自然療法の歴史が短いので「ホメオパシー」とか「自然療法」と聞くとなんだか怪しくて、「あんなもの効かないだろう」というイメージがあります。自然療法が日本に入ってきたときに、流行り方とか広がり方がちょっと間違ってしまって、「お告げ」の世界みたいにスプリチュアル面が強調され過ぎてしまっていることがとても残念です。

見た目の変化で気を付けたいこと
山本:最初は、飼い主さんが愛犬・愛猫の見た目でどんな変化に気を付ければいいのかについて教えてください。クレス:飼い主さんにとって見た目が一番わかりやすいと思いますが、「いつもと違う」というのが大事ですね。例えば「いつも目やにが出ていないのに急に出てきた」とか。
山本:犬と猫で違いはありますか?
クレス:垂れ耳のワンちゃんは耳が炎症しやすいので、毎日、耳を上げて中が臭くないかとかグチュグチュしていないかを確認してあげてください。猫はスコティッシュフォールドが多いですね。耳ダニもありますが、それはタール状の黒い耳アカが付いているのですぐわかると思います。
山本:「いつもと違う」といっても、飼い主としてはどのくらいのレベルで「違う」と判断すればいいのか迷うところです。
クレス:「いつも遊んでるのに今日は元気が無い」というぐらいなら大丈夫ですが、「起き上がることができない」とか「ふらつきがひどい」「歩こうとしてるのに歩けなくてすぐに床に倒れてしまう」という時はけっこう重篤な場合が多かったりするので、すぐ病院に行った方がいいですね。
あと「食欲が無い」というのも飼い主さんが気にすると思うんですが、それより「嘔吐」ですね。「ものすごい勢いで吐く」とか「何回も吐く」「吐くのが止まらない」という場合もすぐ病院に行ったほうがいいです。猫はよく吐きますが「止まらない」というのは何か中毒になったり、他に原因があったりしますので、すぐ病院に行ってください。
それから猫で注意して欲しいのが「おしっこ」です。おしっこがまったく出ないと尿閉塞と言って命が危ない状態です。トイレに入って踏ん張ってるのにちょっとしか出てなくて、「大丈夫かな」「ちょっと様子を見ておこうかな」と思う時は、できればすぐ病院に行ってほしいです。早ければ早いほど良くて、特にオス猫は気を付けてください。
「うんち」は、その子によって回数も軟便かどうかも違うので、血便やひどい下痢が止まらない時以外は、そんなに心配しなくて大丈夫です。
血が混じってることもあると思いますが、肛門付近の毛細血管が切れて血がちょっと出るということがあるので1回くらいなら大丈夫です。ただ、人間もそうなんですが黒っぽい血が混じっている時は(腸内の出血なので)注意が必要です。

山本:猫の鳴き声で参考になる動画があるので、一つ紹介しておきたいと思います。顔がなかなか特徴的なミルクちゃんという子で、飼い主さんもびっくりされて動画撮影されたみたいです。
ペトことの専門家ライターでもある行動診療科の先生に聞いたところ、「気持ちが悪くなって鳴いているんだろう」ということでした。
クレス:いつも鳴かない猫が鳴いたり、変な鳴き方をするのは、注意信号ですね。
小さい頃から触りまくる
山本:触ってわかることとしては、どんなことに気を付ければいいですか?クレス:まず顔は頬の下の顎のあたりにあるリンパ節です。口の中に何か炎症があると、ここが腫れます。それから鼻の横、ほっぺたの辺りは普通、腫れないはずなんですけど、ここが腫れている時は、一つの原因として奥歯の化膿が考えられます。ワンちゃんの場合は穴が開くことがあるんです。ここら辺が腫れていて穴が開いていたら、絶対虫歯です。
もう一つは、まれなんですが鼻腔内の腫瘍のときは鼻の横が腫れてきます。ワンちゃんネコちゃんの顔を正面から見て、鼻の横が何となくおかしいなと思ったら触ってみてください。
あとはお腹ですね。お腹は定期的に触って欲しいところです。 胃腸の具合が悪い子はけっこう中に空気が入っているので、お腹を触ると音がします、空気が入っていなければ普通は何の音もしないし、触っても嫌がらないです。でも胃腸が悪いと空気が入って、痛かったり気持ち悪かったりするので本人も嫌がるんです。触ればわかるので、お腹はどんどん触ってください。
足は、猫は触られるのが好きではないので、ワンちゃんの場合ですね。ゆっくり引っ張ってみてください。普通は抵抗なく伸びると思いますが、どこかでそれ以上は引っ張れないというときがあったら、関節炎や関節症で痛みが出ていたり悪くなっていたりすることが多いです。一つの注意信号です。
それから毛並みとか皮膚ですね。とにかく触りまくってください。飼い主さんにいつも言っているんですが、小さい頃から触りまくっていれば慣れるので、顔でもお腹でも触りまくってください。大きくなってからだと「嫌だ!」という気持ちが強くなってしまうので。もし遅かったとしても、今からでも触りまくる練習をしたほうがいいです。

心配しているよりは病院へ
山本:日常的にできる飼い主さんのケアとして、歯ブラシやブラッシングがあると思うんですが、他に何かありますか? 例えば飼い主さんが聴診器を使うというケアもあるのでしょうか。クレス:飼い主さんが聴診器を使って異常がわかる状態というのは、かなりボロボロになっている可能性が高いです。普通、心音は2音で「ドクンドクン」と聞こえるんですが、雑音が入ると「ズーッ、ズーッ」と聞こえてきます。
飼い主さんにも聞いてもらうと「うわー」と驚かれるんですけど、小さな変化はなかなか聞き取れないと思います。買って聞いてみるのはいいんですが、本当に異変に気付くのは難しいかもしれないです。
日本の飼い主さんは、歯磨きやってますか?
山本:会場の皆さんは……、顔を見合わせているのでやってなさそうですね。
クレス:猫の場合はなかなか嫌がる子も多いので難しいと思いますが、歯磨きも子犬子猫の時からやっていくと慣れてやらせてくれるようになります。嫌いなまま大きくなってしまうと口を開けるのが難しくなります。
ブラッシングは毛玉ができなくなるので、特に長毛のネコちゃんにいいですね。ワンちゃんの場合は嫌がる子はそんなにいないと思いますが、気持ち良くなってメンタル的なケアにもなります。
山本:僕も家で猫を飼っているんですが、小さい頃から口が臭くて。猫は口が臭いものだと思っていたんですが、実は歯周病になっていたんです。歯の専門の先生の所に行ったら「抜くしかないですね」ということで、前歯は残せたんですが、後ろは全部抜くことになりました。4歳の時の話で、今は前歯だけ歯磨きしています。
飼い主さんの中には、「今日はちょっと調子が悪いみたいなんですけど」といった感じで心配性で病院に来る方もいると思うんですが、先生はそういった飼い主さんをどのように思われるのでしょうか。
クレス:うちの病院は24時間やっているんですが、インコを飼っている方が2カ月に1回くらい「ちょっと目つきがおかしいんです」と夜中の急患に来られます。本人は本当に心配なさっているんです。
何をするかといっても心音を聞くとかで特別なことは何もしないんですけれど、「栄養も摂れていてまるまるとして元気そうな顔をしていますよ」と言うと「そうですか」と安心されるんです。けっこうそういう方います。動物って飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取るので、飼い主さんが心配してオロオロしているよりは、病院に行って安心されるほうがいいと思います。

多いのは「ノミアレルギー性皮膚炎」
山本:ここからノミ・マダニ対策についてもお話をお聞きしたいんですが、ちょうど最近ですね。徳島県で、マダニから「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」に感染したペットの犬を介して、飼い主さんも感染したという国内初の事例がありました。事前に先生にお聞きしたらドイツと日本では少し事情が異なるそうですね。クレス:実はマダニが持っているウイルスは国によって違いまして、私この病気を知らなかったんです。なぜかと言うと、このウイルスを持つマダニは、日本と韓国と中国に生息していて、欧米にはいないんです。ですから今回このセミナーをするにあたって調べたら、その3カ国にしかないということで「よかった。私が無知ではなかった」と(笑)。
その代わりドイツには他の病気がありまして、例えば「ダニ媒介性脳炎」というのがあります。マダニが脳炎を起こすウイルスを持っているんですね。特に南ドイツに多く生息していて、「バカンスに行ったり散歩をしたりしている方は予防注射があるのでワクチンを受けてください」というアナウンスが何度も流されます。
山本:なるほど。今の話は人間がかかる病気でしたが、犬猫はどうでしょう?
クレス:「ノミアレルギー性皮膚炎」ですね。けっこう多くて、これは刺されたことではなくて、刺された時に体内に入るノミの唾液がアレルギー源になってしまって起こります。ですからいっぱい刺されなくても、1回刺されただけでもアレルギー反応を起こすことがあります。そうするともう痒くて犬や猫はかきむしってしまって、それによって二次的に皮膚炎で化膿してしまうということが起こります。
あと「サナダ虫」で、いわゆる「瓜実条虫」ですね。皆さんもご存じだと思うんですけど、条虫の卵とか幼虫を持っているノミを猫とか犬がグルーミングをする際に一緒に食べて、体に入れてしまいます。
犬はグルーミングをあまりしないので、条虫が寄生しているのは犬より猫の方が格段に多いです。先ほど猫島の話をしましたが、田代島の猫は条虫が多いです。
条虫はお腹に入って何をするかというと、栄養を奪ってしまうので、痩せたり下痢を起こしたり、ひどい時は貧血を起こして重篤な疾患にもなります。
「バベシア症」というのは犬だけなんですが、これもウイルスを持っているマダニに刺されることによって起こるもので、赤血球を破壊するので重篤な貧血を起こします。早めに治療しないと重い病気になります。
山本:診療をしていて多く診るのはどれですか?
クレス:やっぱり「ノミアレルギー性皮膚炎」ですね。

室内飼いの猫も注意が必要
クレス:ドイツは森とか緑が多いので、マダニが多いです。私も3回くらい刺されました。刺された時は本当に分からないんです。小さくて痛くも痒くもないし。人間の場合は何かおかしいなと気付くので大きく膨れることはないんですが、動物の場合は本当にスイカの種より大きい感じで大きくなります。そこまで大きくなると血を十分に吸っているので自分からポロッと落ちるんですけど、小さい時は落ちないので、ドイツの人は自分で取ります。ドイツではマダニのことを「ツェッケ(Zecke)」と呼ぶんですが、「ツェッケン・ツァンゲ」というマダニを取るピンセットのような器具がどこの家にもあります。
取り方はいろいろあって、以前は油を1滴垂らすとマダニが窒息するので取れると言われていたんですが、窒息するときに苦しくてウイルスを出すのでかえって良くないと。専用のピンセットで取るのが一番いいんです。はさみ方とか回し方があるんですが。
山本:取り方を間違えると口器? が残ってそこが化膿してしまうそうですね。
クレス:マダニの頭ですね。失敗すると飼い主さんパニックになってほじくって取ろうとするんですがそれは最悪で、炎症しちゃうしどんどんウイルスが入ってしまうので何もしないほうがいいです。よく見るんですが、体がカプセルみたいなものを作って、2週間くらいするとポコッと体が頭を外に出してしまうんです。
その代わり、刺された所から浮き輪みたいな赤いリング状のものができたら危険です。人間でもそうなんですが、それはウイルスが入って反応しているという証拠です。動物だと毛があるので分かりにくいんですが、それがあったら感染しているのですぐ治療しなければいけません。
山本:マダニに刺されないために、季節や場所など、どんなところに注意すればいいのでしょうか?
クレス:草むらと木の根、木の葉に注意が必要ですね。森を歩いていると落ちてきてくっついてしまうんです。上から見て狙っているんじゃないかと思うんですけど。子どもが遠足で森に行くと、帰ってきたら必ず全部脱がせてマダニがいないか確認します。ノミはそこら中にいて、森からというより草ですね。季節的には暖かくなってくる時から秋というのがシーズンです。
山本:子どもが連れてくるという話がありましたが、室内飼いの猫でも気を付けたほうがいいんですよね。
クレス:そうですね。飼い主さんが洋服に付けて連れてくることがあるので。最初は本当に小さいので見にくいんですけれど、家の中でうっかり落ちてしまって動物に付くということがあります。

ドイツではほとんどジェネリックが使われていない
山本:ではノミ・マダニ対策をどうすればいいのかということでフロントラインが出てくるんですが、宣伝するまでもなく皆さんご存じだし、定番の商品ですよね。クレス:そうですね。歴史が長くて20年ぐらいでしょうか。それまではこういう垂らすタイプのものはなかったんですね。猫は錠剤を食べたがらないのに、何回もあげなければいけなくて。それに比べれば圧倒的に簡単だったので、発売された時は感激しましたね。当時はまだ高かったんですけど、「すごいものが出てきた」と喜んで使いました。

山本:歴史が長いので特許が切れていて、最近ではジェネリック(後発医薬品)も出ていますが、先生の病院ではどうされていますか?
クレス:ジェネリックはやっぱり効かないですね。基準が(先発医薬品より)厳しくないからでしょうか。日本ではどうか分からないですが、ドイツではほとんどジェネリックは使われていないです。飼い主さんにも効かないというのが知られています。
山本:これは先生が田代島でフロントライン プラスを使っている様子ですね。どういうふうに効くんですか?
クレス:体に入ると皮脂腺から1カ月くらいかけて成分が出て、それがノミやマダニに付くことで落ちていくという仕組みです。フロントライン プラスの良いところは、成虫の退治だけでなく、卵がかえらないようにして、幼虫も育たなくしたところですね。
山本:嫌がる子もいると思うんですが、使うときのコツはありますか?
クレス:気をそらすのが一番です。島の猫は基本的にお腹を空かせているので、私たちが行くときはウェットの高栄養食を持って行ってあげてるんです。1回だけでは栄養にならないかもしれないんですけど、せめていいもの食べさせてあげたいと。
そうするとやっぱり食いつきがもの凄いんですよ。それで食べてるところを後ろから、そっと垂らしてあげるんです。まったく気付かない子もいるんですけど、すごいツワモノもいて、食べながら気にしてる。痛くないはずなんですけどね。
もっとすごいのは、3メートルくらい離れて、食べたいのに葛藤しているんですよ。「近付いたらいったい何をされるか分からないから匂いに負けないぞ」って来ないんです。
山本:この子は毛並みがいいですね。
クレス:そうですね。ロシアンブルーみたいで、タシロンブルーと言われていいます(笑)。

それぞれの犬猫に合ったケアを
山本:最後に、話題のフィラリア症についてお願いします。クレス:実はドイツにはフィラリア症がほとんど無いんです。
山本:蚊がいないわけではないですよね?
クレス:蚊はいるんですけど、寒いのでそんなに長い期間に生きられなくて、フィラリア症も無いんです。ですから私の病院に日本から来られた方がいらっしゃって、「そろそろフィラリアの予防の季節なので薬を頂けますか」と言われて、「実はドイツにはフィラリア症がないんです」と言うと驚かれます。
ただ、最近ヨーロッパ南部のポルトガルとかイタリアとかにワンちゃんを連れて行って、現地で感染してドイツに戻ってから具合が悪くなるというのはありました。
フィラリア症というと犬のイメージがありますが、猫にもフィラリア症の話が出てきていて、私はまだ症例に出会ったことがないんですが、他の動物病院の先生方とかに聞くとけっこうあるということで。気付かれにくいので、猫に症状が出てきた時には、かなり感染して広がっていて重篤ということが多いです。
ではどうしたらいいかと言うと、予防するしかないです。症状が出てからでは手遅れで、心臓の方に来てしまうと突然死を起こすことが多いです。最近は猫用のフィラリア症予防の薬も出てきましたね。
山本:クレス先生はブロードラインがオススメだそうですね。
クレス:最近、「半年に1回の注射でフィラリア症が予防できる」とか、「1年に1回の注射でフィラリア症が予防できる」とかってのがあるんですが、それは獣医師としてはちょっと怖いです。
半年や1年の間、体の中で何か出ているわけですよね。それってちょっときつすぎるのではないかなと。そう思ってブロードラインのようなものの方が良いのではないかと思います。
山本:フロントラインもそうですし、ブロードラインもあって、種類がいろいろでどれにすればいいのか迷ってしまうんですが、どう選べばいいんでしょう?
クレス:犬猫の状況によりますね。例えば田代島の猫であれば少しきつくても1回で長く効くものの方がいいですし、検便もして虫は出ていないのでお腹の虫までやる必要ないとか、それぞれのワンちゃんネコちゃんによって、何をしなければいけないかというのを選べばいいと思います。
山本:飼い主さんが日頃から触って、よく見てあげて、その子にあったらケアをしていくのが一番ということですね。本日は1部、2部にわたってご講演いただき、ありがとうございました。
提供:松波動物メディカル 掲載内容有効期限:2017年12月31日 |