愛犬とキャンプデビューする方必見! トレーナーが事前準備のポイントを解説!

山梨まで愛犬とキャンプに行った際、天気は徐々に回復の予報でしたが突然の豪雨に見舞われ、自然相手の遊びであることを改めて痛感しました。さて、今回は「犬とキャンプに行く前に」をテーマに記事をお届けします。事前にキャンプをシミュレーションし、準備を進めることで楽しいキャンプが実現できます。どのような事が必要なのか、犬も自然も大好きなドッグトレーナーであり森林セラピーガイドの資格を持つ峯岸がお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。

犬とキャンプを楽しむためには事前準備が大切!

キャンプ場
キャンプ場で眠る愛犬「小町」

事前準備のスタートはキャンプ場探しです。犬の入場が不可なところもありますので、事前にホームページをチェックしたり、犬についての記載がない場合は直接キャンプ場に問い合わせをしましょう。

そして、サイトの広さ(隣のサイトとの間隔)、木陰の有無、ドッグランの有無、キャンプ場近くに遊べる場所があるかなどを調べます。

どのようなキャンプをして楽しみたいのかを考えるとある程度キャンプ場は絞られてきます。必ず調べておいて欲しいことは「キャンプ場の近くに動物病院があるか」です。

自然の中では何が起こるかわかりません。しっかり見ていたとしても怪我をしたり、突然病気になったりすることも考えられます。暑い時期には、熱中症など一つ間違えば命を落としかねない危険な病気も起こりえます。

事前に、動物病院の電話番号、診療日、診療時間、キャンプ場からの移動時間などを調べておくと、いざという時に慌てないですみます。

また、事前準備の一つとして犬にキャンプ用品に慣れてもらっておきましょう。そうすることで、犬は安心してキャンプ場で過ごすことができます。特に犬が触れるもの(ドッグコット、寝袋、テントなど)はくり返し慣らしておくと良いでしょう。


どんなキャンプにしたいのか考える

トレックングする犬
トレッキングする小町

自然の中で日々の疲れを癒やしたい人

キャンプ場で大好きな犬とのんびり過ごすのも良いですし、友達とワイワイ言いながら食事を作るのも楽しいですね。

そんな時に「焚き火台」があるとさらに雰囲気がよくなりますよ。焚き火のゆらゆら燃える炎のそばで、静かに夜が更けていくのを感じながら飲むコーヒーやお酒は格別です。愛犬が膝の上でウトウトしている表情を見るのも幸せな気分にさせてくれます。

遊びを取り入れてアクティブにキャンプをしたい人

キャンプ+アクティビティーでキャンプ以外の遊びをするのもおすすめです。夏場は、犬と一緒に川遊びも良いですね。

木を投げて犬が取りに行ったり、浅瀬で犬に泳ぎの練習をさせたりするだけでも楽しいものです。水に入る時は人も犬もライフジャケットを着用しましょう。

また、トレッキングも良いですよ。私と小町はトレッキングが大好きなので、キャンプ場を拠点として近くのコースを歩いたりしています。森林浴をしながらのんびり小町と歩いていると、多少キツイ坂やゴツゴツした道もあまり気にならず案外長い距離を歩けちゃうんです。

他にも、犬と一緒に乗れるカヌーSUPなども楽しいです。一式レンタルできる場所もありますので、事前に探してチャレンジしてみるのも良いと思います。

水の上で愛犬がどんな表情を見せてくれるのか、期待が膨らみます。


犬とキャンプをする際の持ち物

キャンプをする男性と犬
のんびり過ごす小町と私

キャンプをするにはさまざまな道具が必要です。犬とのキャンプでは、やはりご自身のキャンプスタイルに合ったものをそろえることをおすすめします。大きく三つのカテゴリーに分けて考えていきましょう。

キャンプでのんびり過ごすための道具

椅子とテーブル


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キャンプ場で一番長くすることと言えば、椅子に座ることかもしれません。最近では、焚き火をより身近で感じられるようなロースタイルのものから、座りやすい座面の高いハイスタイルのものがあります。それによってテーブルの高さも変わります。

どちらが良いというものはありませんが、私は座ったり立ったりすることが多いので、動きやすさでハイスタイルのものを選んでいます。

コット(ベッド)&ベンチ


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タープやテントの中で椅子としても、荷物置き場としても使えます。犬のベッドにしても良いですね。疲れているときなどはコットの上でちょっとうたた寝、なんてこともできて大変便利です。

ランタン


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日が沈み暗くなるとリビングやテント内を照らすのがこのランタン。野外で使用するなら、比較的明るくなる、灯油、ホワイトガソリン、ガスなどのものを使い、テント内では、LEDのものを使うと良いです。

明るさや個数で雰囲気は大きく変わってきます。また、ランタンはランタンスタンドなどを使って、犬が触れない場所に置くことも大切です。

タープ


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テントと組み合わせるもので、日よけ・雨よけをしてくれるものです。タープもたくさんの種類がありますが、最初は、ポール2本で簡単に立てられるものが良いでしょう。

張り方もいろいろありますので、徐々に利便性や快適な広い空間が作れる張り方にチェレンジする、なんていう楽しみ方もあります。日帰りキャンプでも使えるので、出番の多い道具になります。

寝るための道具

テント


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キャンプと言えばまず頭に浮かぶのがテントですね。キャンプ初心者であれば、一般的によく見かけるドーム型というのが、設営もしやすくお手入れも比較的楽なので良いかもしれません。

寝袋


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犬とのキャンプでは、開いて布団のように使える封筒タイプの寝袋が良いと思います。私が使用しているのも封筒タイプで、小町も寝袋の中に潜り込んで一緒に寝ています。寝袋ではなく布団を持っていく方もいらっしゃいます。

マット


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寝袋の下に敷くためのものです。ウレタン素材のものから空気を入れて膨らませるものなどがあります。マットがあるとこで、地面の冷気を遮断してくれたり、凸凹を感じなくてすむのでぐっすり眠れます。

クレート


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寝るときだけでなく、犬を少し休ませたいときや飼い主さんがトイレにいったり、お風呂に行ったり、犬から目を離すときに使えます。クレートは、入ることを嫌がる犬もいますので、キャンプに行く前から入る練習をしておいてください。


食事のための道具

キャンプの食事

バーナー

登山などに持っていくシングルバーナーやテーブルなどにセットできるバーナーもあります。キャンプでは、2口以上あると便利です。

調理器具


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キャンプ用のクッカーは複数の鍋やフライパンが1つに収納できるものがあり便利です。キャンプに行く人数に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。

食器


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プレート、ボール、カップを人数分持っていけばとりあえずは大丈夫です。食器もキャンプの雰囲気を作るうえでは大切なアイテムです。

素材は、ステンレス、ホーロー、プラスチックなど多岐にわたり、デザイン、お手入れなどを考えて少しずつ増やしていくのもキャンプの楽しみの一つになります。また、普段使用している犬用の食器を持っていくことで、犬も安心して食事ができます。

クーラーボックス


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食材や飲み物を入れておくのに必要になります。素材や大きさによって保冷時間が変わってきますので、季節や、何日過ごすかを考えて揃えると良いでしょう。

その他に必要なもの

包丁、まな板、カトラリー、ウォータータンクなどが必要になります。薬や絆創膏などが入ったエマージェンシーバッグ、焚き火台もあるとより快適なキャンプができます。

犬とのキャンプに求められるしつけとマナー

湖と犬

「キャンプのためのしつけ」というものはありませんが、日々の生活の中で人や物、音に対して怖がることなく穏やかに過ごせているのであれば、キャンプ場でも問題なく過ごすことができるでしょう。

吠え癖や噛み癖などを心配される飼い主さんもいると思いますが、それらはキャンプとは関係なく、直したほうが良いことだと思います。そんな中でも、私が見かけたキャンプ場ならではの問題をいくつか上げてみます。

聞き慣れない音に怖がってしまう

キャンプ場では、日ごろ耳にすることがないペグ打ちや薪割のような比較的大きな音がします。先日は、薪割の音が苦手と思われる犬が車の下に逃げ込み、薪割りが終わるまで出てきませんでした。

日ごろから大きな音に慣らす練習をしておくと、キャンプ場でも怖がることがなくなります。どうしても怖がってしまう時には、薪割は他の人に任せ、散歩に出たりして音から離れるようにしましょう。


誤飲や拾い食いに要注意

キャンプ場によっては、たばこの吸い殻や食べ物が落ちていることもあります。誤飲してしまうと大変ですので、家の中や散歩中に拾い食いをしないように教えておくことが大切になります。

もし、拾い食いの癖がある場合、犬から目を話すときはクレートに入れるなどして安全面を優先してください。キャンプ場に着いたらまず、サイトの中をよく見て歩き、口にして欲しくないものがあれば拾っておくことで事故を防ぐことができます。


飼い主さんが見えなくなると吠えてしまう

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毛布の上で眠る小町

友人とキャンプに来ている場合、飼い主さんがトイレや水汲みなどに行くため見えなくなると、不安になり吠えてしまう犬が結構います。

ほかの人に犬を見てもらったとしても、飼い主さんがいなくなった途端に吠え、戻ってくるまで吠え続ける犬もいます。吠えは特に他のキャンパーの迷惑になる行為ですので、飼い主さんがいない状況においても落ち着いて過ごせるように日々訓練しておきましょう。


犬が苦手な人もいることを忘れずに

当然ですが、キャンプ場には犬が苦手な人もいますので、みんなで楽しくキャンプ場で過ごせるよう、キャンプに行く前から犬のしつけをすることが、最低限、飼い主さんに求められるマナーです。

キャンプ場に来たからといって、急に大きな音が平気になったり、拾い食いを止めたり、穏やかに落ち着いて過ごせるなどということはありません。

日ごろから、キャンプ場での過ごし方をイメージし、しつけをしてみて下さい。しつけができていれば、犬とのキャンプの回数も自然と増え、たくさんの思い出が作れるようになります。

犬とキャンプのアクシデント(ヒヤリハット)

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今までキャンプに行って大きなアクシデントに見舞われたことはありませんが、注意・配慮した方が良いことを紹介します。

お水は1番最初に準備する

犬がいつでもお水を飲めるようにしておきましょう。初めて行くキャンプ場の場合、犬が楽しそうに見えても緊張をしていたり、長時間のドライブで移動疲れもしています。

また、気温の高くなる夏場には、犬が暑さについていけないこともあります。キャンプ場について準備を始める前にまず、犬用の水を用意していつでも飲めるようにしておいてください。

犬は、一度体調を崩すと重篤化することがしばしばあります。慣れないキャンプ場で食欲不振や、嘔吐下痢になる犬も出てきます。

事前準備の章でも書きましたが、そのようなときには、早めに動物病院に連れて行ってあげて下さい。

犬の安全管理は徹底する

犬の係留にペグを打って、そこにリードを引っかけている飼い主さんが多いと思いますが、案外簡単に抜けてしまい、自由に走り回っている犬を見かけることがあります。

小さな子どもに飛びかかって怪我をさせてしまっては大変です。専用の道具であるドッグアンカーを使うことをおすすめします。これもキャンプ場に行く前にご自身の犬の力に合ったものを選んで庭などで練習をして下さい。


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虫予防・対策をしっかりする

虫にも注意です。キャンプ場は、蚊やブヨだけではなく、ノミ、ダニ、ムカデもいます。犬は動くものを見ると追いかけてしまう習性があるので、ムカデの動きに興味をひかれ、近寄っていってしまう犬を見たこともあります。

蚊取り線香だけでなく、虫よけスプレーや薬も持っていくと良いでしょう。


周辺に危険がないかチェックする

滅多にあることではありませんが、使用後の炭を地面に放置して帰るキャンパーがいます。犬が高温の炭の上に足を置いてしまったら大やけどです。

サイト内に炭が落ちていないか注意深く点検してください。先日行ったキャンプ場は直火ができるキャンプ場だったためか、サイトの片隅に炭が捨ててありました。見ただけでは熱いのか冷めているのかの判断はできませんでしたので、設営の前にキャンプ場指定の炭捨て場に捨てに行きました。

まとめ

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犬とキャンプを楽しむためには、キャンプ場に行く前の段階から犬に楽しいことが待っていると伝えていくことが大切だと考えています。私と小町の場合、事前準備の段階からキャンプ用品を小町に見せ、「楽しみだね」と言ったり、ランタン、ストーブなどを楽しんで手入れしている姿を小町に見せています。

スキレットなどは、生活の中で使っているものをキャンプに持っていきますので、小町は「キャンプ用品=楽しい事がある」と直感的に覚えたようです。このようなことを継続して行うことで人も犬も楽しいキャンプが送れるようになるのです。面倒なことも多いですが、事前準備を楽しくすることで現地での楽しさが何倍にも膨らむと思います。