
【インターペット・2018】過去最多502社が出展する国内最大級のペットイベント開催中
国内最大級のペットイベント「インターペット 〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜」が4月1日(日)まで、東京ビッグサイトで開催されています。2011年の初開催から8回目となる今回は、22の国と地域から過去最多の502社が出展。「人とペットの豊かな暮らし」をテーマに、最新のペットグッズ&サービスが紹介されています。今回は、開催2日目・30日(金)の会場の様子や、イベントの見どころを紹介します。

インターペット 〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜
開催概要
- 日時:2018年3月29日(木)〜4月1日(日)10:00〜17:00
- 場所:東京ビッグサイト東1〜4ホール(東京都江東区有明)
- 入場料:大人2000円(税込み)、小学生以下&ペット無料
- 主催:一般社団法人ペットフード協会、一般社団法人日本ペット用品工業会、メッセフランクフルトジャパン株式会社
- 詳細:公式サイト「インターペット 〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜」
各社の特徴を生かしたセットで記念撮影
ペットイベントの楽しみの一つは、各社の特徴を生かしたブースでの記念撮影ですよね。プロカメラマンが撮影してくれるサービスから、コスプレグッズが使えるものまでさまざま。この日も各ブースで行列ができていました。今回が初参加の日本航空(JAL)は、ブース(2-255)の規模こそ小さいながらも機長のコスプレで撮影ができるセットを用意。29日(ビジネスデー)の参加者がSNSに投稿した写真が話題となり、撮影を待つ行列ができていました。同社は4月2日から提携する動物病院やペットホテルを利用した際にマイルが貯まる「JALペットファミリー」の入会受付を開始する予定です。

JALブース
愛犬情報をもとにしたオリジナルのドッグフードを販売する「レオ&レア」ブース(2-410)では、調理器具が並ぶキッチンをイメージしたセットで愛犬の記念撮影ができます。ワンちゃん用のコック帽を借りれば気分は一流シェフ!?

レオ&レアブース
愛犬とのお出かけにレンタルキャンピングカー
最近は「ペットOK」をうたう宿も増えてきましたが、知らない人や犬が苦手な子、吠え癖が出てしまう子など、宿泊には二の足を踏んでしまう飼い主さんも少なくないと思います。そんな時にオススメなのが、移動も宿泊もできるキャンピングカーのレンタルサービスです。
東4ホールのキャンピングカーエリア
キャンピングカーの購入はなかなかハードルが高いですが、レンタルなら気軽に利用できます。料金は24時間で2〜3万円ほどで、人数で割れば決して高い金額ではないはずです。そういったサービスの中でも、Pet-RVが展示(東4ホール)を行っていたキャンピングカーは、ペット専用。バッテリーで動くエアコンや雨天時も使用できる換気扇、ペット用のシートベルトなど、飼い主さんがほしい機能が搭載されています。

Pet-RVのレンタルキャンピングカー

エアコンはエンジンだけでなく発電機やサブバッテリーで動かすことも可能
ペットのための車から飼い主も楽しむ車へ
キャンピングカーだけでなく、フォルクスワーゲンやボルボ、メルセデス・ベンツなど車メーカーも、ペットを乗せてお出かけしやすい車を提案しています。中でもインターペットでおなじみのホンダからは、ホンダ純正用品の開発・販売を手掛けるホンダアクセスがブース出展(3-323)。「Honda Dog」シリーズからシートカバーや後部座席に設置できるサークル、シフトレバーカバーやキーカバーなどのアクセサリーを展示しています。
ホンダアクセスブース
シートカバーやサークルなどの商品自体は既に販売されているものですが、今回は従来のブルーの色違いとなるグレーをデモ展示しています。これまでのブルーでは車の内装の中で目立ちすぎてしまうという声があり、より内装にマッチした色の製品として、グレーを開発したそうです。担当者によると、来場者の反応も見て一般販売を決めるそうです。

小・中型犬用のシートサークル(グレー)

車外飛び出し防止リードが付属
また、ペットだけでなく飼い主も楽しめるアクセサリーをということで、肉球をデザインしたシフトレバーカバー(ペットセレクトノブカバー)やキーカバーも展示。ぷにぷにとした肉球の触り心地を楽しむことができます。中でも今回の密かな目玉はキーカバー。なんと犬の肉球ではなく猫の肉球がデザインされ、カバー自体もハチワレや三毛などの模様がデザインされたカバーをデモ展示。犬の飼い主さんだけでなく、猫の飼い主さんも楽しめるアクセサリーを提案していました。

シフトレバーカバーとキーカバー

猫デザインのキーカバー
保護猫に会えるネコバスが登場
ネスレピュリナペットケアブース(1-216)では、猫耳が付いて一際目を引く「ネコバス」を展示。車内で保護猫カフェ「ネコリパブリック」とコラボしたVRコンテンツが体験できます。
ネコバス
専用のゴーグルとヘッドホンを装着すると、約10分ほどの映像コンテンツが楽しめる仕組み。最初に保護猫の説明があり、その後は車内に保護猫がいる状態を擬似体験することができます。出演する猫たちはネコリパ岐阜店で新しい家族を待ってる保護猫たち(※すでに譲渡された猫もいます)。VRを利用することで猫たちに負担を掛けることもありませんし、まるでそこにいるかのように伸び伸びとした自然な様子を見られる画期的な仕組みですね。

VR体験をする様子。そこに猫がいるようです

二重扉も完備し、車内で実際に猫がいる譲渡会を開催することも可能
だんぼっちがまさかのペット向けに
バンダイナムコグループのVIBEのブース(1-355)では、段ボールを使うことで手軽に防音室を設置できる「だんぼっち」シリーズのペット向け製品「だんぼっちワン」をデモ展示。ケージにかぶせることで30dbほどの防音効果があるそうです。吠え癖があり、ご近所さんが気になって留守番させるのが心配という飼い主さんの利用を想定しています。
だんぼっちワン
換気用のファンが付いているので、中にいるワンちゃんは快適に過ごすことができます。静かな空間に安心して、外の音に反応して吠えるということが無くなる効果も期待しているそうです。製品自体が段ボールでできていますので、大型のケージでも手軽に設置できるのがウリ。来場者の反応を見ながら製品化を検討していくとのことでした。
蓋をすると録音した吠え声が小さくなるデモ
土日もイベントが盛りだくさん
土日のインターペットはさまざまなペットイベントが企画されています。31日(土)には、「キッズ獣医師体験」(東3ホール)やヒューマン・ドッグ トレーナー須﨑大さんと元WBA世界ミドル級チャンピオンでタレントの竹原慎二さんとのトークイベント(東2ホール)。1日(日)には特設ステージにて、ペトこと専門家ライターとしておなじみ佐藤先生の「ニャン学セミナー猫との暮らしの始めかた」や一般社団法人つむぎによる「第5回ペットメディア・プロジェクトファッションショー」などが企画されています。ぜひ参加してみてください。関連リンク:「インターペット 〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜」