
【コルクの日常】第六話:「おいで」じゃ来ない犬を呼ぶ、魔法の言葉
愛犬との日常の中で起こる「あるある」をテーマにした4コマ漫画。第六話では「おいで」をテーマにしたお話です。第四話と登場人物は変わらずに、コーギーの「コルク」を飼っている男性とフレンチブルドッグの「ミント」を飼っている女性が登場します。「おいで」って言っても来ない犬。名前を呼んでも無視する犬。飼い主さんによっては「あるある」なお話だと思うので、ぜひ自身の愛犬と照らし合わせながら読んでみてくださいね♪




「おいで」で来ない犬についてドッグトレーナーからコメント
「おいで」で来ない。呼んでも来ない。ということは意外とよくあることです。そして、「ごはん」や「おやつ」「ボール」「お散歩」など全然関係ない言葉にはよく反応するというのも「あるある」です。飼い主さんにとっては、「何で全然関係ない言葉なのに……」と思うこともあるかもしれませんが、それは犬の学習方法が私たち人間とは違うからなのです。私たちは言葉自体に意味を持ちますが、犬は言葉ではなく「音」とその後に起こった出来事を関連付けて覚えているだけなのです。そのため、「ごはん食べる?」の音(言葉)に良く反応するのは、その音の後に必ず「ごはんがもらえる」「良いことがある」から。一方、名前や「おいで」で来たり来なかったりするのは、呼ばれて行ったら怒られたなど「過去に嫌なこと」や「良いことが起きなかった」という経験から、行くのをためらっているからなのです。
どんな状況でも呼べばすぐに戻ってくる「呼び戻し」は、とても大切なしつけになります。コマンドは「おいで」に限定せず、「ごはん」でも構いません。ただ、犬は「ごはん」の後に良いことがあると思っているので、「呼んだだけ」にならないように毎回ではなくてもご褒美をあげてあげましょう。いつもご褒美がなく期待だけさせていては、そのうち「ごはん」にも反応しなくなってしまいますので注意が必要です。
来週もお楽しみに♪
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