
三連休は社員犬コルクとアルのお泊まり合宿!【今日のシロップ】
こんにちは、ペトこと編集部の長根です。7月の三連休皆さんはどのように過ごされたでしょうか? シロップでは社員犬コルクが私の家にお泊まりしました。社員犬のアルとコルクの3日間の様子を紹介します。
コルクは社員犬としていつもオフィスでスタッフと一緒に過ごしています。ときには遊んでもらったり、食べ物をおねだりしてみたりと甘えん坊の2才児コルク。
そんなコルクを金曜日の夜から火曜日の朝までお預かり。アルと仲良くできるか少々不安になりつつも、コルク合宿スタートです!
![リュックから出ない犬]()
帰ってすぐに、アルとコルクを連れてお散歩へ。アルもコルクもいつもの散歩とは違うので、散歩が大変でした(笑)。コルクは家の中を一通り探検した後は我が家のようにくつろいでいました。一方アルは、突然自分の家に来たコルクに少々不満そう……。
![なでてもらう犬]()
![不満そうな犬]()
そんなコルクを金曜日の夜から火曜日の朝までお預かり。アルと仲良くできるか少々不安になりつつも、コルク合宿スタートです!
13日 突然のお泊まりにドキドキ
コルクを連れてタクシーで帰宅。タクシーの中ずっとおとなしくしていたコルクですが、だんだんと不安になってきたようで、クーンクーンと鼻鳴きし始めました。なんとかなだめつつ家に着いたのですが、知らない場所にリュックから出るのをためらっていました。
帰ってすぐに、アルとコルクを連れてお散歩へ。アルもコルクもいつもの散歩とは違うので、散歩が大変でした(笑)。コルクは家の中を一通り探検した後は我が家のようにくつろいでいました。一方アルは、突然自分の家に来たコルクに少々不満そう……。

母になでてもらうコルク

間に割って入ってきたりはしないけど、静かに寂しいアピールするアル
14日 アルとコルクを連れてドッグランへ
昨夜はあっちこっち行って大変だった散歩も、すぐに上手になりました! 家の中だと仲良くできない2匹でも散歩のときは並んでお散歩♪
ドッグランに着くと、アルはいつも通りマイペースに散策。基本的に他の犬とも人とも遊びません。コルクは犬も人も大好きで、さっそく挨拶して回り、楽しそうでした。そんなアルも仲の良い人には大喜び! コルクとアルに会いに来てくれた友だちに尻尾ブンブンで飛び付いていました。普段なかなか会えない人でも好きな人のことはちゃんと覚えているんですね。

人に対しての反応に差がありすぎるアル。でもこのギャップがたまらなかったりもする。

挨拶が終わって休憩するコルク
コルクは家に慣れてきたものの、私しか頼れる人がいないので「後追い」と「見えなくなると鼻鳴きする」という行動が目立ちました。普段、スタッフのみんなと一緒にいるのでその分寂しさを感じやすいみたい。
アルもたまに鼻鳴きするけど、ひとりの時間も欲しいタイプです。基本はクレートか妹のベッドの下に潜り込んで過ごしています。
15日 慣れてきたらわがまま全開
昨日は朝の7時に出てすでに暑かったので、今日は1時間早く行ってきました。道中写真を撮りながらドッグランへ。

写真を撮ろうとしても2匹の視線が合わない(笑)

カバの銅像に挨拶するコルク

アルは怖がりなのでこれ以上近付けません(笑)
どろんこになって遊んだコルクと、埃っぽくなったアルを連れて帰り朝からシャワー。お風呂場が広いわけじゃないので、同時に入れることを断念。交代でシャワーして、ドライヤーは2匹同時に。

ドッグランではしゃいで、シャワーにブローとくたくたの一人と2匹は朝からお昼寝。


夕方になり、元気になったコルクは遊んでほしくて要求吠え。でも残念ながら誰も相手にしてくれません。これもトレーニングの一貫。
人が多いオフィスでは休憩中のスタッフがかまってあげることがありますが、このままでは要求吠えがエスカレートしてしまうので、家族に協力してもらってバースト覚悟で消去手続き。要求吠えのしつけはこのバースト(一時的に今までよりも吠える回数が増えること)を乗り越えるのが大変です。数日でバーストが収まることはないので、合宿終了してからも続けないと意味がありませんし、吠えさせない工夫をすることも大切です。
16日 みんなで朝寝坊……。家の中でトレーニング
いつもと違う生活にみんな3日目にして疲れが見え始め、寝坊はするし、アルは嘔吐するしで、朝のお散歩は中止。2匹とも家ではトイレをしないので、トイレ出しだけ行ってお散歩は夜行くことにしました。とはいえ、コーギーのコルクは元気いっぱい。このままでは吠えの嵐になってしまうので、一つゲームを教えてあげることにしました。
今回教えてあげたのは「クリッカー」です。ボタンを押すとカチッとなる道具で、あらかじめフードと音を関連付けて教え、正しい行動、してほしい行動のときに褒める変わりにクリッカーを鳴らし、ご褒美をあげます。
クリッカーを教えるのはいいけど、何を教えようかなといくつかチャレンジしてみることに!
ステップ1 ブタさんに触ろう
オフィスから持ってきたコルクのおもちゃ「ブタさん」に触ることを教えます。ブタさんを見たらカチ、ブタさんに近付いたらカチ、体の一部がブタさんに触ればカチ……。という具合に教えてみると、フード欲が強いコルクは本領発揮! 飲み込みが早いです(笑)。あっと言う間にステップ1クリアです。
ステップ2 ベルを鳴らそう
休憩を挟んで次は呼び鈴鳴らしに挑戦! これはアルに覚えさせようと買った犬用の呼び鈴。アルは乱れ打ちしますが、コルクはどうかな〜。鼻で鳴らしたり、手で鳴らしたりとってもかわいい動画が撮れました☆
ステップ3 ボールを持ってこよう
すっかりクリッカーに味をしめたコルク。ブタさんに触ったり、ベルを鳴らしたりと「フード、フード‼」と催促がすごい(笑)。要求の仕方は吠えだけじゃないことがわかってきたかなーと思いつつ、時間を空けて次のゲームを。今回は難易度高め。まずはこれまで同様にボールに触ることを教えます。その後は足で触ってもクリッカーは鳴りません。鼻や口で触ったときのみ鳴らします。「ボールに触ったときに少しでも口が開いたらカチッ」「ボールが浮いたらカチッ」「ボールを持って歩いたらカチッ」と少しずつ目的の行動に誘導します。
完璧に「持ってきて」ができるまではもう少し練習が必要ですが、ボールを持ってくることが理解できたコルク! 1日で3種類の行動を覚えることができました☆
成長を感じた三連休
翌日、コルクと一緒にアルも出勤することに。アルはコルクが自分のクレートなどに近付き過ぎると唸っていたので、オフィスでどうなるかドキドキ……。心配でしたが、アルが行きたがっているなら連れて行きましょうと、三連休での2匹の変化が見れるかなと少しワクワクしながら会社へ。案の定、コルクは「遊ぼう!」とアルに吠えて要求。アルは耳を伏せて顔を背けて拒否(笑)。今まで唸っていたアルだけれど、無視するのが得策だと気付いたようで、「犬ってすごいなー」と改めて実感しました。

犬によって育った環境はそれぞれ違いますし、性格も違います。今年で4歳になるアルと2歳のコルク。年齢によってもはっちゃけ具合は違いますし、楽しめるメンバーや環境も犬によって違います。いつどんな経験ができるかは犬の育成とっても大事なことです。今回の合宿はコルクにとってもアルにとっても、ためになった三連休だったと思います。