
「もなか」がくれる幸せ|きっと与えるよりも与えられてる【愛犬ライフ取材 Vol.1】
「ペットは家族」という考えが浸透し、今や我が子同然のような存在にある犬猫たち。新連載「愛犬ライフ取材」では、愛犬との暮らしの様子や愛犬のためにしていることなどを、取材して紹介していきます。第1回は、愛犬ラブラドールレトリーバーの「もなかちゃん」と暮らす石山さんご夫妻のお家を紹介します。
- 取材DATA
- 撮影日:2018年5月某日
- 場所:東京都
- 住まい:戸建て
- 名前:石山さん
- 愛犬:もなかちゃん(♀4歳、ラブラドールレトリーバー)
もなかちゃんとの暮らし
ラブラドールレトリーバーの「もなかちゃん」と暮らす石山ご夫妻。家では基本的に室内で自由にさせているというお家にお邪魔させていただき、もなかちゃんとの暮らしの様子を取材させていただきました。お家の中に入ると早速、もなかちゃんがお出迎え。しっぽをブンブン振ってご挨拶してくれました。

奥さま:犬を飼っていない人が来たらやっぱり臭うんでしょうけど、うちではソファーの上もOKにしているんです。ですが、2階の寝室には行かないんですよ。
取材中も自由に動き回れる中、本当に2階には上がらないもなかちゃん。興味がないのか、階段が怖いのか……しつけをしたわけでもはなく2階には上がらないというもなかちゃんは、夜は1階の部屋でクレートやベッドで眠っているそうです。

もなかちゃんが、楽しみにしていること
もなかちゃんが毎日楽しみにしていることは、ごはんとお散歩!「ごはんが好きで、開けるとくるくる回ってすごいんです。毎日同じごはんを食べて飽きないのかなって思いますけど」
石山さん家では災害時のことも考えて、ごはんは必ず1週間分はストックしているように気を付けているそうです。大型犬となると、1回の食事の量も必要です。もしものときのことを思うと日々の準備が大切ですね。
お散歩はお気に入りの公園で
お散歩もご主人がお休みの休日は、いつもよりたっぷりお散歩してもらっているという、もなかちゃん。ご自宅の近くには、緑豊かな公園がありお散歩にはピッタリだと、案内していただきました。
散歩が大好きなもなかちゃん。公園へ行くまで、ぐいぐいお父さんを引っ張りあちこちにおいを嗅いでいました。
4歳になって落ち着いてきたもなかちゃんですが、散歩中の引っ張りや拾い食いには今でも少し手を焼いていると話してくださった奥さま。実は、過去に散歩の引っ張りが引き金で腱鞘炎になってしまったことがあったそうです。
奥さま:今の家は越してきて2年目なんですけど、横浜で2年半くらいもなかと過ごしました。前の方が川もあってお散歩コースとしては良かったですね。でも足腰はその2年間で鍛えられました(笑)。
もなかちゃんと散歩をするようになってドッグランへ行くだけでなく、もなかちゃんと一緒に行けるドッグカフェなど行動範囲が広がり、体も鍛えられたとお話を伺いながら公園へ。

お父さんを見上げるもなかちゃん
この日、石山さんのご厚意で社員犬アルも取材に同行させていただき、一緒に公園をお散歩
もなかちゃんとの出会い

奥さま:もともと犬を飼いたいという話はしていたんです。でも主人は柴犬が好きで、私はずっと姉の家でゴールデンを飼っていたので、柴犬とゴールデンの間をとってラブラドールにしたんです。
インターネットで子犬を探していて、レトリーバー専門のブリーダーさんを見つけて、すぐに会いに行きました。
お母さんは黒ラブでお父さんがアメリカのチャンピオン犬で真っ白のラブで、その時11頭も生まれていたんです。女の子の方が育てやすいかなというのとイエローの毛色がよかったので、黒い毛色の兄弟が多かったのもあって必然的に「もなか」に。

右から2番目がもなかちゃん
まだ生まれて1カ月くらいで、会いに行って即決でした(笑)。それで家に来たのが2カ月の頃です。でもラブラドールがこんなにやんちゃだって思わなくて、ゴールデンと同じ性格でただ短毛なだけだと思っていて(笑)。そしたら激しくて激しくて、でもたくさん食べてくれるから心配はないんですけどね」

お家に来たばかりのもなかちゃん。ぽんぽこりんのお腹がかわいいです♡
子犬の頃はとってもやんちゃだった「もなか」ちゃん
子犬の頃のもなかちゃんはとってもやんちゃだったようで……。人が好きで、すれ違う自転車に飛びつこうとしたり、車も怖がることなく向かって行ってしまうなど、好奇心旺盛ゆえに大変だったこともあり、きちんとしつけを考えるようになったそうです。
奥さま:3〜4カ月頃かな、警察犬訓練所に通いで行っていたんですが、そこでもまだちょっと問題行動があったので別の訓練士さんに1カ月くらい預けていました。寂しかったけど、週末には帰ってきてくれていたので。

ご主人:でも預けてよかったです。続けていなかったらっていうのは比べられないからわからないですが。
よく家具をかじるとかテレビのリモコンをかじるとかよく聞くけどそういうのは全然なかったですね。
奥さま:少し椅子の脚をガリガリした時があったけど歯が痒い時だと思うし、全然問題ない方だと思うんですけどね家庭犬としては(笑)。
無意識にいつも「もなかちゃん」のことを考えている
取材中、「もなかちゃんのためにしていることはありますか?」と伺うと、「この家は中古なので特に犬仕様にはしてないんですが、ここだけフローリングで滑るのでつい最近このラグを買ったんです。興奮すると回って滑ってスライディングして……それが絶対後ろ足に良くないなと思って購入したんですけど、今はもなかのお気に入りですね」と答えてくださった奥さま。
ラグの上で遊ぶもなかちゃん

距離感がありつつも仲良しのもなかちゃんとアル
お話を聞いていると「もなかちゃんのためにしてること」まだまだありました!
お留守番中が心配で
奥さま:もなかは家の中ではトイレをしないので、特にお留守番の時間には気を付けていて、6時間を過ぎないようしています。共働きの家庭が増えるなど、お留守番をしなくてはいけない時間が長くなっている中、お留守番の時間が長くならないようにし続けている石山夫妻。
奥さま:それでも、ひとりでお留守番は寂しいかなとも思ったりして、ラジオを付けて出掛けることもありました。今までお留守番の時は大きめのクレートだったんですが、Furboを買ってからは安心してフリーにすることができています。


奥さま:最初はフリーでのお留守番は心配だったんですが、スマホで見ててもずっと寝ているだけで何もしてないんです(笑)。たまに、Furboを使って声をかけて、連発しないようにおやつをあげてみたりして、お留守番時の不安が減りましたね」


Furboのおかげでお留守番の不安も軽減
中古のお家にサンルームを
もともと海外式の造りの家で、家の中で隣の家の続き路があるご自宅。その通路の横に日向ぼっこしたり、お茶ができたりするスペースがありました。ご主人:もともと中古で転居したときは無くて、後から造りました。横浜に住んでいたときよりも小さいんですが、ここで日向ぼっこしたりモナカのためにもいいかなと思って。
