アメリカには「犬を職場に連れて行く日」がある!? みんなが考えるべき意外な目的とは

アメリカには「犬を職場に連れて行く日」がある!? みんなが考えるべき意外な目的とは

アメリカには「Take your dog to work day(犬を職場に連れて行こう!)」があるんです。このイベントは犬を飼っていない同僚に、犬の素晴らしさを伝えることが目的ですが、もう一つ、「シェルターにいる動物たちを家族に迎えるきっかけにする」という目的もあるんです。そのため、取り組みに参加する企業は毎年増えているそうです。今回は、実際にオフィスで愛犬(猫を連れている方もいるようです)と仕事をする人たちを紹介しながら「Take your dog to work day」について説明します。日本でも、こういったイベントが「人が動物と共に生きる社会」を考えるきっかけになったら素敵ですね。

「Take your dog to work day」って何?

皆さんの愛犬は、皆さんがオフィスで仕事をしている間、家でお留守番しているというのがほとんどだと思います。でも、もし愛犬と一緒に通勤できて仕事をしている間も一緒にいることができたら……? どんなに素敵なことでしょう。

アメリカの「Take your dog to work day」というイベントは「Bring your dog to work day」としてイギリスで生まれたものでした。1999年にアメリカでペットシッターのプロフェッショナルを育成する企業ペットシッター・インターナショナル(PSI)が毎年「父の日」直後の金曜日に実施するイベントとして提唱すると、欧米を中心に浸透していきました(※)

※「Bring」は強いて言うなら職場に「持ち込む」のニュアンスですが「Take」で「連れて行く」ということで、イベント名の意味合いは同じです。

#ParamountPups #takeyourdogtoworkday #lifeatviacom #happydog

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ペットフレンドリーな職場は生産性が向上する

ペットと一緒に出勤することで「愛犬は日中どうしているかしら」という心配がなくなるだけではなく、犬を飼っていない人々・同僚に、犬と共に生きることの素晴らしさを伝えることができます。実際、犬の存在が従業員に良い影響を与えて生産性の向上につながるという調査結果も報告されています。

犬がいることで従業員のストレスが軽減されだけではなく、チームビルディングにも貢献してくれます。特にアメリカではこのイベントを取り入れる企業が毎年増えており、ペットフレンドリーな職場環境が従業員のベネフィットになるとして注目されているのです。


保護犬猫を迎える文化をつくる

PSIがTYDTWデーで目指すのは、ペットフレンドリーな環境を作ることだけではありません。シェルターなどで保護されている動物たちのことをより多くの人に知ってもらい、家族に迎えることを考えてもらう機会でもあるのです。この日は多くのチャリティー活動も実施されています。

2018年の「Take your dog to work day」を紹介します♪

TYDTWデーとして20周年を迎えた今年6月22日(金)も、AmazonやGoogleなど多くの著名な企業からアメリカ軍や連邦政府のオフィスまで、愛犬と一緒に仕事をする人々が多く見受けられました。Instagramでもハッシュタグ「#takeyourdogtoworkday」で愛犬と出勤する様子が投稿されていますので、いくつか紹介します。



「PC長時間お疲れさま……。そろそろ小休憩なさったらいかがでしょうか?」


「ママのお仕事やっておいたよ」


「営業成績V字回復後また急落。今後の戦略どうするか……」

(愛犬と一緒だと思わずいいアイデアが浮かびそう)

スポーツウェアブランド「Tail Activewear」のオフィスにて

忙しくお仕事しているときも2匹がじっと見守ってくれています。デッドラインのプレッシャーにも強くなれる?

It's #takeyourdogtoworkday and we are hard at work at the @tailactivewear office!

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「保安官のお仕事お疲れさま! 応援してるよ」


「ちょっと狭いけど、ママの近くにいられるのが一番だよ」


カーネギーメロン大学の研究室で緊急会議。世紀の大発見!?


「DJのミキシングって大変なんだね」


「応援しています。ボクはここから」




オーストラリア・クイーンズランドの不動産会社CoronisはYouTubeに「Take your dog to work day」の様子を公開しています。人がペットベッドで寝ている様子も!?


アメリカ・シアトルのAmazon本社では毎日が「Take your dog to work day」です! なんと6000匹ものワンコたちが職場に来ているそうですよ。


ペットシッター・インターナショナルは「Take your dog to work day」を導入するためのガイドブックをHPで紹介し、さらに多くの企業の参画を求めているほか、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSに多くの人々がTYDTWデーの様子を投稿してもらうことで認知拡大を目指しています。

日本にもペット同伴可の企業がある!?

ちなみに、日本では「Take your dog to work day」という言葉こそ知られていませんが、社員犬・社員猫制度を導入している企業は少しずつ増えています。

日本オラクルではオールドイングリッシュシープドッグ社員犬キャンディが毎週水曜日に出勤して社員や来訪者を癒やします。ロイヤルカナンなどで知られるマースジャパンでは1日に3匹のペットが出勤でき、キャットルームも常設されています。

ちなみに、ペトことを運営するシロップも社員犬・社員猫をオフィスに連れてくることができるんですよ♪ 日本でも「Take your dog to work day」を導入する企業が増えるといいですね。

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