
【EDITOR'S LETTER】2019年12月|ペトこと編集部の「2019年の振り返り」を紹介します。
こんにちは、編集長の山本です。2019年も今日で終わり。あっという間でしたね。ペトこと編集部は今年もいろいろなことがありましたので、今回は編集部みんなで2019年を振り返ってみようと思います。
2019年12月のEDITOR'S LETTER
今月のテーマは「2019年の振り返り」。編集スタッフたちはどんな1年だったのでしょうか? 今回は特別にペトこと専門家ライターでもあり、ペトことを運営するシロップの社外取締役でもある獣医師の佐藤先生からもコメントを頂きましたので、あわせてご覧ください!
ペトことは今年3周年を迎えました。編集部に新しいメンバーを迎えることもでき、特集企画やInstagramでの情報発信など、みなさんにお届けしたいと思っていたことが今まで以上にできるようになった1年だったと思います。でも、僕たちが目指すゴール「人が動物と共に生きる社会」への道のりを考えれば、やっと1%が終わったくらいです( THIS JOURNEY 1% FINISHED)。日本中の飼い主さんに、「ペットのことならペトこと」と言ってもらえるように、もっともっとワクワクして、困ったときには役立つ情報をお届けしていきます。2020年も、みなさんのペットライフが素敵なものでありますように。

2019年はシロップに入社した年でもあり、自分にとって「ご縁」に恵まれた年だったと思います。同僚はもちろん、専門家・ライターのみなさま、読者のみなさま、社員犬猫たち……とたくさんお世話になりましたので、2020年はご縁を大切にしながら「感謝」を伝えていけたらと思います!

気づけばあっという間にもう12月。今年の抱負も決めきれないまま年を越すことになりそうです......。そのくらい、スピードのある1年だったと感じています(いいわけです)。今年はとにかく犬猫に囲まれた年でした。毎日、犬猫のことを考え、今の自分にできることを実行し、オフィスでは可愛いモフモフたちに癒やされ、私の隣にはいつも愛犬がいて。この上ない幸せをくれる全ての犬猫たちに、私も幸せを届けたいと強く思う年末です。みなさま、良いお年を!

この1年、自身の環境がガラッと変わり、2019年を一言で表すと迷うことなく「怒涛」ですね。そんな変わりまくる環境の中でも、いつでも健康体でそばにいてくれた愛犬8(ハチ)には感謝しかありません。オリンピックイヤーでもある2020年は、今年以上に新しいことに挑戦する年にしたいと思っています。やろうやろうと思ってできていなかった、ぬか漬けや本格カレー作りに、マラソン。「時間がない」を理由にせず、どんどんトライしていこうと思います!

今年はオフィスの移転から始まり、よりペットと暮らす方のライフスタイルにフォーカスした特集のスタート、「PETOKOTO FOODS」のリリースなどと続き、あっという間の1年でした。ペトことを通して、たくさんのみなさまとのつながりができ、とても幸せな年でした。ペトことを読んでくださったみなさま、関わってくださったみなさま、ありがとうございました。来年も、みなさまのペットライフに寄り添うことができるメディアでありたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。それでは、良いお年をお迎えください!

2019は、急に「猫の人」になった1年でした! シロップにジョインしたのが今年の夏なのですが、その前に個人で@coony_illustという猫のイラストアカウントを始めたのも今年なんです。ペットはもともと身近だったものの、こんなに自分が動物づくだなんて2018年には予想もしていませんでした(笑)。決して計画的とは言えない人生設計ですが、自分が良いと思うことには愚直に生きているので、この流れを自分なりに楽しんで、自分らしさやスキルに磨きをかけていきたいなと思います!

生まれて初めて元号が変わる瞬間を迎え、自分自身も影響されたのか(笑)、考えや価値観がジワジワと変わっていくことを実感した年でした。今まで大事にしてきた「好きなこと」や「一生懸命やりたいこと」の領域が広がり、優先順位が激変! 頑なに手放さなかったファッションメディアの仕事から、シロップのミッションに共感し、サービスに惚れ込み……ペットメディアへと転身することになった2019年でした。私が体験したように、日本中の飼い主さんにシロップのサービスに惚れ込んでもらうことが来年の目標です!

2019年を振り返ると、「家族が増えた」1年でした。シロップのメンバーも7人から17人に増え、コルクと妻の大久保家が誕生しました。これからも家族を大切にしながら、犬や猫とのペットライフを家族の在り方の一つにすることに貢献していきたいと思います。2019年の目標だったコルクと登山、フルキャンプも達成し、来年はコルクとスノーシューにチャレンジしたいと思っています。みなさんも良いお年をお迎えください!
佐藤貴紀(獣医師)

2019年のニュースを三つほど紹介したいと思います。まずは明るい話題から。「愛玩動物看護師法」が成立し、早ければ2023年に第1回の国家資格が行われ、国家資格者である愛玩看護師者の第1期生が誕生する可能性があります。賛否両論あるかと思いますが、動物の命を扱う上で、国家資格者が手技を行うことは必ず動物のためになると考えています。どの業界でも働き方改革で人手不足の問題があるだけに、動物業界としても国家資格者を増やし、目に止まる業界にすることで人の流れもできるのではと思っています。なにはともあれ、自分としてはとても良いニュースだと感じました。
暗い話題としては。犬猫殺処分が3.8万匹と減少傾向はあるものの、まだまだ0が遠いと感じています。ペットと暮らさない世帯数が増えてきたという報道もなされ、猫は微増ではあるものの、犬ではとうとう900万頭を切る頭数まで減少しています。ペットが住みにくい環境や経済的な理由が背景にあると思います。子供のときから動物がいることが当たり前な生活でしたから、動物を飼いづらくなる環境はなんとかしてあげたいですし、殺処分を減らすという意味でも保護犬猫を飼っていただきたいです。
最後は自分の話題です。動物病院も後継者問題や人手不足により、M&A(会社の合併や買収)や事業承継が行われるようになってきました。私自身も2017年にM&Aを行なっています。決して動物病院そのものが経営困難だった訳ではありません。一番の理由は、抱えているスタッフの最高の環境づくりにありました。
自分で会社をやっているときには30名くらいのスタッフを抱えて運営していましたが、体制を整えれば整えるほどお金もかかりますし、組織力やマネジメント力が必要になります。動物病院運営のみで利益をあげなくてはいけないところは厳しさを増していたように感じます。そこでJVCC株式会社との連携でより良い環境をつくり、最善の医療を提供できると考えたのです。しかし、結果としてこの2年はまだまだスタッフへの恩返しはできていない状況です。来年から新たにJVCC株式会社も合併を行い、株式会社WOLVES Handとなって生き物の命を救い、守り続け、永久に愛される動物病院グループを目指して行きたいと思っています。