【Editor’s コラム】社員犬おこげがダイエットに挑戦!カギは毎日の体重測定

【Editor’s コラム】社員犬おこげがダイエットに挑戦!カギは毎日の体重測定

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こんばんは。エディターズコラムを担当している南雲です。今日は、犬のダイエットについて、ペトコト社員犬おこげの体験記をお届けします。愛犬に健康で長生きしてもらうためには、日々の体重管理が大切です。

健康で長生きしてほしい!愛犬の適正体重について考える


つい、しまい忘れてしまう舌が愛くるしい社員犬おこげ。おっとりした性格も相まってスタッフみんなに愛されています。

しかし、飼い主であるデザイナーの小野は悩んでいました。

「このままで良いのだろうか…」と。

小野が悩んでいたのは、おこげの体のことでした。タプタプした触り心地が最高に気持ち良い、わがままBODYが魅力のおこげですが、このままどんどん太っていったら健康にも良くないし、一緒にお出かけすることも難しくなってしまう......。

ケージにピッタリおさまって寝るのが好きなおこげ

実際、動物病院に来る犬の3分の1が肥満傾向にあると言われており(※1)、とくに肥満予備軍のワンちゃんこそ注意が必要とのこと。

肥満の犬と正常な犬では寿命に2年近い差が出たという研究結果も出ており正常な犬は高齢になって見られる疾患の発症リスクが少ないのだそうです(※2)。

※参照1:「伴侶動物の肥満とその弊害」(ペット栄養学会誌)
※参照2:「Diet restriction and ageing in the dog: major observations over two decades」(British Journal of Nutrition)



そんなこんなで考え悩んでいるタイミングで、ペトコトの社外取締役でもある佐藤獣医師から「ちょっと太り過ぎかな〜」と言われたことをきっかけに、小野はおこげの健康のためにダイエットを決意しました。

そして、ペトコトフーズの開発にも携わっており、ペット栄養管理士の資格を持つスタッフ甲斐にも相談し、
  • 健康で長生きしてもらうためには、適正な体重を維持する必要があること
  • 適正な体重を維持するには、食事管理が重要になること
を知り、早速ダイエットを開始しました。

自分で簡単に肥満度チェック

ボディコンディションスコア(BCS)

愛犬が肥満かどうかは、上記のBCS(ボディコンディションスコア)という指標で飼い主さんが確認することもできます。理想体型は「BCS3」です。

体重の測り方やボディコンディションスコアの確認方法は、獣医師の佐藤先生にYouTubeで解説していただきました。ぜひ以下の動画を参考にしてください。



愛犬のダイエットは「ごはん」の見直しから


まずは、メニューの見直しから。

ペトコトフーズの4つのメニュー(ビーフ・ポーク・チキン・フィッシュ)全てを食べているおこげ。

できるだけ食べる量は減らさずに満足感を保ちつつ、ごはんの時間を楽しんでもらえるようにと考えた小野は、低カロリーで食べごたえのある、フィッシュとチキンに限定してあげることにしました。

(※ペトコトフーズのフィッシュとチキンは100gあたりのカロリー量が低いため、1日の最適カロリー量に対して、ビーフ・ポークよりもたくさんの量を与えることができます)

うちの子の最適カロリーは?

愛犬の体重や運動量などを基に「ダイエットが必要な子」「痩せぎみな子」など、ペトコトフーズでは標準体型を目指したカロリー量を提案しており、愛犬の体重や運動量など10個の質問に答えるだけでその子に合った1日の最適カロリーがわかるようになっています。

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愛犬のダイエット成功のカギは毎日の体重測定


おこげのダイエットを始めて、小野がかかさず行っていたのが毎日の体重測定。

基本的に成犬(肥満ではなく健康な犬)は月に1回の体重測定、子犬は1〜2週に1回は測定すると良いと言われているそうですが、健康的に痩せるためにも、急激に体重を落としてしまうことのないよう小野は毎日の体重測定を実施し、体重の変化を見ながらごはんの量を調整しました。

愛犬の体重、どうやって量る?

人にとって100g・200gの体重の変化はちょっとした差と感じるかもしれませんが、体の小さな犬にとって、それは人にとっての1~2kgの差。おこげのダイエットを決めた小野は、より細かく体重管理をするため、小数点第二位まで表示してくれるペット用の体重計を購入しました。




\ペット用体重計がなければ、人間用でもOK!/
人間用の体重計で量る場合は「抱っこして引き算」をします。
  1. 愛犬を抱えて体重計に乗る
  2. 自分だけ体重計に乗る
  3. 1-2=愛犬の体重
となります。

ダイエットの経過と結果


食事の見直しに加え、毎日のお散歩時間を増やしたり、家の中で一緒に遊んだりと運動する時間も意識してつくった結果、約3週間のダイエット期間で見事減量に成功!

ゴールはもう少し先ですが、焦らず長期的にカロリーコントロールと適度な運動を続けて健康を維持したいと小野は言っていました。

大好きなごはんを食べながら減量に成功したおこげは、どことなく顔もシュッとして以前より軽やかに走り回っているようです。


ちなみに小野は、おこげがチキンメニューのときには自分も鶏むね肉を使ったチキン料理にするなど、愛犬と一緒に食事でダイエットを楽しみ、少し痩せたそうです。


皆さんの愛犬がずっと健康でごはんやお散歩を楽しめる日が永く続きますように。

【動画解説】犬のダイエット

YouTubeのPETOKOTOチャンネルでは、獣医師の佐藤先生が犬のダイエットについて解説した動画を公開しています。あわせてご覧ください。