
亡くしたペットに何をしてあげたかった? 犬と猫の飼い主で異なる結果に
亡くしたペットに会えるなら、何をしてあげたいですか?東京農業大学の研究グループが行ったアンケート調査で、犬の飼育経験者は「あの頃のように、もう一度○○したい」「大好きだった○○をしてあげたい(食べさせてあげたい)」といった懐古的な内容をだったのに対し、猫の飼育経験者は「○○出来なかったから、こうしてあげたい(今度はちゃんとしてあげたい)」「(かつての飼育方法や猫への態度に関して)謝りたい」といった惜別的な内容を回答する傾向があることが分かりました。
研究グループは同大学の学生のうち犬の飼育経験者141人、猫の飼育経験者55人を対象に自由記述式でアンケートを実施。亡くしたペットに対して抱く感情を数値化し、その傾向を探りました。
犬と猫の飼育経験者で回答に懐古的、惜別的な違いが見られたほか、大型および中型犬の飼育経験者は小型犬の飼育経験者より回答文字数が多いという傾向が見られました。研究グループは、「犬の大きさの違いが文字数の違いに影響を与える明確な理由は断定できない」としつつも、日々の散歩や食事など、飼育の大変さの違いが関係しているのではないかと考察しています。
本調査は2013年1月および2014年1月に、同大学農学部バイオセラピー学科1年次後期開講科目である伴侶動物学の受講生を対象に行われました。調査結果の詳細はこちらで閲覧できます。
犬と猫の飼育経験者で回答に懐古的、惜別的な違いが見られたほか、大型および中型犬の飼育経験者は小型犬の飼育経験者より回答文字数が多いという傾向が見られました。研究グループは、「犬の大きさの違いが文字数の違いに影響を与える明確な理由は断定できない」としつつも、日々の散歩や食事など、飼育の大変さの違いが関係しているのではないかと考察しています。
本調査は2013年1月および2014年1月に、同大学農学部バイオセラピー学科1年次後期開講科目である伴侶動物学の受講生を対象に行われました。調査結果の詳細はこちらで閲覧できます。