来年もその先も、イイモノとながく付き合うためのお手入れ

来年もその先も、イイモノとながく付き合うためのお手入れ

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イイモノを買ったのであれば長く愛用したいところ。日々の丁寧なケアがお気に入りのモノを長持ちさせるコツです。年末も間近ですので、これを機に日頃の感謝を込めてお手入れしてみてはいかがでしょうか? 「レザーシューズ」「デニムパンツ」「キャンバストートバッグ」「犬猫用ベッド」のお手入れ方法を紹介します!

レザーシューズのお手入れ

普段のお手入れ

レザーシューズのお手入れ

1. まずブラッシングをして、その日の汚れを落としましょう。

レザーシューズのお手入れ

2. 汚れを落としたら、フレーゲクリームで革を保護しながらクリームを少量と艶を出しましょう。柔らかい布やブラシなどで薄く均等に馴染ませるように伸ばします。

レザーシューズのお手入れ

3. 少し置いてから、柔らかい布またはブラシで磨くと、余分なワックスが落ちて艶が出ます。

※時間がないときは、ブラシでさっと汚れを落とすだけでも十分です。


特別なお手入れ

人間の肌と同様、保湿をすることで革は長持ちします。「普段」のお手入れにプラスして、レーダーフレーゲでオイルを浸透させましょう。

レザーシューズのお手入れ

1. 使用前にビンをよく振ります。

レザーシューズのお手入れ

2. 柔らかい布に少量を染み込ませて、革に馴染ませるように均等にのばします。

レザーシューズのお手入れ

3. 15分ほど休ませてから、柔らかい布またはブラシで磨くと、美しい艶が出ます。



INFORMATION

今回使用した製品はすべてTAPIR(タピール)の製品です。
天然素材だけを使って製品を作り始めたドイツ生まれのTAPIR(タピール)。「本当に必要なものは何か?」―を製品作りの基本としたブランドです。

レザーシューズのお手入れ
画像左から ※今回紹介したシューケア方法はTAPIR(タピール)製品の場合です。シューケア製品によってお手入れ方法は異なります。

デニムのお手入れ

普段のお手入れ

色落ちなどが心配で、デニムは洗わないほうがいいと思っている方も多いかもしれません。実はお手入れしないと、かえって生地を痛めてしまう可能性があります。汚れが気になったら、洗う程度の頻度でケアしていきましょう。

デニムのお手入れ

1. 40℃以下、もしくは常温の水に、水量に対して0.1%のデニム専用洗剤を混ぜ合わせます。

デニムのお手入れ

2. 溶液ができたら、裏返したデニムを入れて単独で押し洗いをしましょう。

デニムのお手入れ

3. 脱水は洗濯機で。1分ほどの軽い脱水を行って汚れを飛ばします。

デニムのお手入れ

4. きれいな水ですすいで余分な洗剤・汚れを落としたら、再度1分ほど脱水を行います。

デニムのお手入れ

5. 水が滴らない程度に脱水ができたら、デニムを裏返したまま筒状にして陰干しをしましょう。

特別なお手入れ

汚れがひどいときは予洗いしてからのお手入れがおすすめです。

デニムのお手入れ

1. 汚れに直接、前処理スプレーをかけます。

デニムのお手入れ

2. 5〜10分後、馬毛ブラシもしくは歯ブラシでしっかり叩いたら、少し時間をおいて普段のお手入れと同様、デニム専用洗剤を使用して押し洗いをしましょう。



INFORMATION

今回紹介した製品はすべてLIVRER yokohamaの製品です。
クリーニングを手掛けていたLIVRERが、試行錯誤しながら衣類のアンチエイジングを可能にする素材に合った衣類用洗剤を開発しました。こだわりを追求した洗濯用洗剤ブランドです。

デニムのお手入れ
画像左から
  • Pre-Wash Spray
    ファンデーションや、皮脂、食べこぼし汚れやスニーカーの汚れなどさまざまな汚れをスッキリオフする万能なプレウォッシュスプレー。/ 内容量:150ml 1,850円(税別)
  • Denim Wash
    形状を保ちながら汗汚れなどを取り除き、ハリ感をキープします。/ 内容量:600ml 3,000円(税別)

キャンバストートのお手入れ

普段のお手入れ

キャンバストートのお手入れ

1. 使用後、中身を取り出して形を整えましょう。

キャンバストートのお手入れ

2. キャンバスなどの網目の素材にはホコリがたまりやすいため、柔らかい毛を持つブラシでホコリなどを払うようにブラッシングをします。

キャンバストートのお手入れ

3. 白生地のキャンバスの軽い汚れはプラスチック消しゴムでも落ちる場合があります(強くこすりすぎると生地を痛めるのでご注意ください)。

特別なお手入れ

特に皮脂汚れがつきやすい持ち手を例に、中性洗剤を使用したお手入れ方法を紹介します。

デニムのお手入れ

1. 乾いた布に中性洗剤をとり、こすらずに叩きます。

デニムのお手入れ

2. 水で洗います。

デニムのお手入れ

3. タオルドライでしっかりと水をとり、シワを伸ばして風通しの良いところで陰干しをしましょう。



INFORMATION

今回紹介した製品はG.B.KENT(ケント)のウール用洋服ブラシ(CG1)。
G.B.KENT(ケント)は、1777年に創業した歴史あるブラシメーカー。18世紀よりイギリス王室御用達のブランドとしても愛され続け、その品質は確固たるものとして世界的に認知されています。

デニムのお手入れ
  • ウール用洋服ブラシ(CG1)
    ウール製品全般にお使いいただけるスマートな形の使いやすい洋服ブラシです。/ サイズ:26×4cm 6,000円(税別)

犬猫用ベッドのお手入れ

普段のお手入れ

粘着ローラーや掃除機を使用して、ベッドに付着した毛を取り除きましょう。ペットの毛や、体温が原因で菌が繁殖しやすい環境のため、日頃から除去しましょう。

一部の汚れが気になる場合は、オキシクリーンカーペットクリーナー ペットによる汚れ用でケアすることができます。

犬猫用ベッドのお手入れ

1. 下に当て布を敷き、気になる汚れにスプレーをします。

犬猫用ベッドのお手入れ

2. 10分ほど置いたら、水拭きをして汚れや水分を吸い取りましょう。

特別なお手入れ

酸素漂白剤であるオキシクリーンに漬ける「オキシ漬け」でお手入れしましょう。漬けている間、他のこともできる簡単お手入れです。

オキシ漬けをするとき、手荒れが気になる方はゴム手袋の着用をおすすめします。

犬猫用ベッドのお手入れ

1. ベッドに付着した毛を一通り除去したら、40~60℃のお湯を用意し、オキシクリーンを入れ、よく混ぜて溶かします(付属の計量スプーンの1杯(※)+お湯4l)。

※1500g商品の場合

犬猫用ベッドのお手入れ

2. 溶液に犬用ベッドを漬け(最大6時間までを目安に)、その後しっかりと水ですすぎます。

犬猫用ベッドのお手入れ

3. 脱水して、天日干しでしっかりと乾かしましょう。



INFORMATION

今回使用したオキシクリーンはグラフィコの製品です。「オキシ漬け」としてよく使われるオキシクリーンは衣類だけでなくキッチンやお風呂場など、家中さまざまな場所のお掃除で使用できる酸素系漂白剤です。

犬猫用ベッドのお手入れ
画像左から
  • オキシクリーンカーペットクリーナー ペットによる汚れ用
    酸素パワーと洗浄力が、ペットのふん尿などによるカーペットに付いた汚れとニオイを取り除きます。/ 正味量:709ml 1,500 円 (税抜)
  • オキシクリーン
    自然界に存在する過炭酸ナトリウムと過酸化水素水を化合してつくられた、オキシクリーン。「酸素の泡」が、服などの汚れを落とし、すっきり洗い上げます。/ 1500g 1,280円(税抜)

イイモノとながく付き合う

人もワンちゃん・ネコちゃんも、お気に入りのモノを長く使えたら嬉しいはず。
新年に向けて、いつもより、ちょっと丁寧なお手入れに挑戦してみてはいかがでしょうか?