ペットショップにいた黒ラブが保護犬になった理由とは 里親になった家族のお話

シリーズ「#OMUSUBIさとおや部」では、実際に保護犬・保護猫を迎えた飼い主さんたちから、迎えた当初の話や現在の様子をお聞きして紹介します。今回は、黒ラブの「ラムちゃん」を迎えたご家族のお話です。

保護犬・保護猫を迎えて幸せに暮らしている飼い主の皆さんは、ぜひハッシュタグ「#OMUSUBIさとおや部」で幸せな様子を教えてください。

犬や猫を飼いたいと思っている方は、この記事やハッシュタグが付いた投稿を参考にして、保護犬・保護猫を迎える選択肢を検討してみてください。姉妹サイト「OMUSUBI」に運命の子がいるかもしれません。週末はいろいろな場所で譲渡会が開催されていますよ♪


molmo1313さんとラムちゃん

今回紹介するのは、黒ラブのラムちゃんを迎えたご家族のお話です。もともとペットショップにいたというラムちゃんですが、どのような経緯で保護犬となり、molmo1313さんに迎えられたのでしょうか?

ラムちゃんとの出会い ラムちゃんは2歳の黒ラブです。一度はペットショップにいたようなのですが、先天性の病気のため、食べ物が胃まで届かず、ほとんど吐いてしまってブリーダーさんへ「返品」されたそうです。その後、「DogShelter」さんという保護団体に保護されました。

黒ラブのラムちゃん
保護されたばかりの頃。預かりボランティアさん宅にて。生後4カ月(2017年8月)

ラムちゃんは預かりボランティアさん宅で暮らしていました。ごはんは一度に多く食べられないので1日何回にも分けて、少しずつあげていたそうです。食道でごはんが止まってしまうので、食後30分ほど縦に抱っこして胃にごはんを送り、体重を増やして手術ができるように努めてくださいました。同時に寄付を募り、生後6カ月で手術が行なわれました。

黒ラブのラムちゃん
預かりボランティアさん宅にて、食後にごはんが胃に届くよう縦抱っこされてます。ボランティアさんがこれをごはんの度にやってくださっていました(2017年8月)

我が家はラブの飼育経験がある事(ラムちゃんは2代目になります)、お留守番が少ない環境、預かりボラさんのFacebookで様子を見るととてもかわいい(笑)等、問題ないと思い問い合わせをしました。

病気と手術の経緯があることを家族で話し合いました。DogShelterさんともお見合い前に電話でしっかり話し合いました。

そしてお見合いをすることになり、家族で預かりボランティアさん宅に行きました。とにかく「ほっそい! ちっさい! でもなんて元気でかわいいの!」というのが第一印象でした。とてもエネルギッシュで、人見知りゼロの人懐こい子でした。

黒ラブのラムちゃん
預かりボランティアさん宅。今もうちにあるベッドです(2017年8月)

お散歩も大好きで、興奮して石などを口に入れてしまってましたが、口に手を入れても噛んだり怒ったりする事なく、きちんと出すこともできました。食事以外の問題はほぼなく、典型的な人好きラブちゃんだったので、経験上うちに迎えても問題ないと判断しました。DogShelterさんも我が家を選んでくださり、8カ月で我が家に来ました。

迎えたばかりの頃 始めは家族全員で毎日一緒に過ごしたいと思い、子供の冬休みに合わせて年末にトライアルをはじめました。ラムちゃんは当時、8カ月で12kgしかありませんでした(20kgあってもおかしくない月齢です)。

でも知らない家でも物怖じせず、遊んでアピールがすごかったです(笑)。当時3歳の子どもとも仲良く遊べましたし、2日後にはソファでヘソ天で寝てました。

黒ラブのラムちゃん
うちに来て2日後(2017年12月)

しかし、まだ吐いてしまうことがあったので、栄養価の高いドライフードをフードプロセッサーで砕き、お湯でふやかし、1日4回に分けて吐かずにしっかり栄養になるようにしました。日々の食事量やうんちの様子、体重などをノートに付けて健康管理をしていました。今も何かあったときや、体重の経緯を書き続けています。

あまりにも細いので、始めは防寒用の服を着せていました。「成犬でなんとか20Kgいけばいいのですが」と話していたのを覚えています。

黒ラブのラムちゃん
お散歩(2018年1月)

一番気を使ったのは誤飲でした。届くところに物を置かないようにし、子供を含めてお片付けをみんなで徹底しました。

アイコンタクトや最低限のコマンド(sit, stay, come, down)はすぐに教え始めました。預かりボランティさんが誤飲を防ぐため、口にしたものを出す練習をされていましたので、引き続き確実にできるようにしました。どれもうちに来て早い段階で覚えてくれました。お利口さんです(親ばか)。

今では……? うちに来て1年半ほどたちました。ドライフードを砕いてあげるのは変わりませんが、今では1日2回の量でも吐かずに完食しています。2歳のお誕生日には犬用ケーキも見事に平らげました(笑)。

ごはんをきちんと食べられるようになり、どんどん大きくなり、体重がまさかの24Kgと標準的になり、保護されたときからお世話になっている獣医師さんも喜んでくださいました。

お散歩中はすれ違うヒトと目が合うと遊んでアピールがすごいので(笑)、今では犬連れではない方でも、「ラムちゃん」と声をかけて可愛がってくださる方がたくさんいます。

黒ラブのラムちゃん
家族旅行@伊豆(2018年4月)

家族旅行も数回行き、今年も計画中です。生まれた環境を思えば奇跡的につながった命です。多くの方々がラムちゃんを助けてくださったおかげで、私たち家族にステキなご縁がありました。本当に感謝しております。

黒ラブのラムちゃん
初めての川遊び(2018年8月)

ラムちゃんが日々、楽しく元気に過ごせることが助けてもらった方々への恩返しだと思います。今日もラムちゃんはヘソ天で寝ています。

黒ラブのラムちゃん
黒ラブのラムちゃん
現在5歳のおねいちゃんと(2019年5月)

不遇な子犬時代を送ろうとしていたラムちゃんですが、助けてくれる人や迎えてくれる人がいて、今ではそんな過去が嘘のように幸せな時を送っているようですね。ラムちゃんのお出かけの様子が気になる方は、ぜひmolmo1313さんのInstagramでご覧ください♪

保護犬・保護猫から飼うという選択肢

ペットショップで運命の子に出会ってしまった方や、憧れの犬種や猫種をブリーダーさんからなど、迎え方はそれぞれですが、一番大事なのは、1匹1匹に愛情を注いで大切に育てるということ。でも、もしこれからペットを飼おうと思っているなら、ぜひ保護犬・保護猫から飼うという選択肢を考えてみてください。


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