
【スタッフコラム】初めての台湾旅行で出逢った犬と猫と音楽と。
こんにちは、シロップ代表の大久保です。先週末、初めての台湾旅行に行ってきました。目的は僕の大好きなMr.Childrenのライブツアー。昨年行くことになってからずっとずっと楽しみで、仕事の励みにもしていました。何かの楽しみのために仕事を頑張ることもとても大切ですね。社員犬コルクはスタッフたちにお世話してもらい、リフレッシュしてきました。今回は初めての台湾旅行をペットライフ事情を交えながらお話したいと思います。
初めての台湾旅行
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台湾は初めて行く国でした。イギリスやフランスに住んでいたこともあり、海外での暮らしはとても好きなのですが、アジア圏にはあまり縁がありませんでした。1年に1回だけ休みがあるならハワイなど南国を選んでいたからです。前職のサラリーマン時代は毎年海外旅行に行っていましたが、シロップを立ち上げてからは一度も行けていませんでした。
4年ぶりの海外旅行に胸躍らせながら、パスポートも更新して、2泊3日の台湾旅行が始まりました。
楽しみ方1:着いて早々、旧正月を体験

運が良いことにこの期間は旧正月の期間。台湾の年末年始の過ごし方も感じることができました。亥年のため、いたるところに豚がいました。

観光地でもある龍山寺では、お詣りをする人たちで賑わっていました。

道中にはワンちゃんも。野良犬かと思いましたが、首輪がついているので「飼い犬なのかな〜」と思いながら見ていると、良い子にしていました(首輪がついていても野良犬の可能性があります。狂犬病の危険性もありますので、触ることはおすすめしません)。
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お腹が空いたところで、まずはやっぱり小籠包。日本よりも皮が薄くて何個でも食べられる美味しさでした。
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この旅で一番ハマったのは、日本でもブームの「タピオカミルクティー」。台湾の現地の人も常に街中で歩きながら飲んでいて新鮮でした。いくつかの店舗でいただきましたが、一番は「CoCo都可」のタピオカミルクティーでした。安くて美味しい。日本ではそこまで安くないかもしれませんが、日本にも進出しているそうなのでぜひお試しください。
楽しみ方2:夜は夜市に繰り出してみる
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台湾の夜と言えば夜市、ということで夜市に繰り出してみました。旧正月で盛り上がっています。
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臭豆腐や八角の匂いに囲まれながら、観光客と現地の人たちで賑わっていました。お店にも飼い犬がいたり、臭豆腐を食べさせていたりと、なかなか刺激的な光景でした。
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楽しみ方3:台湾のペットライフに浸ってみる
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やっぱり気になるのが台湾のペット事情。台湾ではどんなふうに犬や猫と飼い主さんが暮らしていて、病院やサロンはどうなっているのか……。気がつけば、お店を訪れては店員さんや飼い主の方に話しかけていました(笑)。台湾のペット市場も交えながら旅行者目線で現地の感想をお話したいと思います。
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台湾のペット市場は?
台湾の人口は2358万人で飼育頭数は犬が127万匹、猫が28万匹と言われています。日本の人口は1億2680万人で飼育頭数は犬が900万、猫が1000万匹と言われているので日本よりも飼育割合は少ないですが、市場規模としては伸びている成長市場です。「Rakuten Insight」のレポートによると、台湾で犬の所有率は30.0%、猫が17.4%と言われています。実際に街中でも犬が多く、ペットショップやトリミングサロンも多くありました。ペットショップには保護猫や看板猫も多かったです。
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トリミングサロンは「沙龍」と書くことも学びました。

日本と同じくトリミングした子にはリボンをつけるようで、旧正月バージョンのリボンで可愛くなっていました。店員さんに聞くと、日本と同じくトイプードルやチワワが人気ですが、世界的に人気のフレブルやボストンテリアが台湾でも大人気みたいです。
台湾のペットフード市場は?
「ペットフードレポート」によると、台湾のペットフード市場は16%で成長していると言われています。それに伴い、海外からのフードの輸入も倍に成長しており、2007年のUS$67.8 millionから2017年にはUS$161.5 millionまで増加しています。輸入国としてはアメリカが29.7%、タイが27.5%、フランスが12.4%、カナダが8.4%、オーストラリアが7.9%となっています。日本と同じく台湾もペットの健康管理意識が高くお金をかけるようになっており、フードもプレミアムフードの需要が高くなっています。販売チャネルもスーパーやペットショップからEコマースが成長しており、年次20%で増加しています。

実際にペットショップを訪れてみたところ、フードの棚の一番上にはオーガニックなどのプレミアムフードが並んでいました。店員さんにも聞きましたが、健康管理にお金をかける人が増えているそうです。

動物病院も日本と同じくらい清潔感があり、設備も整っている印象でした。
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楽しみ方4:リフレッシュ、リスタートの繰り返し

今回、いろんな場所を訪れる中で、日本と変わらない多くの犬や猫と出会いました。ほんの少しのペットライフしか見ていませんし、実際のペット市場とは異なることもあるかもしれません。しかし、私たちと変わらず、犬や猫を大切に想って暮らしている方がたくさんいました。
少し日本と少し違うかなと感じたことは、雑種も多く、保護犬から迎えることも一般的になっていることでした。街行く中で30代のカップルが中型の雑種のワンちゃんと仲良く散歩していて、あまり日本の都市部では見ない光景かもなと思いました。
台湾では「殺処分ゼロ」の改正法が2015年2月に成立し、公立の動物保護施設での「殺処分ゼロ」が始まりました。ペットショップもありますが、保護施設からの譲渡も進んでいるそうです。
旅行の目的だったライブも本当に感動的で、ずっと楽しみに日々を過ごしてきたからこそ、オープニングから涙が止まりませんでした。こんなに泣けるんだと思うほど、気がつけばほぼずっと泣いていて、あとは笑ってと、本当に楽しい時間でした。音楽、ライブはリフレッシュ、リセットできるものだなと思いました。
そんなこんなでリフレッシュして、シロップでの毎日が始まります。コルクや仲間たちと良いサービスを飼い主の皆さんへ届けていきたいと思います。これからも、いろんな国で暮らす犬猫と飼い主さんたちのペットライフをお届けしていきます。