
【スタッフ紹介】ペトこと編集部に新しい仲間が入りました!
こんにちは、ペトこと編集長の山本です。突然ですが最近、ペトことで獣医療に関する記事が増えてきた気がしませんか? 実は編集部に獣医療記事を担当する新たな仲間が加わったのです。今回は14歳のミニチュアダックスフンド「きなこ」と暮らす、新スタッフの織田沙織を紹介します。

織田が初めてペトことを運営するシロップに連絡をくれたのは、2018年10月のこと。シロップはまだまだ小さなベンチャーですので、タイミング良く連絡をくれた方とお話しをして、アルバイトとして働いていただいたりしながら準備が整ったときに入社してもらっています。
織田も最初はアルバイトのライターとして記事を書いてもらっていました。移転する前の小さなオフィスで机も足りていない状況だったのですが、何もないところから一つ一つ会社を作り上げていくところを見てもらいたかったので、実際にオフィスに来て作業してもらっていました。
面談を何回もして、「会社としてあるべきものがまだ整っていないこと」「足りないと思ったものは自ら作っていかなければいけないこと」を正直に伝えました。それを理解した上で、「働きたい」と言ってくれたことは、非常にありがたかった……という話を今回したところ、そういったベンチャーマインドは「海外に行ったときに培った」と教えてくれました。

織田はもともと新卒で入社したペット保険の会社で働いていたのですが、退職して2年ほどフィリピン、カナダ、南米など海外で過ごしていたという経歴を持ちます。愛犬きなこだけでなく、ペットのために働きたいという想いが常にあったものの、一度海外に出て、その想いがどれだけ自分の中で強いのかを見つめ直したかったそうです。
海外で直面したのは、「困ってるよ」「助けて」ですら口に出し、自ら手を挙げ、動かないと何も始まらないということ。振り返ると前職では「してもらって当たり前感」があったそうですが、自ら動かないとダメだというのを思い知らされたと話します。
そんなベンチャーマインドあふれる織田が頼もしくないわけがなく、それまで「編集長がやらねば」と考えていた獣医療の分野を任せる道が急に見えたことで、仲間になってもらうことが決まりました。つくづく縁あってのことだなと思います。

織田が正式に入社したのはオフィスを移転した今年1月のこと。まだ半年もたっていませんが、もう昔からいる社員のようです。犬猫の健康を願う飼い主さんたちのために、獣医師の先生方から原稿を頂き、読者のみなさんが読みやすくなるよう編集して記事を公開するという仕事を担っています。
これからさらにどんな仕事をしていきたいか聞いたところ、「もっと予防医療に関する情報発信をしていきたい」と話してくれました。
愛犬きなこのこと

「きなこは足が短いのに曲げがち」
織田の愛犬きなこは現在14歳。織田が中学3年生の頃に迎えたブラックタンのミニチュアダックスフンドです。ずっと犬と暮らしたいと思っていたそうで、あるとき里親を探していたきなこを見つけ、一目惚れしてしまったそうです。「写真を見てたら、すっごいブサイクな子犬だったんだけど、目を奪われてしまった……」とのこと。
きなこはブリーダーさんが休業するため里親探しをしていた子で、家族で群馬まで行って迎えることになったそうです。父親はもともと犬好き。母親は反対していたそうですが、迎えてみればよくある話。メロメロになってしまったそうです。
迎えた当初は疥癬(かいせん)や外耳炎など皮膚病に悩まされたそうですが、14歳のおばあちゃん犬になるまで大切に育てられました。休みの日はきなこと一緒に過ごす時間がとても大切だと話していました。

今後もペトことでは「専門家が執筆する」という大原則のもと、犬や猫がより健康に過ごせるように、獣医療に関する記事にも力を入れてお届けしていきます。織田も愛犬きなこのため、読者のみなさんの愛犬・愛猫のために頑張りますので、引き続き、よろしくお願いいたします。