「よかった、運命だね」ローラさんが会いたかった家族【UNI project 1周年】
LAを拠点として活動するモデルのローラさん。帰国した際は国内での仕事を一気にこなすため、分単位のスケジュールが組まれます。それでも時間を作って「どうしても行きたい!」と向かった先は、保護犬だったトイプードルと暮らすご夫妻のお家でした。実は、ローラさんが取り組む「UNI project」で結ばれたご家族なのです。1周年を記念して映像で紹介するプロジェクトの活動記録。第1弾は、保護犬を迎えたご家族とローラさんの交流の様子をお届けします。
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「UNI project」とは
UNI projectは、ローラさんが保護犬・保護猫をハッピーにするために立ち上げたプロジェクトです。「UNI」とはローラさんが迎えた元保護猫ウニちゃんの名前から名付けられました。このプロジェクトでは保護犬猫のことを「知ってもらう」だけではなく、家族として迎えたり、支援したりしてくれる人を増やす目標もあります。現在はInstagramのアカウント「@uni_project330」で保護犬猫マッチングサイト「OMUSUBI」に掲載されている保護犬猫の情報を発信しています。

加藤さんご夫妻×ローラさんのお話
UNI projectでもっくんを見つけたきっかけ
ローラ:気になってたことが、UNI projectをどうやって知ったのかなと思って。加藤さん:私インスタをやっていて、ローラさんのアカウントも見ているんですけど、UNI pjojectの方はあまり見ていなかったんですけど、いいねが来たんです。開けたらもっくんがいたので、「かわいい」と思って。2匹目をちょうど飼おうと思ってたので、それがきっかけで(応募することにしました)。偶然なのか必然なのかがわからない。
ローラ:よかった、運命だね!

ローラ:もっくんはどうして保護犬になったんですか?
加藤さん:初めて飼う方だったらしくて、かわいいからっていって飼ったんですけど、飼いきれないということで。
ローラ:すごい多いんだよね。やっぱりかわいいから飼ったけど、お世話がすごく大変で面倒見きれなくなって、ポイってしちゃったりとかする……。
先住犬むーくんの変化

ローラ:なんで2匹目を飼いたいなと思ったの?
加藤さん:正直一人だとかわいそうかなって。
ローラ:わかる。なんかむーくん嬉しいような感じがする、友だちがこうやって増えて。
加藤さん:そうですね。すごい変化があって。お散歩する時に、もっくんはすごく人懐こいけどむーくんは人見知りだったんですけど、人や犬(のところ)に行けるようになったんです。そういう点でももっくん飼ってよかったなって思って。
ローラ:素敵! よかったねー、もっくんが現れて。(むーくんを見て)嬉しそう〜♪

ローラ:すごく嬉しいことだなと思って。2匹目のワンちゃんほしいって思ってUNIで見て実際にこうやって授かって。
「保護犬って安心なのかな」って言う人も多いから、リアルに授かった子を拝見できてよかったのと、みんなも見てこれで安心したらいいなと思って。よかった、幸せなファミリーに来た感じで。
UNI projectがこだわるのは「ハッピー感」
ローラ:UNI projectはかわいくハッピーな感じで見せていきたいと思って作ったんですけど、もっとこうなったらいいなとかいうのはありますか?
加藤さん:もっといろんな人に知れ渡っていけばいいなっていうのはあります。自分もこの子を迎えてからすごく強く思います。
ローラ:今実は日本では子供の数よりペットちゃんの方が多い(※)って聞いたことがあって。それってすごいことだなって思って。しかも、日本ってペットちゃんを自分の子供のように思う(人が増えている)。日本だけじゃなくて世界中でそうだけど。
もっと保護犬猫のことが知られたらいいよね。もっくんとむーくんがもっと幸せになっていったらいいな〜。
※:総務省統計局によると、15歳未満人口は1538万7千人、日本ペットフード協会によると、犬と猫の飼育頭数は合わせて1855万2千頭。
撮影の裏話
今回のご家族訪問は、実はローラさんが前々から希望していたことでした。今回スケジュールを調整して時間を作ったローラさんは、「実際に元保護犬ちゃんに会いに行って、たくさんの人に幸せに暮らす様子を伝えたい」と相談してくださったのです。加藤さんご夫妻も快く協力してくださり、カメラマンさんも「保護犬猫のためなら!」と準備・編集を進めてくれました。その全ては「保護犬猫と暮らす魅力を伝えたい」というローラさんの想いに全員が共感していたからです。実際にローラさんを仲良く出迎える2匹の姿を見ると、どちらが元保護犬かなんて分かりませんでした。

実は当日、もっくんのご家族だけではなく、@uni_project330でも紹介されている保護団体さんにも足を運びました。ローラさんは、「保護犬猫のために自分にできることはあるのかな?」と悩む人のために何か伝えられたらと、保護活動の現場を訪れたのです。
そこでは、保護団体のスタッフさんたちもびっくりするような出会いが待っていました。
