「りんご猫」って知ってますか? 中野に猫エイズ専門の保護猫カフェがオープン

「りんご猫」って知ってますか? 中野に猫エイズ専門の保護猫カフェがオープン

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保護猫を集めた猫カフェを運営するネコリパブリックが、東京都内ではお茶の水店に続く2店舗目のお店として「ネコリパブリック東京中野店」をオープンしました。この中野店は、保護猫の中でも猫エイズにかかった猫を集めたカフェ。猫エイズへの偏見をなくしてほしいという目的で作られたのだそうです。

「りんご猫」って? 東京中野に新しい猫カフェが誕生

保護猫カフェ

ネコリパブリックは、2022年2月22日までに行政による猫の殺処分ゼロを目標にしている保護猫カフェで、これまでに岐阜や大阪、東京(お茶の水)、愛知に猫カフェをオープンしてきました。そして今年の7月、都内2店舗目として「猫エイズウイルス」に感染した猫だけを集めた中野店をオープンしました。

ネコリパブリックでは猫エイズウイルスに感染してしまった猫を「りんご猫」と名付けています。「エイズ」と聞いて、「人にうつるのではないか」「触ってはいけないのではないか」と思う人も少なくないのではないでしょうか。

実は猫エイズウイルスは人には伝染らず、猫同士でも感染力はそれほど強くありません。感染したキャリア猫でも、大事に飼えば感染していない猫と同じくらい生きることができます。これまでも各地の店舗で「りんご猫」専用の部屋を作り、多くの人との出会いの場としてきましたが、猫エイズへの偏見をなくし、保護猫の譲渡を増やすために「りんご猫」だけのお店をオープンしました。

「たくさんの人に猫エイズの正しい知識を知ってもらい、偏見をなくしてもらいたい」という想いが詰まったお店です。

保護猫カフェ

店内は、目羅画伯による猫とアートをもしたオリジナル壁紙や、さまざまな壁紙が使用されており、フォトジェニックな店内は、「りんご猫」とともに写真撮影も楽しめる新しいコンセプトの保護猫カフェです。公式フェイスブックページは以下のリンクから。


保護猫カフェ

公式ホームページを覗いてみると、かわいい猫がたくさんいる様子を見ることができます。店内で販売している猫アイテムも内装もとても凝っているので、中野に遊びに行ったときはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


保護猫カフェ

店舗概要

  • 名前:ネコリパブリック東京中野店
  • 所在地:東京都中野区中野5-68-9 AKビル3F
  • 営業時間:
    • <平日>14:00~20:00
    • <土曜日>11:00~20:00
    • <日曜日>11:00~18:00
  • 定休日:水・木(祝日の場合は営業)
  • 入場料:
    • <平日>:10分 350円/30分 1100円/60分 1500円/120分 2400円(税別)
    • <土日祝>:10分 350円/30分 1300円/60分 1700円(税別)