【大阪府】愛称募集中! 大阪で動物愛護管理センター新設へ 2017年8月開所予定

【大阪府】愛称募集中! 大阪で動物愛護管理センター新設へ 2017年8月開所予定

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大阪府は8月31日に、動物愛護管理センター(仮称)を2017年の8月に開所することを発表しました。また、大阪府内在住もしくは、府内に通勤・通学されている方を対象に、同センターの愛称の募集も行っています。

同センターでは、譲渡数を増やして殺処分を無くすだけでなく、動物福祉の普及啓発や狂犬病などの公衆衛生の面でも重要な拠点になると位置付けられています。また自然災害などの発生時には被災動物の救護施設とするなど、府民の安心・安全の基盤づくりの役割を担うことを目的に整備されます。

本体施設となる二つのゾーン

同センターの所在地は、大阪府羽曳野市の大阪府立環境農林水産総合研究所の敷地内です。センター内の本体施設は大きく「施設学習型ゾーン」と「自然活用型ゾーン」の二つのに分けられます。

施設学習型ゾーンとは?

施設学習型ゾーンは敷地面積が約9500平方メートル、延床面積が約2500平方メートルの地上2階建てを予定しています。「人と動物との正しいつきあい方を考える」をテーマに、保護動物の飼育・治療・専用運動場がある「動物管理エリア」と保護動物と、実際に触れ合えるコーナーや、飼い方講習などが開ける会議室や相談所、猫の室内飼育体験もできる「動物学習エリア」の二つにわかれています。そのほか施設学習型ゾーンには、しつけ教室などに使用できる多目的広場や駐車場などもあります。

自然活用型ゾーンとは?

自由活用形ゾーンは「自然の中で人と動物の共生を考える」をテーマに、敷地面積約1万平方メートルでイベント広場と自然散策路が整備される予定です。

具体的には何をするの?

同センターでは殺処分される動物をゼロにするため、さまざまな活動が行われる予定です。そもそもの保護件数を減らすために、家族として一生ペットの命に責任を持つことへの普及啓発や、ペットの飼育の相談・指導をはじめ、狂犬病予防対策、動物保護からの返還・譲渡の促進を行います。また、怪我をした野生動物を保護し、自然に戻れるよう治療や飼育を行う施設も設置します。

センターの名前を募集中!

同センターでは、9月1日からセンターの愛称の一般募集を募っています。もっと府民の方に知ってもらい、身近で親しみをもった施設にしたいとのことです。応募資格は、大阪府内在住、在勤、在学の方で、募集期間は9月いっぱい(必着)となっています。対象の方はぜひ応募されてみてはいかがでしょうか?

詳細:大阪府動物愛護管理センター(仮称)愛称募集について