犬のおもちゃ、洗ってますか?放っておくと細菌だらけに!
ぬいぐるみやロープトイなど、愛犬のお気に入りのおもちゃ。放っておくと雑菌が繁殖して健康を害する危険があるため、こまめなお手入れが必要です。また、破損したおもちゃを使い続けることで誤飲や怪我の恐れもあります。チェックもかねて、定期的に愛犬のおもちゃを洗うことをおすすめします。
犬のおもちゃを洗う頻度
犬のおもちゃは、プラスチック製やゴム製、布製などさまざまな素材からできており、どのくらいの頻度で洗えば良いのか分からない飼い主さんも多くいるようです。
犬種や犬の遊び方にもよりますが、基本的には1週間に1度を目安に洗ってあげると良いでしょう。よだれの多い犬種や汚れが目立つ場合は適宜洗ってあげましょう。
夏の時期は菌の繁殖が起こりやすく、原因不明の下痢や嘔吐が増える時期です。できるだけ毎日洗って清潔に保ちましょう。
犬のおもちゃの洗い方
汚れ具合にもよりますが、まずは水やぬるま湯で毛や汚れを軽く落としてから洗濯機や手洗いをすると良いでしょう。
ペットグッズ用の洗剤や重曹、人間用の洗濯洗剤など、どの洗剤を使っても大丈夫ですが、洗剤残りのないように、しっかりとすすぐことが大切です。
また、生乾きは細菌が繁殖したりカビの原因となるため、しっかりと乾かしましょう。
重曹で洗う場合
重曹は犬にとって安全でありながら、犬特有のニオイをとってくれることで多くの飼い主さんの支持を得ています。安全といえど、十分なすすぎとしっかり乾かすことが大切です。以下、重曹を使った洗い方の手順を参考にしてください。
- 水かぬるま湯で毛と汚れを軽く落としておく
- 風呂桶などにお湯を張り、重曹を溶かしておもちゃをつける
- 汚れが酷い場合はもみ洗いをして、お湯を入れ替え再度重曹を溶かしておもちゃを入れる
- 30分〜1時間ほどつけ置きしたらしっかりすすぐ(※洗濯機ですすぎと脱水をするのがオススメ)
- 生乾きにならないよう、しっかり乾かす
風呂桶や、十分なスペースがない場合、ポリ袋などにお湯と重曹、おもちゃを入れてシャバシャバと振り洗いをする方法もあります。
犬のおもちゃで注意すべきは雑菌だけじゃない
手洗い洗浄、洗濯機、熱湯消毒もしている飼い主さんは多いようですが、注意すべきは細菌だけではありません。
遊んでいるうちにおもちゃが欠け、誤飲をしてしまうことも。
胃を傷つけたり、口を切ったりしないように、遊んでいる最中はもちろんのこと、遊んだあとは破損していないかを確認し、壊れたおもちゃは買い換えましょう。
まとめ
犬のおもちゃは1週間に1度は洗いましょう
洗う前に水やぬるま湯で毛や汚れを軽く落としましょう
洗剤残りのないように、しっかりとすすぎましょう
洗ったあとは生乾きにならないようしっかり乾かしましょう
破損したおもちゃは誤飲や怪我のリスクがあるため買い替えましょう
特に甘噛みなどによってできた傷に汚れがたまりやすいので気を付けてください。清潔な環境で幸せに生活できるように、気を配ってあげましょう。