
犬のおもちゃの正しい洗い方は?素材別の頻度・洗剤・注意点まで紹介
愛犬が毎日遊ぶぬいぐるみやロープトイなどのおもちゃ。実はそのまま放置していると、雑菌やカビが繁殖して健康リスクにつながることもあります。この記事では、犬のおもちゃを洗う適切な頻度や、素材ごとのおすすめの洗い方、使ってよい洗剤の種類までわかりやすく解説。新品おもちゃの扱いや乾燥方法もまとめているので、ぜひ今日から実践してみてください。
犬のおもちゃを洗う頻度

犬のおもちゃは、プラスチック製やゴム製、布製などさまざまな素材があり、どのくらいの頻度で洗えば良いのか悩む飼い主さんも多いようです。
犬種や遊び方にもよりますが、基本的には1週間に1度を目安に洗うのがおすすめです。よだれが多い犬種や汚れが目立つ場合は適宜洗ってあげましょう。
特に夏の時期は菌の繁殖が起こりやすく、原因不明の下痢や嘔吐のリスクも高まります。できるだけ毎日洗って、清潔に保つことが大切です。
素材別で洗う頻度の目安をチェック
おもちゃの素材によって、汚れやすさや耐久性に差があります。以下の表を参考に、愛犬のおもちゃに合わせた頻度でお手入れを行いましょう。
おもちゃの素材 | 洗う頻度の目安 |
---|---|
ぬいぐるみ | 1〜2週間に1回 |
ロープ | 週1回 |
プラスチック・ゴム | 2〜3日に1回 |
犬のおもちゃの洗い方

汚れ具合や素材にもよりますが、基本的には水やぬるま湯で毛や汚れを軽く落としてから洗濯機や手洗いをすると良いでしょう。
ペットグッズ用の洗剤や重曹、人間用の洗濯洗剤など、どの洗剤を使っても大丈夫ですが、洗剤残りのないように、しっかりとすすぐことが大切です。
また、生乾きは細菌が繁殖したりカビの原因となるため、しっかりと乾かしましょう。おもちゃを乾かすときは乾燥機の使用は避け、風通しの良い日陰での自然乾燥を基本としましょう。高温や強風により、素材が変形したり破損するおそれがあります。
【おもちゃの素材別】おすすめの洗い方
犬のおもちゃにはさまざまな素材があり、それぞれに適した洗い方があります。素材に合った洗浄方法を知っておくことで、長持ちさせながら清潔に保つことができます。以下に、代表的なおもちゃの洗い方をご紹介します。
ぬいぐるみタイプ
洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うこともできますが、壊れやすいものや音の鳴るタイプは手洗いがおすすめです。
- 軽く汚れを落とし、ネットに入れて洗濯機で優しく洗う
- 音が鳴るタイプは中まで濡らさず、外側を手洗い
- 乾燥は日陰で風通しのよい場所で行う
ロープタイプ
唾液や食べかすが絡まりやすく、雑菌が繁殖しやすい素材です。重曹や煮沸消毒が有効です。
- ぬるま湯1Lに対して重曹大さじ1を溶かしてつけ置き(30分)
- 汚れが強いときは煮沸(5分程度)も可能
- しっかり乾かすことでカビを予防
音が鳴るおもちゃ
中に笛などが入っているおもちゃは、水に濡れると音が鳴らなくなることがあります。丸洗いは避け、部分洗いを意識しましょう。
- 固く絞った布で表面を拭く
- クエン酸スプレー(または食酢を薄めたもの)で除菌
- 濡らす場合は内部に水が入らないように注意
重曹で洗う場合
重曹は犬にとって安全でありながら、犬特有のニオイをとってくれることで多くの飼い主さんの支持を得ています。
安全とはいえ、十分なすすぎとしっかり乾かすことが大切です。以下、重曹を使った洗い方の手順を参考にしてください。
- 水かぬるま湯で毛と汚れを軽く落としておく
- 風呂桶などにお湯を張り、重曹を溶かしておもちゃをつける
- 汚れが酷い場合はもみ洗いをして、お湯を入れ替え再度重曹を溶かしておもちゃを入れる
- 30分〜1時間ほどつけ置きしたらしっかりすすぐ(※洗濯機ですすぎと脱水をするのがオススメ)
- 生乾きにならないよう、しっかり乾かす
風呂桶や十分なスペースがない場合、ポリ袋などにお湯と重曹、おもちゃを入れてシャバシャバと振り洗いをする方法もあります。
オキシクリーンを使う場合の注意点
酸素系漂白剤として人気のあるオキシクリーンは、頑固な汚れやニオイ対策に効果的です。ただし、使用にあたってはいくつか注意点があります。
- 香料や界面活性剤が含まれていない「無添加タイプ」を選ぶ
- 使用量を守り、使用後はぬるま湯で念入りにすすぐ
- 金属製のパーツや、色落ちしやすい素材には使用しない
- 初めて使う際は目立たない場所でテストしてから
オキシクリーンは安全に使えば強力な味方ですが、犬が舐めるおもちゃには「残留成分が残らない」よう注意が必要です。使用後は必ずしっかりとすすぎ、乾燥も丁寧に行いましょう。
犬のおもちゃで注意すべきは雑菌だけじゃない

手洗い洗浄、洗濯機、熱湯消毒などを実践している飼い主さんも多いですが、注意すべきは細菌だけではありません。
遊んでいるうちに、おもちゃが欠け、誤飲してしまうこともあります。
胃を傷つけたり、口を切ったりしないように、遊んでいる最中はもちろん、遊んだあとはおもちゃに破損がないかを確認しましょう。壊れたおもちゃは早めに買い換えることが大切です。
おもちゃの破損チェックポイント
- ほつれや糸のほぐれが出ていないか
- 噛み跡から中身が出ていないか
- 金具やパーツが取れかけていないか
- ロープがほどけかけていないか
- プラスチック部分にヒビや欠けがないか
遊び終わったあとにサッと確認する習慣をつけることで、事故や誤飲のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ

汚れがたまっていると臭いもしますし、目に見えない細菌が繁殖してしまう恐れもあるので注意してあげましょう。
特に甘噛みなどによってできた傷に汚れがたまりやすいので気を付けてください。清潔な環境で幸せに生活できるように、気を配ってあげましょう。
なお、新品のおもちゃも一度洗ってから使うのがおすすめです。工場出荷時の汚れや薬品が付着している可能性があるため、使用前に軽く洗っておくといいでしょう。
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