猫とネズミは仲良し?猫とネズミが仲の良い動画や捕まえて持ってくる理由などを紹介

猫とネズミは仲良し?猫とネズミが仲の良い動画や捕まえて持ってくる理由などを紹介

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猫とネズミは仲が悪いイメージがありますが、メディアで猫とネズミが仲良くしている動画を見かけることもありますよね。猫とネズミは本当に仲が悪いのでしょうか?今回は猫とネズミの関係性や、ネズミを持ち帰ってくる理由について紹介します。

ネズミを捕まえる猫の習性

ネズミのおもちゃをくわえる猫

猫がネズミなどの小さな動物を捕獲して持って帰る理由は、猫の習性と大きく関係しています。

猫の中には「アメリカンショートヘア」や「メインクーン」のように、ネズミを捕るために使役されていた猫もいます。

猫がネズミを捕まえる理由

猫がネズミを狙うのは、肉食動物である猫の捕食行動からです。

猫は人と暮らし始める前から、ネズミをはじめとするさまざまな小動物を狩って暮らしていました。人と暮らし始めてからも、人の食料を狙うネズミを捕らえるために活躍していました。

室内飼育が基本となった現代ではキャットフードが主食ですが「獲物を狩る」という行動は本能として残っています。

狩りの方法は子猫の頃に母猫に教えてもらいながら習得していくため、ペットとして飼われている猫が本能で行動しても「狩りのような仕草」にしかならないかもしれません。

猫がネズミといった獲物を持ってくる理由

猫が獲物を持ってくるのは獲物をおすそ分けしようとしていたり、褒めてほしかったりするなどの理由が考えられます。

悪意があってそのような行動をしているわけではありませんので、叱らないようにしましょう。

ただし、ネズミや昆虫には寄生虫や感染症などの危険がありますので、猫の健康を考えるとあまり望ましい行動でもありません。

猫が大好きなネズミのおもちゃ

猫は本能としてネズミや昆虫などの小動物に反応するため、実物でなくても似たものであれば満足感が得られます。

特にネズミのおもちゃはいろいろな種類が出ていますので、運動不足の解消やストレス発散に最適です。

ねずみのおもちゃ
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猫とネズミが仲良くなれる?

猫が小動物を追いかけてしまうのは本能から来る行動ですが、果たして仲良くすることはできるのでしょうか?

猫とネズミといえば『トムとジェリー』



猫とネズミといえばアニメ『トムとジェリー』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

おっちょこちょいな猫のトムと、頭脳明晰なネズミのジェリーのドタバタをユーモアたっぷりに表現した作品で、2匹のイタズラのやり合いは「猫に追い掛けられるネズミ」という緊迫感などなく、所々に愛がありますよね。

2匹を見ていると、猫とネズミは仲良しなんじゃないかと思えてしまいます。

猫とネズミの仲良し動画を紹介


ネズミと猫が背中合わせで寝転んでいるというなんとも微笑ましい動画です。


ネズミは猫に興味津々!猫が一定期間ごとにねずみを抱きしめます。

種類にもよる?猫種によっては狩猟本能の違いも

昔からネズミ捕りを期待されていた猫種と、家猫としてネズミを見る機会がほとんど無かった猫種では狩猟本能に違いもあるようです。

個体差はありますが「ラグドール」や「ペルシャ猫」は、あまりネズミのおもちゃに興奮しないかもしれません。

ラグドール


ラグドールは抱っこしても大人しく、まるでお人形のようであることから、この名前が付けられました。

ラグドールによく似ている性格や容姿をしている猫に「ラガマフィン」という種類もいます。

ペルシャ猫


ペルシャ猫はマズルが短くいことでもお馴染みの猫です。

「エキゾチックショートヘア」や「セルカークレックス」「ヒマラヤン」などのさまざまな猫種の基礎となったことでも知られています。

上記の動画でのペルシャ猫は、遊ぶどころかおもちゃに困惑してしまいます。

番外編:ネズミだけじゃない?猫と仲良しな動物たち

猫とヒヨコ



ヒヨコが猫の下に潜り込んだり、頭の上に乗ったり、とても仲が良さそうです。

猫と猿



なんと猿が猫に毛づくろいをしています。仲間と勘違いしているのかもしれません。

猫とウサギ



凛とした猫とそれについていくうさぎの構図はとてもかわいいです。

猫とネズミは仲良くなれないことを前提に

ネズミのおもちゃをつかまえる猫の手

今回は猫とネズミで仲良くなれる可能性があることを紹介しましたが、基本的に種類の違う動物を同じ空間で飼育するのは難しいでしょう。

物理的に接触できないようにしたとしても、獲物(おもちゃという意味でも)を前に、狩りができない(遊べない)ことでストレスになる場合があります。

猫と他の動物を一緒に飼育したいと思った場合は、よく相性を確かめ、リスクを考えてからにしましょう。