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こんにちは。ペトコトの南雲です。今日は日本初の「ペット専用新幹線」で行く軽井沢ツアーに参加したお話をしたいと思います。
ペトコトには「ペットを家族として愛せる世界へ」というミッションがあります。その第一歩として、今回JR東日本スタートアップとタッグを組み、新しい旅のカタチを企画。日本初となる「ペット専用新幹線」での実証実験を実施しました。
私も、社員犬でもある愛犬はなと同行し、飼い主としての実際の車内を体験してきました。
新幹線では、被毛など衛生面に配慮してビニールシートがかけられた座席が用意されていました。
いつもはちゃんとトイレできたとしても、慣れない環境の中では何が起こるか分かりません。気を遣うことの多いペットとの移動において、このような設備があることは飼い主として安心材料になりとても有難いことです。
座ってみると布張りの座席には敵わないというのが本音ですが、ビニール素材も柔らかく、ベタベタ体に貼り付くような不快感もなく過ごせました。
新幹線の発車後は、車内アナウンスで過ごし方の注意点なども丁寧に案内され、車内ではどこからともなく拍手が沸き起こりました。温かな雰囲気に、スタッフとしても飼い主としても、ジーンと胸が熱くなりました。
そして安全を確認したうえで、愛犬をケージから出して一緒に過ごせる「ファミリータイム」が始まります。
正直なところ、ここまで幸福感を得られるとは思っていませんでした(笑)。
私は車を持っていないので、必要なときは愛犬と一緒に電車移動をすることが多いです。そんなときに気になるのは、動物が嫌いな方やアレルギーがある方のこと。
できるだけ迷惑をかけないように、満員電車を避け、車内でも人の少ないエリアにひっそり立っていることが多いです。そして、愛犬が気になって様子を確認したくても、簡単にはできません。
また、愛犬のことを思うと、移動中はずっと四方を壁で囲われた狭くて薄暗い空間(ケージ)の中に入れられて、知らない音や揺れの中で移動することが当たり前の現状。その時間は愛犬にとってどうなんだろうと考えたとき、私の中で「愛犬との旅行」という言葉はとても薄くなりました。
そんな飼い主としての課題感を抱えながら参加していた今回の実証実験。「ファミリータイム」に愛犬をケージから出して膝の上に乗せた瞬間、興味津々に隣の席のワンちゃんの様子をうかがったり、私と近くにいられて嬉しそうな表情を見て、この小さな一歩の取り組みの重要性を実感した気がします。
今回は23頭のワンちゃんが乗っている環境で、「ワン!」と吠えてみるワンちゃんもいましたが、それにつられて次々に吠え出して犬の大合唱...にならなかったのも驚きでした。参加されている飼い主さんも、マナーとして周囲に迷惑がかからないように日頃からトレーニング等気をつけているのだろうなと感じました。
当日はドッグトレーナーの西岡先生も同乗していました。先生のレクチャーもあり、飼い主さんの膝の上で安心してリラックスしている様子がとても可愛かったです。
今回パナソニックさんの協力でジアイーノが車内設置されていたのですが、まさかパナソニックの方も乗車しているとは思っておらず...。我が家でもジアイーノを使用しており、機械の水が切れ動作が止まるとすぐに臭いや症状が出るので、同乗しているスタッフに「ジアイーノ本当いいよ」とドヤ顔で熱弁していたら、後ろから照れ臭そうに「ありがとうございます」と言われて顔から火が出そうになるくらい恥ずかしかったのはここだけの話です。
アレルギーに関しては人により重症度も症状も異なりますので、全てのアレルギー持ちの方に当てはまるということではありません。だからこそ、ただペットフレンドリーにすれば良いというわけではなく、さまざまな方に配慮する方法を模索する必要があると思います。その意味でも実証実験として良い事例になったのではないかなと思います。
改めて報告レポートが出るようなので、ぜひその際もPETOKOTOで紹介させてください。
私は、飼い主として愛犬との思い出をつくりたいという気持ちと、愛犬の気持ちは必ずしも一緒ではないと思っているので、愛犬にとって移動そのものがストレスになるのであればするべきではないと思っています。
しかし、新幹線の車内で私の膝の上で嬉しそうに過ごす愛犬の表情を見て、さらに今回の目的地である軽井沢のきれいな空気の中で楽しそうに歩く姿を見て、こんな風に愛犬が喜んでくれるのなら色んなところに連れて行ってあげたいなと思いました。
今回の実証実験を皮切りに、新幹線だけでなく普通列車も含め「ペット専用車両」が当たり前にある日本になったら最高だなと思います。
ペトコトには「ペットを家族として愛せる世界へ」というミッションがあります。その第一歩として、今回JR東日本スタートアップとタッグを組み、新しい旅のカタチを企画。日本初となる「ペット専用新幹線」での実証実験を実施しました。
私も、社員犬でもある愛犬はなと同行し、飼い主としての実際の車内を体験してきました。
座席のビニールシートは飼い主にとっても安心材料だった
新幹線では、被毛など衛生面に配慮してビニールシートがかけられた座席が用意されていました。
いつもはちゃんとトイレできたとしても、慣れない環境の中では何が起こるか分かりません。気を遣うことの多いペットとの移動において、このような設備があることは飼い主として安心材料になりとても有難いことです。
座ってみると布張りの座席には敵わないというのが本音ですが、ビニール素材も柔らかく、ベタベタ体に貼り付くような不快感もなく過ごせました。
想像を超えた車内のケージフリータイム
新幹線の発車後は、車内アナウンスで過ごし方の注意点なども丁寧に案内され、車内ではどこからともなく拍手が沸き起こりました。温かな雰囲気に、スタッフとしても飼い主としても、ジーンと胸が熱くなりました。
そして安全を確認したうえで、愛犬をケージから出して一緒に過ごせる「ファミリータイム」が始まります。
正直なところ、ここまで幸福感を得られるとは思っていませんでした(笑)。
私は車を持っていないので、必要なときは愛犬と一緒に電車移動をすることが多いです。そんなときに気になるのは、動物が嫌いな方やアレルギーがある方のこと。
できるだけ迷惑をかけないように、満員電車を避け、車内でも人の少ないエリアにひっそり立っていることが多いです。そして、愛犬が気になって様子を確認したくても、簡単にはできません。
また、愛犬のことを思うと、移動中はずっと四方を壁で囲われた狭くて薄暗い空間(ケージ)の中に入れられて、知らない音や揺れの中で移動することが当たり前の現状。その時間は愛犬にとってどうなんだろうと考えたとき、私の中で「愛犬との旅行」という言葉はとても薄くなりました。
そんな飼い主としての課題感を抱えながら参加していた今回の実証実験。「ファミリータイム」に愛犬をケージから出して膝の上に乗せた瞬間、興味津々に隣の席のワンちゃんの様子をうかがったり、私と近くにいられて嬉しそうな表情を見て、この小さな一歩の取り組みの重要性を実感した気がします。
今回は23頭のワンちゃんが乗っている環境で、「ワン!」と吠えてみるワンちゃんもいましたが、それにつられて次々に吠え出して犬の大合唱...にならなかったのも驚きでした。参加されている飼い主さんも、マナーとして周囲に迷惑がかからないように日頃からトレーニング等気をつけているのだろうなと感じました。
当日はドッグトレーナーの西岡先生も同乗していました。先生のレクチャーもあり、飼い主さんの膝の上で安心してリラックスしている様子がとても可愛かったです。
アレルギー持ちの私でも快適だった
私は愛犬・愛猫それぞれ一緒に暮らしているのですが、実は犬アレルギー・猫アレルギーも持っているため日常的に対策をしています。今回パナソニックさんの協力でジアイーノが車内設置されていたのですが、まさかパナソニックの方も乗車しているとは思っておらず...。我が家でもジアイーノを使用しており、機械の水が切れ動作が止まるとすぐに臭いや症状が出るので、同乗しているスタッフに「ジアイーノ本当いいよ」とドヤ顔で熱弁していたら、後ろから照れ臭そうに「ありがとうございます」と言われて顔から火が出そうになるくらい恥ずかしかったのはここだけの話です。
アレルギーに関しては人により重症度も症状も異なりますので、全てのアレルギー持ちの方に当てはまるということではありません。だからこそ、ただペットフレンドリーにすれば良いというわけではなく、さまざまな方に配慮する方法を模索する必要があると思います。その意味でも実証実験として良い事例になったのではないかなと思います。
改めて報告レポートが出るようなので、ぜひその際もPETOKOTOで紹介させてください。
“愛犬が嬉しい”旅を実感
新幹線は無事に軽井沢に到着。脱走や思わぬ事故を防ぐため、新幹線が停車する5分前には「ファミリータイム」終了。ワンちゃんたちには再びケージに入ってもらった状態で降車します。私は、飼い主として愛犬との思い出をつくりたいという気持ちと、愛犬の気持ちは必ずしも一緒ではないと思っているので、愛犬にとって移動そのものがストレスになるのであればするべきではないと思っています。
しかし、新幹線の車内で私の膝の上で嬉しそうに過ごす愛犬の表情を見て、さらに今回の目的地である軽井沢のきれいな空気の中で楽しそうに歩く姿を見て、こんな風に愛犬が喜んでくれるのなら色んなところに連れて行ってあげたいなと思いました。
今回の実証実験を皮切りに、新幹線だけでなく普通列車も含め「ペット専用車両」が当たり前にある日本になったら最高だなと思います。