愛犬とDOG SUP(ドッグサップ)を始めよう!楽しみ方や注意点、関東の人気ツアーを紹介
夏の定番アクティビティーとして代表格になりつつある「SUP」(サップ)。最近では犬と一緒に行う「ドッグサップ」が人気です。本稿では、千葉県や神奈川県、本栖湖など関東の犬とサップができる場所や、ボードからウェアまで必要なグッズなどを紹介します。
目次
「もっと開く」
犬と遊べるSUP(サップ)とは
SUPとは「Stand Up Paddle(boardやSurfing)」の略称でスタンドアップパドルボートとも呼ばれています。
発祥はサーフィンの聖地ハワイで、子どもから年配者まで楽しめるアクティビティーとして人気が高まり、近年日本でも人気が出ています。
SUPはサーフボードよりも大きく浮力が強く、安定性の高いボードの上に立ちパドルで漕いで進むスポーツ。
波のある海から静かな水面の湖などで楽しむことができるだけでなく、SUP上で行うヨガなども人気があります。そんなSUPを愛犬と一緒にチャレンジすることができるのです。
犬と楽しむSUP(サップ)の魅力
不安定なボードの上で飼い主さんと一緒にバランスを取る感覚や、水面の揺れや風のにおいなど、犬にとって普段体験しないさまざまな刺激を経験することができます。また、飼い主さんと愛犬との信頼関係も深まるでしょう。
レトリーバー犬種など、なかには水が好きでSUPから飛び込む犬もいるかもしれませんが、それも犬とのSUPの醍醐味の一つです。
飼い主さんが、もしくは愛犬がバランスを崩して水に落ちるといったアクシデントも含めて一緒に楽しみましょう。
犬とのSUP(サップ)の乗り方
水の上にボードを浮かべてその上に乗るSUP。ヨガや釣りなど楽しみ方は人それぞれですが、愛犬と一緒に楽しむ場合には、まずは飼い主さんだけで乗れるように練習しましょう。
- 水に浮かべたボードの上に座る
- 座った状態でパドルを使って漕ぎ出す
- 慣れてきたらゆっくり立ち上がる
- 慣れてきたら座った状態に戻り、愛犬をボートに乗せる
立つのが難しい場合には座ったままでも、寝転がって水の流れを感じるのもおすすめです。
愛犬を乗せる場合、1人で乗るよりもバランスを取るのが難しくなるので慎重に。
犬とのSUP(サップ)で必要な持ち物
SUPを体験する前に、どんな持ち物が必要なのか確認しておきましょう。
基本的な持ち物
- 水着
- 濡れても良い服・靴(脱げにくいもの)
- 着替え
- ゴーグル
- メガネの方は落ちないような固定バンド
- タオル(犬も人も)
- 防水スマホホルダー(首からかけられるもの)
- 犬用のライフジャケット
- 濡れても良いリード
レンタルできるもの
施設にもよりますが、一般的に、ボードやパドルの他にレンタルできるものは以下になります。- ウエットスーツ
- 靴
- ライフジャケット(基本は人用ですが、犬用がある場合も)
- ヘルメット
SUPの多くは濡れてもいい服装であれば体験することができますが、季節や場所によっては防寒対策やケガ防止としてウエットスーツの着用が必要なこともあります。
また、犬同伴体験が可能な場所であっても、犬用のライフジャケットが用意されているかどうかは事前に確認しておく必要があります。
犬とのSUP(サップ)で役立つおすすめグッズ
SUP(サップ)ボード
基本はツアーでレンタルできます。初心者の方は、幅が広くて安定性が抜群なタイプを選ぶと良いでしょう。
「GoPro」のカメラ
必需品ではありませんが、GoProカメラは軽くで写真から動画まで簡単に撮れるため、犬にも装着できて最高の思い出を振り返ることができます。
「WOLFGANG MAN & BEAST」のリード
ペトコト代表大久保の愛犬コルクもアウトドアのお出かけに愛用しています。
車のシートベルトと同じ素材で作られており、伸縮性と撥水性に優れているためアウトドアにおすすめです。
登山はもちろん、SUPやリバーウォークなどでも活躍します。一度持つと忘れられない手に馴染む感触は病みつきになること間違いなしです。
「WANDAWAY」のマナーポーチ
湖や海に行くまでの道中や平らな岩場などで排泄してしまうこともあるでしょう。他の利用者もいますし、環境への配慮も含めて飼い主さんのマナーが目立つところです。
リードに付けられるマナーポーチと水に濡れても溶けないビニール製のうんち袋は持って行くことをオススメします。
うんち袋
完全防漏&防臭の「Earth Ratedうんち袋」は、欧米を中心に40カ国以上で販売され、毎日300万枚以上が使用されるベストセラー商品。
日本動物愛護協会と提携し、売上の一部を保護犬への福祉活動資金として寄付されています。また、パッケージとロール芯には再生紙を使用しており、環境に優しいエコ商品です。
「マンダリンブラザーズ」のライフジャケット
ツアーの場合はレンタルできることがほとんどですが、個人で川へ遊びに行く際やプール遊びにはマンダリンブラザーズのライフジャケットがおすすめです。
犬用タオル
濡れた状態で放置すると、雑菌が繁殖する恐れがあります。吸水性の高いタオルを持っていきましょう。
また、遊び過ぎてしまうと体が冷えてしまうこともありますので、体を包んであげられる大きさのタオルと足拭きなど小さめのタオルを複数枚用意しておくと便利です。
ラッシュガード
紫外線が気になる子にはラッシュガードもおすすめです。
犬と一緒にSUPが楽しめる場所
SUPは海や湖などで楽しむことができますが、初めての場合は波が立たない湖がおすすめです。海や大きな湖では波が立ちやすくバランスを取るのが難しくなります。
※掲載情報は、掲載時の独自調査に基づいています。すでに状況が変わっている場合や、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として臨時措置を行っている場合もございます。状況変化・閉店など情報更新が必要な場合は、こちらの窓口までご一報いただけますと幸いです。
ウェイブグライド(埼玉県・長瀞)
特別天然記念物の景勝地「岩畳(いわだたみ)」を眺めながらSUPが体験できます。流れがないゆったりとしたポイントで初心者も安心。ペット同伴希望の方は、お申込みの際に犬種と頭数を必ず明記してください。小型犬(体重5kg前後)のみ1名につき1頭まで参加できます。
コース名 | ウェイブグライド 長瀞 リバーSUP |
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スケジュール | 早朝コース 7:00~9:00 午前コース 10:00~12:00 午後コース 13:00~15:00 |
料金 | 3800円〜/1人 |
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【休止中】NaturalRhythm(湘南・逗子・葉山)
スタッフはみんな犬好きなので、安心してSUPを楽しむことができます。犬用のライフジャケットも無料でレンタルできますよ!コース名 | ワンコSUP体験スクール |
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スケジュール | 9:30〜11:30 11:30〜13:30 |
料金 | 8000円〜/1人 |
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木崎湖POW WOW(長野県)
人目を気にせず愛犬とアクティビティーが楽しめます。SUPだけでなく、カヌー体験やキャンプ(テントサイトのみ)も愛犬と一緒に楽しむことができるので、自然を満喫したい人にピッタリです。
コース名 | プライベートコース |
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スケジュール | 9:30~ 13:00~ |
料金 | 4人まで21000円、5人目から追加4500円/1人 |
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ネイチャープラネット(那須・日光)
日光、鬼怒川、那須を拠点にカヌーやトレッキング、スノーシューなどの自然体験ツアーを行っています。SUP体験は、「那須エリア」と「日光・鬼怒川エリア」の2箇所で体験できます。コース名 | 板室(いたむろ)ダム湖SUP体験ツアー(那須エリア) 日光川治温泉 SUP体験ツアー(日光・鬼怒川エリア) |
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スケジュール | シーズンによって変動 |
料金 | 6500円/大人1名、5500/小人1名、1500円/犬1頭 |
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TOPS(徳島・吉野川)
ラフティングのメッカ、吉野川の清流でSUPを楽しめます。徳島自動車道の最寄りICから車で約13分ほどと気軽にアクセスできます。コース名 | 静水SUPクルージング体験2時間コース |
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スケジュール | 9:00〜11:00 13:00〜15:00 |
料金 | 中学生以上 4000円/1名 小学生以下 3000円/1名 同乗のお子さま 2000円/1名 犬 500円/1頭 ※ 全ての料金に保険料500円が別途必要 ※ハイシーズンはツアー料金+1000円 |
犬の参加条件 | ・ライフジャケット(PFD)は必ず持参 ・犬の保険料はないため、飼い主であるお客様の自己責任の範囲で安全にも配慮してご参加下さい ・飼い主の言うことを聞き、管理できる ・ワクチンや定期的に狂犬病の予防接種をしている ・犬同士の喧嘩、事故などのトラブルは責任を負いかねますのでご注意下さい ・うんちやおしっこの処理は飼い主が責任を持って行ってください ・1ツアーにつき1組限定 |
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※掲載情報は、掲載時の独自調査に基づいています。すでに状況が変わっている場合や、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として臨時措置を行っている場合もございます。状況変化・閉店など情報更新が必要な場合は、こちらの窓口までご一報いただけますと幸いです。
愛犬とのSUP(サップ)する上での注意点
犬がOKな場所かどうか確認する
第一に愛犬とSUPができる場所なのか確認する必要があります。公式HPやツアーの詳細で犬同伴可否を必ず確認しましょう。
排泄は事前に済ます
SUP中は愛犬に排泄させてあげることができません。事前に排泄させておきましょう。愛犬の様子次第では早めに切り上げる
初めての体験で愛犬が怖がってしまってストレスを与える可能性もあることを理解しておきましょう。愛犬が怖がるようなら、早めに切り上げる判断も必要です。
基本的なしつけはしておく
基本的なしつけとして「呼び戻し」もしくは「飼い主さんから離れない」ということができていることが大切です。愛犬とのSUP(サップ)体験レポート
PETOKOTOの社員合宿で那須に旅行した際に、湖でSUPを楽しみました。ペトコト代表の大久保は初めてのSUPということで、自分自身が落ちてはいけないというプレッシャーと愛犬コルクを落とせないというプレッシャーで挑みましたが、結果、バランスが取れず一回目でコルクとともに水に落ちてしまいました(笑)。
以降は慣れて那須の山々と青空の元でマイナスイオンを感じながらSUPを満喫しました。
犬にも静止していてもらわないと難しく、共同作業になるため、SUPを通して愛犬コルクとのコミュニケーションが深まったと思います。初心者の方には波がない湖から始めることをオススメです!
愛犬とSUPはコミュニケーションを深められる!
Photo by inu*maruさん Thanks!
子どもから年配者まで一緒に楽しめるものは意外と少なく、特に犬も一緒となると旅行先で家族がバラバラになってしまうこともしばしば。しかし、SUPであれば家族全員、愛犬も一緒に楽しむことができます。
SUPが難しいという方は、同じ場所でカヌーの体験ができる場所もあるので、ぜひ体験してみてください!
※写真提供:inu*maruさん(Facebookページ、Photographyページ)
愛犬とのお出かけにおすすめなごはん
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