
人間と同じようなケアをしてもらう犬が多くなってきました。トリミングサロンでは、シャンプーやカット以外にもハーブパックや泥パックなどのオプションメニューがあります。今回は、ハーブパックや泥パックなどの効果と、自宅でもできるやり方などを国内海外で15年以上の経験を持つ現役トリマーの大森先生が紹介します。
この記事のまとめ
- パックは必ずしなければならないケアではなく、シャンプーだけでは落としきれない汚れや毛質の悩みに対するプラスアルファのケア
- ハーブパック・泥パック・シルクパックがあり、汚れ落とし、防臭や血行改善、保湿など期待できる効果が異なる
- アレルギーや皮膚に異常がある場合は刺激が強いため避け、顔に塗れるかどうかは商品ごとに使用方法を確認する
- パック以外にもアロマホイップバス、炭酸泉ケア、マイクロバブルバスといったケアがある
犬にパックするメリット

シャンプー・カット以外のパックや炭酸泉などのケアは、絶対にしなければならないものではありません。
しかし、犬種によっては皮脂がたまりやすかったり、毛玉になりやすかったりと、シャンプーだけでは落としきれない汚れや毛質があるため、プラスアルファのケアとしてパックをすることがあります。
パックには、皮膚や毛穴に詰まった汚れを落としてくれるものや、防臭効果があるもの、保湿効果に優れたものや、新陳代謝を高め血行改善を促してくれるものなどさまざまな種類と効果があります。
もし愛犬に皮膚や毛質の悩みがあるのなら、トリマーに相談の上、試してみることをおすすめします。
犬のパックの基本的な流れ

パックの種類によっては順番が前後することもあるため、イメージとして参考にしてください。
- 使用するパックのパッケージなどに記載されている作り方に従い、パックを作る
- 体を濡らす
- 地肌から毛先に向かってマッサージするようにパックを塗る
- パックを塗った状態で5分ほど待つ
- しっかりとシャワーでパックを洗い流す
- シャンプー・リンスをして体をしっかり乾かす
パックを洗い流す際は、脇や指の間、足の内股など、パックが残りやすい箇所もしっかりと洗い流しましょう。
犬にパックする際の注意点
自宅で愛犬にパックを行う際は、以下の2点に注意した上で行ってください。
- アレルギーや皮膚に異常がある場合は、刺激が強いため避けましょう
- パックには「顔には塗ってはいけないもの」や「全身に塗って良いもの」があるため、必ず使用方法を確認した上で塗布してください
犬のパックの種類
サロンや通販で選べるパックには、大きく分けてハーブパック・泥パック・シルクパックの3種類があります。それぞれ期待できる効果と使い方の注意点を見ていきましょう。
ハーブパック
最近多いのが、アーユルヴェーダの「ハーブパック」です。アーユルヴェーダはインドの伝統医学で、イスラーム文化圏のユナニ医学、中国医学に並び、世界三大伝統医学と呼ばれているそうです。
<ハーブパックの効果>
アーユルヴェーダの考えをもとに、皮膚を健康に保ち被毛を美しくする効果に優れたハーブを利用したサプリメントパック。犬が舐めても安全なため、お顔全部に塗っても安心です。
アレルギー持ちの犬には、刺激が強いため避けてください。
<通販で買える犬用ハーブパック>
\おすすめグッズはこちら/
皮膚や毛穴に詰まった汚れもすっきり落としてくれます。
泥パック
今では定番メニューになっているところも多い「泥パック」。
いろいろな種類がありますが、その中でも1番有名なのが「死海の泥」を使ったパックです。死海の泥はミネラル成分を豊富に含み、タラソテラピー(海洋療法)とも呼ばれています。
泥パックは顔に塗らないよう注意してください。
<泥パックの効果>
泥パックの効果は、防臭効果や殺菌作用、乾燥肌に対する保湿効果、新陳代謝を高め、血行改善や被毛がサラサラになる効果もあります。ただ、肌荒れをしていたり、傷があったりする場合はしみることがありますので、ご注意ください。
<通販で買える泥パック>
\おすすめグッズはこちら/
ミネラル豊富なクレイ(泥)を使用している泥パック。泥がトロトロしているので、塗りやすいです。
シルクパック
.jpg)
人向けの化粧品にも使われている「シルクパウダー」や「シルクエキス」という成分を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
<シルクパックの効果>
シルクアミノ酸を含んだきめ細かい重厚な泡で犬の皮膚や被毛を包み、綿毛のようなふわふわ感、絹のようなしっとり感に加え、しっかりとした毛の立ち上がりを実感できます。皮膚の乾燥防止効果もあります。
<通販で買えるシルクパック>
\おすすめグッズはこちら/
シルク成分70%含有の泡パックです。洗浄後の毛穴や表皮にしっとりとシルクアミノ酸成分が働きかけ、肌を守ります。
その他の犬のケア
サロンのオプションメニューには、パック以外にも被毛や皮膚にアプローチするケアがあります。代表的な3つを紹介します。
アロマホイップバス
アロマホイップバスは、アロマ効果で犬に癒やしを与えるスパです。トリートメントより被毛がツルツルふわふわな仕上がりになり、毛のもつれ防止効果もあります。
炭酸泉ケア
温泉やヘッドスパでも有名な炭酸泉。炭酸泉とは、二酸化炭素(炭酸ガス)が溶け込んだお湯のことです。
炭酸泉浴をすると炭酸ガスの泡が皮膚に付着し体内に吸収されていきます。これにより血行が良くなり、皮膚や毛根に酸素や栄養が補給されて被毛にツヤ・ハリなどが出てきます。
炭酸ガスは弱酸性で殺菌効果があり、皮膚トラブルの予防にもなります。
<通販で買える炭酸泉>
\おすすめグッズはこちら/
お湯に溶かすだけで重炭酸イオンのお風呂になる、犬猫用の浴用化粧料です。
マイクロバブルバス

皮膚トラブルのある愛犬におすすめなのがマイクロバブルバスです。毛穴から汚れをしっかり落としてくれます。
マイクロバブルの洗浄力はシャンプーだけでは落としきれなかった毛穴の奥の汚れや老廃物、臭いの成分までもしっかり取り除き、フケ、かゆみ、抜毛などの皮膚病のリスクを激減させます。
昨今では、お家でもトリミングサロンのようなケアができるグッズもありますよ。
\おすすめグッズはこちら/
まとめ
パックなどのケアにはいろいろな種類がありますが、どのサロンにもあるメニューではありません。
まずは行きつけのトリミングサロンに確認し、愛犬に合ったオプションメニューを試してみてください!




