
被災したのは人間だけじゃない。トルコ・シリア地震の支援先・方法を紹介
2023年2月6日にトルコ南部を震源とした大地震が発生しました。WHO(世界保健機構)によると、被災者は最大で2300万人に上る可能性があるとしています。災害時は人命優先になりますが、被災したのは人間だけではありません。本稿では被災地・被災者(動物)を支援できる国内外の支援団体や企業が募金の窓口を紹介します。
被災地の課題

トルコ南部を震源とした大地震発生から1週間が経ちましたが、今もなお現地では懸命の救助活動が続いています。
一方、命からがら助かった被災者たちは住居を失い、厳しい極寒の中、避難生活を強いられています。
「救助活動」と「被災者支援」。この2点が現状の大きな課題となっています。
いま、私たちができること
国内外の支援団体や企業が募金の窓口を作り始めています。いま私たちができること・支援先をまとめました。
支援窓口
<被災地・被災者支援>
- 日本ユニセフ協会『自然災害緊急募金』
- 国連WFP『トルコ・シリア地震 被災地支援』
- 国連UNHCR協会『トルコ・シリア大地震 緊急支援のお願い』
- 国境なき医師団『緊急チーム募金』世界の医療団『トルコ・シリア地震 緊急支援を開始』
- ピースボート災害支援センター『2023年トルコ・シリア大地震 緊急支援募金』
- ピースウィンズ・ジャパン『トルコ・シリア地震 募金』
- グッドネーバーズ・ジャパン『トルコ地震 緊急支援』
- AAR Japan 認定NPO法人 難民を助ける会『トルコ地震 緊急支援』
- ワールド・ビジョン・ジャパン『トルコ・シリア大地震』
- セーブザチルドレン『トルコ・シリア大地震 緊急子ども支援』
- Yahoo!基金『トルコ地震 緊急支援募金』
- 楽天『トルコ地震被害支援募金』
<被災動物支援>
SNSでシェア
支援団体や企業の募金窓口から支援も重要ですが、SNSのシェアも立派な支援です。ご自身のSNSで「こんな支援をした」「こんな支援先がある」といったシェアが、支援の輪を広げます。
アニコムにてペット救援募金プロジェクト実施中

アニコムではトルコ・シリア大地震で被災したペットとその飼い主の皆さまを支援するため「トルコ・シリア大地震におけるペット救援募金」プロジェクトを実施しています。
実施期間:2023年3月1日(水)~4月28日(金)
※実施期間は今後の状況により変動する可能性あり募金方法:指定銀行口座へ振り込み
- 募金口座:三井住友銀行(0009)/ 高田馬場支店(273)/ 普通 5155295
- 口座名義:アニコム トルコ,シリアのペット救援募金口 代表 小森 伸昭(アニコムトルコシリア丿ペットキユウエンボキングチダイヒヨウコモリノブアキ)
※振込みの際に振込手数料の負担先を指定できる場合は、負担先を『受取人』とご指定ください。
※募金金額は1,000円以上。端数は生じても問題ありません。
※領収書発行は不可。
※支援金の税制上の取り扱いについてはご自身で税務署や公認会計士・税理士にご確認ください。
※口座名義の表記について、カナには「,」は含まれません。
募金の拠出先
本プロジェクトで集まった募金は、アニコムグループからの寄付とアニコム社員からの寄付とあわせて、IFAW(国際動物福祉基金)を通じ、ペットとその飼い主の皆さまの支援活動に充てられます。■IFAW(国際動物福祉基金)の主な活動
- トルコ・シリア地震の影響を受けた動物の捜索と救助、緊急の獣医ケア、一時的なシェルター、および日常のケア
- ウクライナにある避難所における犬や猫の食料・獣医療用品の提供、資金提供、ケア支援
- どうぶつ同伴で避難するための情報提供
- ポーランドのポズナン動物園におけるキエフから避難したどうぶつの世話 など ※参照:IFAW公式サイト
この度のトルコ・シリア地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
災害時は人命が優先されます。人命救助が進むことでペットの被災支援も推進され、復興へ向かうことでしょう。
1日でも早く、被災者の方々と動物たちに安全な生活が戻ることを心から願っています。