猫の雛人形イタズラ対策!ひな祭りの悲劇を避けるためにできること

猫の雛人形イタズラ対策!ひな祭りの悲劇を避けるためにできること

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毎年3月3日のひな祭りはお雛様を飾って楽しむという方も多いと思いますが、猫がいる家庭で雛人形を飾ることは少し大変かもしれません。なぜなら雛人形は猫の好奇心をそそる要素がたくさん。イタズラされる事件が多発します。今回は、猫が雛人形にイタズラをしたくなる気持ちや猫のイタズラから雛人形を守る対策について紹介します。

猫が雛人形にイタズラしたくなる理由

ひな人形

猫がひな人形にイタズラしたくなる理由として以下の3点が挙げられます。

  • 遊べる大きさで珍しい
  • じゃれたくなる小道具がいっぱい
  • 猫が好きな高い場所にある

遊べる大きさで珍しい

お雛様にもいろいろな大きさがありますが、たいていのお雛様は猫がおもちゃとして遊ぶことができる大きさです。

またお雛様は猫にとっては見慣れないもの。猫は自分のテリトリー内にある目新しいものや珍しいものにとても興味を惹かれるという性質を持っています。

見たことがない、見慣れないお雛様に強い興味を抱くのでしょう。

じゃれたくなる小道具がいっぱい

お雛様には人形だけでなく、ぼんぼりなどの小道具がたくさんあります。それらを見たら猫はきっとじゃれたくなったりしてしまうでしょう。

大きさ的にもちょうど良く、さまざまな形のものがあるため、きっと遊び心をくすぐられてしまうのはないでしょうか。

猫が好きな高い場所にある

最近では七段飾りというような大掛かりなお雛様は少なくなってきているかもしれませんが、階段状になっている雛壇は猫が駆け登りたくなる形です。

高いところが好きな猫はてっぺんまで登ることもあり得ます。

お雛様は猫がいたずらをしたくなる要素が詰め込まれているため、ちょっと目を離したすきに、イタズラされてしまう可能性が高いでしょう。

猫の雛人形イタズラ対策

猫

猫にしつけをすることはほぼ不可能なため、猫がお雛様をイタズラしないようにするには、猫が「イタズラできないようにする」ということが大切です。

ケース付きのお雛様にする

猫が直接お雛様に触れないようにケース付きの雛人形を選ぶといいでしょう。

ケースはガラスではなくアクリル製などの丈夫なものを選び、猫がケースの上に乗っても割れないものにしてください。

ただし、高いところが好きな猫はケースの上に乗ることもあり得ます。そういった可能性も考慮して置く場所を選び、また滑り止めを設置するとなお良いでしょう。

猫が嫌いな匂いのものを置く

猫がお雛様に近づかないように、猫が嫌いな匂いがするものをお雛様の近くに置くことも対策のひとつです。

ただし筆者の経験では、嫌いな匂いの物を置いてイタズラさせないようにするという方法の有効性は、あまり高くありません

猫はみかんなどの柑橘系の匂いが嫌いであるとされており、実際にみかんの匂いが嫌いな猫はいますが、ほとんど気にしない猫もいます。

この方法は、効いたらラッキー程度の気持ちで試してみると良いでしょう。

吊り戸棚を利用する

ジャンプ力があって運動神経抜群な猫は、少しでも足をかける場所があればかなり高い場所まで登ります。そのため、足をかける場所がないように吊り戸棚を利用するとお雛様を守れる可能性が高いです。

取り付けが必要になるので、少し難易度が高い対策になりますが、お雛様を猫から守る効果は高いといえます。

吊り戸棚から1.5m以内に猫の足場がないような場所に設置することをおすすめします。

雛人形は別部屋にする

お雛様を猫から守るためには雛人形を別部屋にすると良いでしょう。

お雛様を飾っている間は、その部屋に猫が入れないようにすればお雛様を守ることができます。

飼い主さんの隙をついて雛人形が飾ってある部屋に侵入したり、自分でドアを開けて入る可能性もあるため、お雛様を片付けるまでは注意が必要です。

かわいい猫のお雛様の紹介

お内裏様とお雛様が猫になっている雛人形もあります。

たとえ猫がお内裏様とお雛様であっても猫がイタズラをしてしまう可能性はありますので注意が必要ですが、猫好きさんには魅力的なお雛様ですね。

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イタズラ対策はイタズラできないようにする

猫

猫にとっては雛人形は遊び道具のひとつ。

ぐちゃぐちゃにされて、猫に怒りをぶつけることにならないように、してほしくないことはできないように飼い主さんが対策しましょう。