犬の陰部から膿が出ている場合に考えられる原因を獣医師が解説

犬の陰部から膿が出ている場合に考えられる原因を獣医師が解説

犬は健康時に陰部からは膿は出てきません。もし愛犬の陰部から膿が出ている場合は病気の可能性が高いでしょう。今回は犬の陰部から膿が出ている場合に考えられる原因・病気について目黒アニマルメディカルセンター/MAMeCの顧問獣医師で獣医循環器認定医の佐藤が解説します。

考えられる原因

犬

泌尿器疾患

尿路(尿が通る道)の細菌感染により陰部から膿が出ることがあります。尿の匂いの変化や多尿なども認められることもあります。


生殖器疾患

<男の子の場合>

男の子の場合「包皮の炎症」「前立腺の炎症」が考えられます。

どちらも陰部から膿が出ることがあり、去勢していない高齢犬に前立腺のトラブルが起こりやすくなるといわれています。


<女の子の場合>

女の子の場合「膣の異常」「子宮蓄膿症」が考えられます。

子宮蓄膿症は放置すると、高い確率で死亡する病気です。避妊手術をしていない高齢犬に発生する傾向にあるため、出産させる予定がなければ避妊手術を行うことをおすすめします。

対処法

腕に抱かれるチワワ

男の子と女の子で症状や考えられる原因が違うため、原因を特定することは困難です。命に関わるものもあるため、早急に動物病院へ連れて行きましょう。

まとめ

草むらで笑顔の犬

犬の陰部から膿が出ている場合は、病気の可能性が高い
原因は性別によってさまざま考えられる
愛犬の陰部から膿が出ていたら早急に動物病院へ

健康時の愛犬の状態を普段から知っているからこそ、小さな変化にも気づきやすくなります。早期発見・早期治療を心がけ、愛犬との時間を楽しみましょう。


更新日:2020年6月30日
公開日:2016年7月17日