
神の島は猫だらけ!? 沖縄 久高島フォトリポート
沖縄本島から船で約15分の場所に、琉球の聖地として知られる久高島があります。女神アマミキヨが降り立ち琉球を創生したと伝えられることから、別名「神の島」とも呼ばれる久高島ですが、実はもう一つ別名があります。それは、「猫島」です。猫島と聞けば居ても立ってもいられない猫好き編集長が、竹富島に続き久高島を訪問してきました。今回もフォトリポートで紹介します。

久高島の基本情報
今回も猫たちを紹介する前に、久高島の基本情報を簡単に紹介しておきます。
安座真港。もう、この時点で海が綺麗すぎる

徳仁港。あっという間に着きました
猫ときどき蛇
さて、お待ちかねの猫ちゃんタイムです。が、その前に名物の「イラブー汁」を食べてみようと「食事処とくじん」という食堂に行くと……。
外で夕飯が食べられるのはここだけ。島にいると何度もお世話になります





「イラブー汁」1500円(単品)

イラブーの燻製。粉末にしたものも買えますが、燻製も売ってます
暑い日は車の下でかくれんぼ
名物に満足して外に出ると、猫ちゃんが……いない! 夏の日中は暑くてなかなか姿を見せてくれませんね。こういうときは日陰を探してみると……。
おや?

そんなところに! 危ないよ〜

「どっこいしょっと。ペトことさんは心配性だにゃ〜」

「あー、あついあつい」

「あれ、まだいたの?」

「ゆっくりしていってね」
付かず離れずの猫ちゃんたち
久高島は南北に伸びた細長の島で、集落があるのは島の南側4分の1ほどの範囲です。猫ちゃんたちのほとんどが集落におり、あとは近くの海辺で何匹か見かけた程度でした。
「見かけない顔だにゃ」

ペトことというメディアで記者をしておりまして

「そうか。ネットは見ない主義でにゃ」

「この感じ……」

「ニャータイプか!?」

「島猫は……」

「生きている限り戦わなければならんのだ」

海辺にいた猫ちゃんたち

デートの邪魔をしてしまったようです。ごめんなさい
猫島あるある
猫島でよく見るのが、オスとメスの恋の駆け引き。2匹のときもあるし、3匹で修羅場になっているときもあります。
「あの、ちょっとよろしいでしょうか……」

「シャーッ」

「あの、ちょっと、お話しだけでも……」

「シャーッ」

「シャーッ」

「男はつらいよ(涙目)」
海と神様と猫


真っ青ですね

なんだかブルーハワイが食べたくなってきました

「何人たりとも出入りを禁じます」

この先で12年に一度の「イザイホー」が行われます
(ただ、島の過疎化により1978年を最後に現在は行われていません)

久高島の猫トライアングル
集落を回ればそこかしこに猫ちゃんがいるのですが、個人的に「ここは!」というポイントがありました。それが「猫トライアングル」です(勝手に名付けました)。島民の家の前なので場所の紹介は避けますが(行けばすぐ分かります)、白猫一家が集まる三角形のちょっとした広場があるのです。
美しすぎるオッドアイの白猫さん

ちょうど子猫が生まれたばかりだったみたいです

白猫だけではありませんでした

子どもたちもオッドアイを受け継いでいるようです


ご飯も美味しい久高島です
最後に、久高島のご飯も紹介しておきます。島内にお店は何軒かありますが、今回は「食事処とくじん」さんで頂きました。特に「イラブー汁」は沖縄本島でも食べられる場所が限られていますので、久高島に来た際は食べておきたい料理です。
お店に行くと高い確率で会えます

運が良いとおじちゃんの三線弾き語りが聞けるかもしれません

オススメの「久高産んむくじ豆乳プリン」(「んむくじ」はさつまいもデンプンのこと)

「海ぶどう丼定食」1100円
ぜひ久高島へ
