猫の年齢を人間に換算すると? 年齢早見表、顔や歯で見分ける方法も

猫の年齢を人間に換算すると? 年齢早見表、顔や歯で見分ける方法も

最近のネコブームで、飼育頭数が1000万匹にまで増加している猫。猫は人間よりも早いスピードで歳を取ることはよく知られていますが、愛猫がもし人間だったら何歳くらいなのか気になることもありますよね。今回は、猫の年齢を人間の年齢に換算した際の目安や、顔などでの年齢の見分け方について紹介します。

猫の平均寿命はどのくらい?

外で寝そべる猫

猫の平均寿命は2016年のデータで15.04歳とされています。また、「家の外に出ない」猫の平均寿命は15.81歳、「家の外に出る」猫の平均寿命は13.26歳と寿命に大きな差がありました。これは、外に出ることでの怪我や事故、病気の疾患率が影響していると言えます。オスの方がメスより長生きすると言われていますが、オスの方がメスよりも疾患率が高いことが理由と言えるかもしれません。


猫の寿命は年々増加! その要因は?

2010年のデータでは、平均寿命は14.4歳でしたので、6年間で0.64歳も増加していることになります。最近では、20年以上生きる長寿猫もいる程です。海外のギネス情報によると、テキサス州に住むスクーターちゃんは、なんと30歳。



このように、平均寿命が年々増加している要因は、
  • 飼い主の猫に対する健康意識が高まっていること
  • フードや医療が進歩していること
が挙げられます。


猫の年齢の計算式

一般的に、猫の年齢を人間に置き換える場合の計算式は下記の通りだといわれています。

24+(猫の年齢−2年)×4歳

例えば、猫が1歳だった場合、24+(1−2)×4=20となります。大体、猫の1歳は人間の20歳にまで成長していることが分かります。

猫と人間の年齢早見表

猫の年齢を人間に換算した場合の目安について、環境省が公開している資料を元に確認してみましょう。猫は、幼齢期に年を取るスピードが早いのが特徴です。1歳の時点で人間の15歳ほどにあたり、2歳になった時点で人間の成人を超えて24歳となります。その後はスピードが穏やかになるようです。

人間
大きさ(体重)
6カ月
12歳
2.5~3kg
1歳
15歳
3.5~4.5kg
2歳
24歳
3.5〜4.5kg
3歳
28歳
3.5〜4.5kg
5歳
36歳
3.5〜4.5kg
7歳
44歳
3.5〜4.5kg
10歳
56歳
3.5〜4.5kg
12歳
64歳
〜4.5kg
15歳
76歳
〜4.5kg
16歳
80歳
〜4.5kg
17歳
84歳
〜4.5kg
18歳
88歳
〜4.5kg
19歳
92歳
〜4.5kg
20歳
96歳
〜4.5kg


猫のライフステージ

猫は、成長の段階それぞれのライフステージに合ったケアが大切です。

なでられる猫

哺乳期

生まれてから30日程度までを哺乳期と呼び、猫用のミルクを与えます。

離乳期

生後約20日から60日くらいまでの期間を離乳期と呼び、猫用の離乳期用フード、または、子猫用(成長期猫用)フードをお湯やミルクでふやかして与えます。

成長期

生後約50日から1年程度の期間を成長期と呼びます。妊娠が可能となる年齢は、一般的に生後6カ月から9カ月だと言われています。ただ、昨今の保護猫問題もあることから無計画な妊娠は避けるようにしましょう。出産は大体4歳までがベストだと言われています。

成猫期

成長期以降の7年間程度は成猫期と呼びます。

老猫期(シニア猫期)

成猫期以降の猫は、老猫期またはシニア猫期と呼びます。



猫の年齢別のかかりやすい病気

アイペットが出している統計データによると、0歳の猫に特徴的な傷病は「猫風邪」や「耳ダニ」(7位)であるのに対し、5歳以上は「心筋症」や「腎不全」「膀胱炎」といった傷病が見られます。さらに7歳以上になると腎臓に関する「腎結石」や「血尿」(9位)になる猫が増えてきています。
0歳
5歳以上
7歳以上
1位
下痢
心筋症
腎不全
2位
猫風邪
腎不全
膀胱炎
3位
外耳炎
皮膚炎
心筋症
4位
結膜炎
膀胱炎
胃腸炎
5位
嘔吐
外耳炎
腎結石


猫の年齢の見分け方

あくびをする猫

ペットショップやブリーダーから猫を飼う場合は年齢が分かっていることがほとんどですが、保護猫の中には年齢が分からない猫もいます。子猫でない場合は特に、外見だけだと年齢を判断することが難しく、老化に伴う病気にも気付きにくくなってしまう恐れがあるのです。

体の大きさで見分ける

ほとんどの猫は、2歳までに体が成長し、2歳以降は成長が止まると言われています。ただ、大きな猫種であるメインクーンなどは、4歳まで成長すると言われています。子猫は、骨ができていないため、体つきがまだできていません。また、肉球が体の全体よりも大きいです。

顔で見分ける

子猫は丸みがあり、ふわふわしたほっぺをしています。また、大きくて丸い目も特徴です。成猫になるにつれ、丸から長くなり、鼻が目立ってくるようになります。

目で見分ける

ほとんどの子猫は、青っぽい目をしています。生後から6週間してくると、それぞれの遺伝子に沿った目の色をしてくるようになります。

毛質で見分ける

子猫と成猫では明らかに毛質が違います。子猫の毛質はもふもふした柔らかい毛で覆われているのに対し、成猫になるとつややかで光輝いている印象です。老猫になると毛づくろいする能力がなくなってくるため、つややかさがなくなってきます。

歯で見分ける

生まれたての頃は乳歯が生えてきますが、6カ月もたつと抜けてきて永久歯が生えてきます。また、子猫の頃は歯が薄く、小さいのに対し、成猫になると歯が厚く、大きくなってきます。そして、永久歯が生えたての頃は歯が真っ白ですが、年を取るにつれて茶色く変色してきたり、歯石や歯垢も溜まりやすくなります。シニア猫になると、歯が抜け始めます。

運動量で見分ける

子猫から成長している最中は、とても活発で、ナイーブで、不器用で、冒険心があります。睡眠時間も多く、成猫よりもエネルギッシュで注意深いです。成猫からシニア猫になると、落ち着きがあり、静かで、あまり活発でなくなります。

猫の老化って?

目を閉じる猫
猫の年齢は人間の約4倍のスピードで進むと言われています。年齢はあくまで目安であって、飼育環境などで寿命や老いの程度はさまざまですが、老化するにつれてかかる病気などが増えてしまうことは事実です。愛猫の高齢化のサインには常に目を配っておきましょう。

何歳からがシニア猫? 状態で見る高齢化のサイン

一般的に、「シニア猫」と呼ばれるのは10歳前後からだと言われています。ただ年齢は個体差があるので、ここではシニア猫に分類される特徴を紹介していきます。

寝ている時間が増える

体力の低下などにより、遊ぶことが少なくなり、睡眠時間が長くなる場合があります。

歯が抜けるなどの口の症状

猫は口の中も老化現象が起こります。歯が抜ける、歯石が目立つ、食事をするときに痛がる(あまり食べたがらない)、口臭が強くなるなどの症状が気になったら、一度病院へ連れて行った方がいいかもしれません。口の老化を放っておくと、歯槽膿漏や歯周病などの病気につながってしまうからです。これらの病気により口の中に細菌がたまると、血流に乗って内臓まで届き、内臓疾患につながる恐れがあります。老化による症状ではありますが、重病化してしまう前にお医者さんに診てもらいましょう。

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