猫バンバンを車に乗る前の常識に! 日産はかわいいステッカーを配布中 #猫バンバン

「猫バンバン」って聞いたことありますか? あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、猫の命を守るため大切なある行為を指した言葉なんです。今回は、車に乗る人は必ず知っておくべきの新常識「猫バンバン」について紹介します。

猫バンバンとは

猫バンバンとは、猫をバンバンと叩く行為ではありません。車に乗る前にボンネットをバンバンと叩く行為のことです。寒い季節になると猫が暖を取るために自動車のボンネットやタイヤの間に入りこんできます。そのまま運転手が猫の存在に気付かず、車を出発させてしまうことで発生する猫の死亡事故は少なくありません。そういった事態を改善するために、初められたのが「猫バンバン」です。

猫の安全を守るための取り組みの一環として、2015年に日産自動車がTwitterで「#猫バンバン」のハッシュタグとともに、車の出発前にボンネットを叩いて猫がいないことを確かめる動作を呼びかけたことで、一般の多くの人々に知られるようになりました。

日産自動車による「#猫バンバン PROJECT MOVIE by NISSAN #KnockKnockCats」と題されたビデオは、再生回数160万回を超えており、日本だけでなく世界中の車を運転する人たちに猫バンバンの大切さを訴えかけています。

猫はどうしてボンネットに入るの?

「鍵をかけているのに、どうして猫が車に入ることができるの?」「ボンネットはいつも閉めているはずなのに」と思う方がいるかもしれませんが、ボンネットには冷却のために小さな穴があいています。穴の大きさや形は車種によって異なりますが、猫が入るにはいずれも十分な大きさなのです。

猫の祖先はリビアヤマネコと言われていますが、猫は家畜化された歴史が浅く、リビアヤマネコの習性が強く残っていると考えられています。同じネコ科のライオンやチーターもそうですが、猫は瞬発力が長けていても持久力はあまりありません。そのため、敵や獲物に見つからないように身を隠すことができる狭い場所は、猫にとって安全な場所なのです。寒い冬に暖を取ることができる、ボンネットやタイヤの上などの狭いところを見つけると、すかさず入ってしまうのは、猫の野生だったころの名残と言えます。


動画では、車を点検に出したところ、猫が侵入した跡があると言われた投稿者の方が夜中にカメラを設置して猫がエンジンルーム(ボンネット)に入る様子を捉えています。

夏も必要?

冬に多い猫のボンネットルームにおいての死亡事故ですが、実は1年を通して起きています。日陰や隠れられる場所を求めて猫が入ってしまう場合があるようです。


猫バンバンのやり方

猫バンバンのやり方はとても簡単です。

  1. 車のボンネットの部分を軽く叩く。

  2. タイヤの上に猫がいないか確かめる。

  3. ボンネットを開けて、猫が隠れていないか確かめる。

ボンネットを叩いただけでは逆に奥に隠れこんでしまう可能性もあるので、必ず最後にボンネットを開けて確かめるようにしてください。シートベルトをするのと同じくらいに「猫バンバン」も車に乗る前の当たり前の作業になるといいですね。

海外の反応

猫バンバンについて、海外の人たちはどのように考えているのでしょうか?

訳:車に乗る前に! 少しの勇気でかけがえのない猫の命が救えます。

訳:韓国でもこんな宣伝すればよくないですか?

「猫バンバン」を広めたいと考えているのは、日本に限らず万国共通のようですね。

猫バンバン

猫バンバンの英訳:KnockKnockCats

他の車やタクシー会社の反応

日産が提案した「猫バンバン」について、他のライバル車会社はどう考えているのでしょうか?

ホンダ


Twitterでは、ホンダアカウント(@HondaJP)が猫バンバンを呼び掛け、ニッサンアカウント(@NissanJP)が感謝のツイートをしています。ライバル会社とはいえ、猫を守りたい気持ちは同じ! なんだか見ていてほっこりしますね。

 

フィアット

なんとイタリアの車メーカー、フィアットまで「@NissanJP」を付けてツイートしています!!

猫バンバンが日本中だけでなく、世界中の運転手に広まればいいですね。

MKタクシー

MKタクシーの運転車さんも、かわいいイラスト付きの投稿で猫バンバンを呼び掛けています。

この投稿はリツイート数が3万4000を超え、たくさんの人に猫バンバンを知ってもらうきっかになるきっかけになりました。

日産の猫バンバンプロジェクト

日産自動車では猫バンバンプロジェクトを実施しており、ホームページから猫バンバンステッカーをダウンロードすることができます。50種類を超える素敵なデザインから選ぶことができます。

猫バンバン

猫バンバンをして助かった命

実際に猫バンバンをしたことによって猫の命が助かった事案を紹介します。

兵庫県の三菱自動車販売太子店

兵庫県の姫三菱自動車販売太子店では、「猫の鳴き声がする!」とお客さんの声があったため、ボンネットを開けてみるとオイルまみれの猫が出てきたそうです。

その後、スタッフのお家に連れて帰ってもらい幸せに暮らしているそうです。

Twitterの投稿

車の近くにいた子猫がいなくなったことに気付いた方がボンネットを開けたところ、なんと中に入っていたそうです。投稿された方の適切な行動がなければ、猫の命が危ないところでした。

たった30秒で助かる猫の命

忙しい方にとって、「猫バンバン」は少し面倒な作業かもしれません。しかし、30秒ほどの簡単な作業で猫の大切な命を守ることができるなら、猫バンバンをしないという選択肢は無いのではないでしょうか? シートベルトをすることや、アルコールを飲んだら運転をしないことと同じくらい、「猫バンバン」が車を運転する人たちにとって、当たり前の行為になればいいですね。

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