猫はマグロの刺身を食べても大丈夫?水銀中毒の危険性など注意点を解説

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猫はマグロを食べても大丈夫です。実際、マグロを含むキャットフードを好む猫は多いと思います。マグロにはタンパク質を始めDHA・EPA、タウリンなどが豊富に含まれ健康に良い食材ですが、水銀中毒の危険性もあります。今回はマグロの与え方や注意点を解説します。

猫はマグロを食べても大丈夫

猫
 
マグロは猫が食べても大丈夫な食材です。タンパク質やオメガ3系脂肪酸であるDHA・EPA、ナイアシン、ビタミンD、鉄、ビタミンEなどを豊富に含みます。血合いには猫の必須アミノ酸であるタウリンが豊富に含まれています。

DHAは皮膚粘膜の健康を保ち認知症を予防するなど脳の働きを活発にしてくれる効果が、EPAは血中に血栓ができるのを防ぎ、血栓の詰まりが原因となりやすい心筋梗塞や脳梗塞になる確率を下げてくれる効果が期待できます。

猫にマグロを与える際の注意点

ツナ

猫にマグロを与える際は「水銀中毒」と「アレルギー」に注意が必要です。

マグロの刺身は水銀中毒のリスク

魚のお刺身が大好きなネコちゃんは多いと思いますが、一部の魚は水銀の含有量が多く注意が必要です。水銀中毒になると神経や内分泌、腎臓などに障害が起こり、死に至ることもあります。

厚生労働省は妊婦の水銀摂取が胎児に影響を与えるとして、キンメダイ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロ、ユメカサゴ、ミナミマグロなどの摂取量に注意が必要としています(※1)

猫においても、マグロの刺身(生肉)を食べていた猫の水銀濃度が高くなり、染色体以上の発現頻度が多くなったという研究データもあります(※2)。猫に刺身を与える際は、水銀中毒のリスクがある品種を避けるようにしましょう。

マグロ味のツナ缶を与えている飼い主さんが不安になるかもしれませんが、厚生労働省はツナ缶フレークに特別な注意の必要はないとしています。ツナ缶には水銀濃度の低いキハダマグロが使われることが多いためです(※3)

※参照1:「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」(厚生労働省)、参照2:「まぐろ中の水銀化合物の生体に及ぼす影響について」(日本衛生学雑誌)、参照3:「魚介類・鯨類の水銀についてのQ&A」(日本生活協同組合連合会)

アレルギーのリスク

マグロ

猫でもマグロにアレルギー反応を起こす場合があります。初めてマグロを食べてから2〜3回目までは与える量を少量にして、アレルギー症状が出ないかを確認するようにしてください。症状としては皮膚を痒がることが多く、下痢や嘔吐が見られる場合もあります。気になる症状が現れた際は、獣医師に相談するようにしてください。

猫にマグロの加工品はあげて大丈夫?

猫

猫にマグロの加工品を与える場合は、人向けの味付けがされていないかと、量に注意してください。猫向けの加工品もありますので、そちらがオススメです。

ツナ缶は?

市販されているツナの缶詰ですが、塩分が含まれていると健康に悪いため、塩分フリーで添加物も含まれていないツナ缶を与えてあげるようにしましょう。

マグロ節は?

マグロ節は豊富なタンパク質だけでなく、リンが多く含まれるため、与えすぎてしまうと腎不全を起こしてしまう可能性があります。少量にしたり、マグロ節の茹で汁をキャットフードにかけて与えてあげるなどがオススメです。

マグロで健康な生活を!

猫

マグロは猫にとって非常に栄養素の高い食材です。しかし、食べ過ぎだと腎不全の原因になったり、肥満の原因になります。そのため、健康な猫ちゃんには、基本的に総合栄養食キャットフードを前提にマグロをおやつに与えることをオススメします。それらを注意して、素敵な猫との食生活を過ごしてくださいね!