
猫にアーモンドを与えるのはおすすめできません。栄養価が高いアーモンドは脂質が多く、丸ごと飲み込んでしまった場合は体内で詰まってしまうリスクもあります。
目次
この記事のまとめ
- 猫にアーモンドを積極的に与える必要はない
- アーモンドの脂質が多いため過剰摂取で嘔吐やすい炎のリスクがある
- ビターアーモンドは毒性を持ち、猫に絶対に与えてはいけない
- 誤って食べた場合は様子観察し、異変があれば速やかに獣医師に相談する
猫にアーモンドを食べてはいけない理由

私たちにとっては栄養豊富なアーモンドですが、猫には必ずしも必要とはいえない食べ物です。もちろん、少量食べることですぐに大きな問題があるとは言えませんが、積極的に食べさせることは必要ないといえるでしょう。
身近な食材ではあるので、目を離した隙に、パクリと食べてしまったなんてこともあるかもしれません。のどに詰まらせた場合は、すぐに獣医師の指示を仰いでください。また食べてしまった後は個体ごとの相性やアレルギーの心配もありますので、しばらく猫の様子を観察し、気になる症状が出た場合は早めに獣医師に相談しましょう。
猫が食べてはいけないアーモンドの成分

アーモンドは栄養価が高く、美容意識が高い人が注目しているナッツの一つです。具体的にどのような成分が多く含まれるのか、気になる詳細を紹介します。
| アーモンドの成分(乾、100gあたり) | |
|---|---|
| エネルギー(kcal) | 587 |
| 水分(g) | 4.7 |
| たんぱく質(g) | 19.6 |
| 脂質(g) | 51.8 |
| 炭水化物(g) | 20.9 |
| カリウム(mg) | 760 |
| マグネシウム(mg) | 290 |
| リン(mg) | 460 |
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があります。細胞膜トラブルの原因となる活性酸素、過酸化物に対抗し守ってくれます。細胞膜が壊れてしまうと皮膚病やガン、消化器疾患などさまざまな病気になってしまう可能性があります。オレイン酸
オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種で、コレステロールを下げる効果が期待できます。リン
リンは歯や骨を丈夫に保ったり、神経や筋肉を正常に保ったりする効果があります。カリウム
カリウムは塩分を排出する働きがあるので、血圧を維持してくれます。利尿作用が体内の水分量を調整してくれるので代謝が良くなります。猫にアーモンドを与える際の注意点

体に良さそうな成分が多くあるアーモンド。しかし、猫にとって気を付けたい成分があります。それは、脂質です。ヘルシーなイメージが強いアーモンドですが、実は脂質が多く含まれています。少量の摂取は問題ありませんが、過剰摂取で嘔吐や下痢のほか、最悪の場合、すい炎を引き起こす可能性もあります。
そもそもアーモンドは猫が食べなくてもよい食材なので、無理に与える必要はありません。それでも、猫にアーモンドをどうしてもあげたいというときは、無塩のものを少量だけにしておき、消化しやすいように細かく砕いて与えるようにしましょう。
ビターアーモンドは危険
アーモンドは与え方に注意すれば、少量なら猫が食べても大丈夫ですが、実は気を付けたいのが「ビターアーモンド」です。私たちが普段食べているのは、食用のスイートアーモンドで、ビターアーモンドは野生種やそれに近いアーモンドの木から取れるものです。現在、日本では食用として輸入することができません。このビターアーモンドには、シアン化合物が含まれていて、毒性があると考えられています。これは猫だけでなく人間にとっても、一定量摂取すると死に至る非常に危険なものです。
アーモンドチョコレートは絶対に与えないで
コンビニやスーパーなどでよく売られているアーモンドチョコレート。とてもおいしいですが、猫にとってチョコレートは中毒性がある食べ物です。猫にアーモンドチョコレートを与えないようにしましょう。猫とアーモンドに関するよくある質問
Q.
猫はアーモンドを食べても大丈夫ですか?
A.
少量であればすぐに問題になることは少ないですが、基本的には与える必要はありません。猫にとって必須の食材ではなく積極的に与えるべきではないです。誤食した場合は様子を観察しましょう。
Q.
猫はアーモンドでアレルギーを起こすことがありますか?
A.
はい、個体によってはアレルギー反応が出る可能性があります。食べた後はしばらく様子を観察しましょう。異常があれば早めに受診してください。
Q.
ビターアーモンドは猫に与えてもいいですか?
A.
いいえ、ビターアーモンドは毒性があるため絶対に与えてはいけません。シアン化合物を含み非常に危険です。人間にとっても有害な食材です。
Q.
猫がアーモンドを食べてしまった場合はどうすればいいですか?
A.
少量であれば様子を見ることが多いですが、喉詰まりや体調変化に注意しましょう。嘔吐やぐったりする様子があればすぐに受診してください。心配な場合は早めに獣医師に相談しましょう。