猫はなぜキックを繰り出す?けりけりする理由や対処法を解説

Share!

ついつい動画に収めたくなるほどかわいい仕草ですが、意外と痛い猫キック。猫にとってキックは攻撃なのか、それとも純粋にじゃれているのでしょうか?今回は猫キックにはどんな意味があるのか、その対処法などを解説します。

猫キックとは


キックをする猫

猫キックとは前足で対象を抱えて、後ろ足で蹴りつける猫の行動のことをいいます。

猫キックは本能的な仕草のひとつで、狩りをして、獲物を捕らえた時の行動の名残としてキックすることがあるのです。

もともとは本能的な攻撃行動ですが、猫がキックするときは必ずしも「怒っている」「敵意をもっている」というわけではありません。

猫がキックをする理由

じゃれる猫

甘えている・じゃれている

猫がゴロゴロと寝転がってリラックスしている状態でキックをしてくるときは、甘えている可能性が高いです。

もっと「構ってほしい」「遊んでほしい」というサインでもあります。猫からのコミュニケーションやお誘いでもあるので、できるだけ応じてあげましょう。

猫同士のコミュニケーション

猫同士に見られる蹴り合いの場合、猫同士のコミュニケーションの可能性があります。特に仔猫は狩猟本能の名残で、遊びながら狩りの練習をしているとも考えられます。

ただ、あまりにエスカレートして喧嘩になった場合は要注意。猫同士がケガをしないように気をつけてあげましょう。


怒っている

猫キックには本能的な攻撃性の意味がある場合もあります。じゃれている時とは異なり、少し距離感をとりながらのキック、威嚇している様子があるときは、猫が怒っている可能性が高いです。

そういうときは少し距離をとって、猫が何を嫌がっているのかしっかり観察してから接していきましょう。

無理に近寄ったりコミュニケ―ションをとろうとしたりすると、猫のストレスになったり、人間のほうも猫キックで思わぬケガを追ったりする恐れがあります。

ストレス・運動不足

猫がソファやクッションなどに向けてキックを繰り返している時は、ストレス解消や運動のために身体を動かしている場合があります。

室内飼いの若い猫に良く見られる行動です。あまりひどくなると家や家具が傷つくので、蹴りやすいおもちゃを与えるなどして対処してあげると良いでしょう。

安全な猫キックのために

伸びる猫

猫キックが頻繁な場合は、爪切りケアは必須です。爪が伸びていると、飼い主さんはもちろん、猫自身もケガを負う恐れがあります。

もし猫キックでひっかかれてケガをした場合、細菌感染の恐れがあるのでしっかり消毒して手当てをしましょう。

同時に猫の爪も折れたりしていないか、ケガをしていないか、チェックしてあげることが大切です。

猫キックをやめさせたい場合

覗く猫

猫の気をそらす

猫キックをやめさせたいときは、猫の意識をそらしてあげると良いでしょう。

音を出したり、おもちゃを与えたりするなど、他の刺激を与えてあげることが有効です。

けりぐるみをあげる

猫キックはしてもいいけど、自分にされたくない飼い主さんの場合は、けりぐるみをあげることで、ターゲットから外れる可能性があります。


運動する環境をつくる

体力があり余り、発散させたくて猫キックを繰り出している可能性がある場合、運動不足を解消することが重要です。

猫キックされる前にいっぱい遊んであげたり、キャットタワーを設置したりして、運動する環境を整えてあげましょう。

猫キックは構っての意思表示

構ってほしそうな猫

猫キックとは前足で対象を抱えて、後ろ足で蹴りつける猫の行動のことをいいます
猫キックは本能的な仕草のひとつです
猫がキックするときは必ずしも「怒っている」「敵意をもっている」というわけではありません
猫キックをやめさせたいときは、猫の意識をそらしましょう

猫の「構って!」の意志でもあるキック。威力が強すぎたり、頻繁すぎたりしても少し困りますよね。

猫のキックは本能行動のため、物理的にやめさせることは困難ですが、飼い主さんが適度に距離をもつことで、改善されることもあります。

頻繁にキックするのであれば「必ず構ってもらえるわけではない」と覚えさせるのも対策の一つです。愛猫の様子をみながら、気持ちの良い関係を保っていきましょう。