愛犬がソファに乗る際の注意点を解説 飛び降りる際の衝撃が怪我につながる可能性も

ペットの家族化が進み、愛犬と同じソファでくつろぎ、同じベッドで眠る飼い主さんも増えています。ソファが大好きなワンコも多いですよね。しかし、ソファはもともと私たち人間のために作られているものですので、注意しないと愛犬の怪我の元になってしまうこともあります。今回は、犬がソファをなめる、噛む、掘るといった行動をする理由や飛び降りる際の注意点、登らせないための対策について解説します。

なぜ犬はソファを噛むの?

犬とソファ

お仕事終わりや週末、愛犬とソファーに座ってテレビ鑑賞や読書をするのが趣味という方は多いのではないでしょうか? 一日の疲れを癒やしてくれる愛犬との時間はとても大切ですよね。でも、そこには気をつけなくてはいけないことがいくつかあるのです。

例えば、愛犬がソファをボロボロにして困っている飼い主さんは少くないと思います。何が埋まっているわけでもないのにソファを掘る「ホリホリ」現象が起こったり、愛犬がソファをなめたり噛んだりしてしまうようになったら、まずは理由を考えてあげましょう。

犬がソファを掘る理由

犬は野生動物として暮らしていたとき巣穴を掘って暮らしていたといわれています。地面に掘った巣穴などで出産や子育てをしたり、捕らえた獲物を地面に穴を掘って隠していました。その習性が現在も残っているのです。クッションの下やもみくちゃにされた毛布などの下からおもちゃやおやつが発見されたという経験がある方もいますよね。自分の大切なものやお気に入りを大事に隠しているのです。


犬がソファをなめる・噛む理由

もし愛犬がソファを掘るだけでなくなめている場合、もしかしたら食べこぼしたものの匂いがソファに付いていて、それを必死に探しているのかもしれません。その場合はソファを綺麗にしてあげてください。あるいは、やることがないからソファを掘っているとも考えられます。おもちゃを買ってあげたりお散歩の時間を増やしてあげたりすると「ホリホリ」は減っていくようです。

しつこく穴掘りをする、何度も行うなどの様子が見られるときはストレスが原因になっていないか考えてみましょう。放置すると「常同障害」という心の病気を発症する可能性もあります。常同障害とは、意味のない行動を繰り返す症状を言い、ストレスが原因とされています。

ストレスの場合は原因を解決する必要がありますが、単純に掘ったりなめたり噛んだりすることが習慣化してしまっている場合は、きちんとしつけをすることが大切です。自宅のソファだけでなく、お友達のお家やドッグカフェなどのソファで同じことをしてしまうことがあるかもしれないからです。


ソファからの飛び降りが怪我のリスクに

残念ながら、ソファのある暮らしが愛犬の怪我の原因になってしまうこともあります。ソファに乗ったり飛び降りたりすることが少しずつ関節の負担になっている場合もあります。特に小型犬では膝蓋骨脱臼(通称パテラ)になったり、衝撃で骨折してしまうケースもあります。

若いときは勢いで乗り降りができていても、老犬なった頃に蓄積されたダメージが出てくる場合もあります。愛犬の大きさから見てソファが高すぎる場合、スロープや昇降用の階段を設置してあげるとよいでしょう。


犬の階段を作って衝撃対策

階段は段差の大きさによってサイズが分かれているものがあるので、愛犬の足の長さに合わせて無理のないサイズを選んであげたいですね。インターネットでも「犬用ステップ」と検索すると簡単に見つけることができます。犬用ステップはソファが高くて乗り降りするのがのが大変な愛犬に嬉しいプレゼントになるかもしれませんね。

セルタン ドッグステップ 4段 PVCブラック
ドッグステップ4段
Amazonで見る

事故防止には、「自分で乗り降りをしないようにしつける」「飼い主さんがいるときだけソファを使わせる」といった対策も有効です。


犬をソファに登らせないという選択も

犬とソファ

そもそも愛犬をソファに乗せるのが良いのかという考え方もできます。愛犬の足腰に良くないというのもありますが、飼い主さんと同じところにいることによって愛犬が自分のテリトリーを正しく理解できなくなる可能性もあります。どかそうとすると攻撃的になって唸ったり、噛んできたりする犬もいるのではないでしょうか。

犬からすれば、「自分の居場所なのになぜどかそうとするんだ」と怒るのは自然なことです。それが飼い主さんにとっての問題行動になる場合は、ソファに登るのを禁止して飼い主さんと愛犬の行動範囲をはっきり分けるようにしましょう。


愛犬との暮らしにベストマッチなソファの選び方

犬とソファ

愛犬との暮らしにどうしてもソファが欲しい! 一緒にソファでゆっくりしたい! という方にオススメなソファの選び方を見てみましょう。

淡い色味のレザーのソファがオススメ

インテリア情報や家具についてのコンテンツを扱うウェブサイト「the spruce」によると、ペットと暮らす家庭にオススメなのは汚れのわかりやすい淡いカラーのソファです。お掃除がしやすくなるだけでなく、抜け毛がはっきり見えるので、「愛犬の体調不良に気付きやすくなる」「ノミなどを見つけやすくなる」といったメリットもあります。

素材としては、水汚れが一拭きで落ち、引っかき傷に強いということでレザー(革)のソファが推奨されています。同じ理由で、マイクロファイバー生地のソファもオススメです。お持ちのソファーにマイクロファイバー生地の洗えるカバーをつけると、汚れたときも安心ですね。

特に小型犬や足腰の弱い老犬と暮らすご家庭にオススメなのが、こたつでも利用できるよう低く作られているソファです。ローソファやフロアソファと呼ばれ、まるで座椅子を横に並べたようなデザインになっており、リクライニング対応のものも販売されています。これなら愛犬と一緒に気兼ねなくソファでのんびりできますね。

犬専用ソファもあります

犬とソファ

子育てと同じように、愛犬のしつけ方や愛犬との暮らし方も家族それぞれ。「ソファに愛犬を乗せないようにしよう!」と決めたご家庭におすすめなのが、犬専用のソファです。いろいろな素材や大きさから選ぶことができ、デザインもさまざま。愛犬とペットショップを訪れて一緒に選ぶ時間も楽しいですね。

オランダ HappyHouse社 Sofa Wood 木製ソファベッド
木製ソファベッド
Amazonで見る

安全なソファ選びで愛犬とまったり

愛犬と一緒にソファでくつろぐためには、愛犬のサイズや年齢に合ったソファを選んであげることがとても重要です。犬用の階段や犬用のソファなども検討して、愛犬との時間をより快適で安全な時間にしてくださいね。

参考文献