猫はうどんを食べても大丈夫? 与える量や味付けには注意が必要

香川県の名物としてもお馴染みのうどん。ツルツルとした喉越しがたまらなく、子供からお年寄りまで幅広い世代から愛されている国民食の一つともいえますよね。うどんを食べている時に猫が足元に寄ってきて、「うどんを猫にあげても大丈夫なのかな?」と思ったことのある飼い主さんもいるのではないのでしょうか。猫はうどんを食べても大丈夫です。しかし、与える量や味付けには注意が必要です。今回はうどんに含まれる栄養素や猫にうどんを与える際に気を付けておきたいことを紹介します。

猫はうどんを食べても大丈夫

釜揚げうどん

猫は基本的にうどんを食べても大丈夫ですが、気を付けておきたい点がいくつかあります。
あげ方や量を間違えてしまうと、猫の命を危険にさらしてしまうかもしれません。猫にうどんをあげる前に、必ず注意点も確認しましょう。

猫にうどんをあげる際の注意点


猫にうどんを与える際、いくつか気をつけるべきポイントがあります。

猫の小麦アレルギーに注意!

小麦アレルギーは、人間にとって代表的な食物アレルギーの一つで、牛乳アレルギー、アレルギーに次いで3番目に多いです。

アレルギー症状は湿疹とかゆみが主ですが、嘔吐下痢、喘息、口周りの腫れなどを引き起こすこともあります。
ひどい場合だとアナフィラキシーショックになり、かゆみやむくみ、じんましん、血圧低下、不整脈、ショック状態、虚脱、呼吸困難、失禁、脱糞、嘔吐、意識障害、痙攣を引き起こす恐れもあり、処置が遅れてしまうと死に至ることもあります。

症状は食べた直後に反応するとは限らず、1カ月後に表れる場合もあるので注意が必要です。

猫にあげるうどんの量

小麦アレルギーを持っていない限り猫はうどんを食べても大丈夫ですが、うどんには栄養素があまり含まれていないためあげすぎてしまうと栄養が偏ってしまいます。あくまでも主食ではなくて、「おやつ程度」に与えるようにしましょう。

猫にあげるうどんの長さ

猫にうどんを与える際はなるべく短く切ってあげるようにしましょう。普段食べ慣れていない細長いうどんを勢い余って口にしてしまうと、喉をつまらせて嘔吐の原因となってしまう恐れがあります。

うどんの味付けは禁止

うどんのつゆには塩分が多く含まれています。塩分を摂りすぎると高血圧になってしまうため、つゆで味付けをするのはやめましょう。

また、薬味としてよく使われるネギは猫にとっては有害な食べ物なので、絶対に与えないようにしましょう。わさびなどの香辛料も胃炎や下痢の原因になってしまうので危険です。

茹でたうどんの栄養素

うどんの栄養成分は調理方法によっても異なるため一概に言うことはできませんが、今回は茹でたうどんの栄養成分を紹介します。

茹でたうどんの成分(100gあたり)
エネルギー(kcal) 105
水分(g) 75
たんぱく質(g) 2.6
炭水化物(g) 21.6
ナトリウム(mg) 120
リン(mg) 18
食物繊維(g) 2.0

うどんは「薄力粉」「水」「塩」というとてもシンプルな材料で作られているということもあり、栄養素がほとんど含まれていないことが特徴です。炭水化物の割合が非常に高いため、過剰に摂取をしてしまうと肥満にもつながってしまいます。

猫にうどんをあげるときには適正量を

見上げる猫

猫は小麦アレルギーを持っていない限り、うどんを食べても大丈夫です。ただし、うどんにはあまり栄養が含まれていないため、うどんばかりを与えてしまうと栄養に偏りが出てしまいます。そのため、猫にうどんを与える際は1食としてでなく、キャットフードのトッピングやおやつとして与えることを推奨します。

※本記事は猫にうどんを積極的に食べさせることを推奨するものではありません。猫に健康的な食べ物は、栄養がバランス良く摂れるように配合された総合栄養食としてのキャットフードです。雑食動物の人と違って猫は肉食動物です。人の体に良いからといって猫にも良いとは限りません。逆に悪影響となったり、必要な栄養の吸収を阻害したりすることもあります。

ただ、食事は飼い主と愛猫の絆を強くする大切な時間でもあります。同じものを食べたいと思ったり、欲しそうにしている愛猫に少しわけてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。そんなときは必ず与えても大丈夫なのかを調べ、適切な与え方や量(あくまでおやつとして)を守り、様子を見ながら与えるようにしてください。


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