猫はしらすを食べても大丈夫?無塩しらすで塩分の取り過ぎを避けて

小さく食べやすい「しらす」ですが、愛猫が食べてしまってもいいのでしょうか? 愛猫のご飯のトッピングに釜揚げしらすを、という方もいるかもしれませんが、与えるときには気を付けたいこともあります。そこで、しらすに含まれる成分とともに、与えるときの注意点などを解説します。

猫にしらすを与えても大丈夫です

しらす

猫がしらすを食べることは問題ありません。ただし、塩分には注意が必要です。しらすは、加工する際に塩を添加していることが多くあります。

人間にとって塩分の取り過ぎは良くありませんが、もちろん猫も同じです。そのため、猫にしらすを与えるときは無塩しらすを選んでください。最近では、猫用しらすが販売されているので、そちらを与えるのもよいでしょう。

猫用やわらかしらす
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しらすの成分

皿に盛られたしらす

自宅でしらすを食べるときは、加工品を購入してくる場合がほとんどだと思います。釜揚げしらすや干ししらすのように加工された商品は、メーカーにより成分が少しずつ異なります。そのためそこで、ここでは基本となる生のしらすの成分を紹介します。

しらすの成分(生、100gあたり)
エネルギー(kcal) 76
水分(g) 81.8
たんぱく質(g) 11.4
脂質(g) 1.3
炭水化物(mg) 0.1
ナトリウム(mg) 380
カリウム(mg) 340
カルシウム(mg) 210
リン(mg) 340
コレステロール(mg) 140


ナトリウムとカリウム

カリウムとナトリウムはバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして体内の恒常性を保つ働きがあります。

カルシウム

別名「天然の精神安定剤」とも呼ばれているカルシウムは、骨や歯を丈夫にするだけではなく、神経や筋肉の活動を円滑に進むようにサポートをする役割をします。干物で骨ごと食べることができるシシャモは、特にカルシウムを摂取しやすい食材といえるでしょう。

リン

リンは歯や骨を丈夫に保ったり、神経や筋肉を正常に保ったりする効果があります。

コレステロール

人間の場合、動脈硬化など生活習慣病の原因の一つにもなるコレステロール。悪者のイメージがありますが、過剰摂取に気を付ければ問題はありません。むしろ、カルシウムやミネラルの吸収を促進するビタミンDを生成したり、性ホルモンの原料になったりと、猫にとって欠かせない成分です。

猫にしらすをあげるときは無塩のものを

ねこ

しらすは猫が食べても大丈夫です。ただし、猫のために塩分控えめのしらすを用意してあげてくださいね。

※本記事は猫にしらすを積極的に食べさせることを推奨するものではありません。猫に健康的な食べ物は、栄養がバランス良く摂れるように配合された総合栄養食としてのキャットフードです。雑食動物の人と違って猫は肉食動物です。人の体に良いからといって猫にも良いとは限りません。逆に悪影響となったり、必要な栄養の吸収を阻害したりすることもあります。

ただ、食事は飼い主と愛猫の絆を強くする大切な時間でもあります。同じものを食べたいと思ったり、欲しそうにしている愛猫に少しわけてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。そんなときは必ず与えても大丈夫なのかを調べ、適切な与え方や量(あくまでおやつとして)を守り、様子を見ながら与えるようにしてください。