
猫がイカ耳になるときの気持ちとは?耳でわかる猫の気持ちを紹介
猫の気持ちは「耳」や「しっぽ」「姿勢」など全身から読み取ることができます。なかでも猫の耳は音を聞き取るだけでなく、感情表現にも使われることがあります。今回はイカ耳に着目して、イカ耳のときの猫の気持ちを紹介します。
猫の「イカ耳」とは

イカ耳とは猫の仕草のひとつで、猫が耳を水平に伏すことで、正面から見るとイカの頭みたいに見えることから「イカ耳」と呼ばれています。
猫の耳は音を聞くだけでなく、感情の表現にも使われるため、猫がイカ耳になるときの気持ちを知っておきましょう。
猫がイカ耳になるときの気持ち

猫がイカ耳になるときの気持ちとして、以下の4点が挙げられます。
- 警戒している
- 集中している
- 不満がある・怒っている
- 怖がっている
警戒している
警戒している場合にイカ耳になります。基本的に猫は気になる対象に耳を向けて情報収集をします。なにか危険を感じたときにすぐに対応できるよう、周囲を警戒している状態です。
このとき、不用意に近づくと「シャー!」と敵認定される可能性があるため、落ち着くまで様子を見ましょう。
集中している
イカ耳にして、気になる対象の音に集中している状態です。気になる音の原因を特定しようと集中しているため、このときも不用意に近づくことはオススメしません。
不満がある
「お腹空いた」「一人になりたい」「構ってほしい」といった何かしらの不満をイカ耳にすることで表現することもあります。耳以外にもイカ耳にする理由が隠れているので、全身を見て不満解消に努めてあげると良いでしょう。
怖がっている
怖がっているときもイカ耳になります。警戒時と似ていますが、この場合は体も縮こまっているため、怖がっていることがわかりやすいはずです。
イカ耳だけじゃない!耳から読み取れる猫の気持ち

通常時の耳
通常時の耳はリラックスしている状態です。ピンと立った耳
耳やしっぽをピンと立たせ、微かに揺れている状態の場合、何か獲物を発見して興奮している状態です。獲物を狙うときには、姿勢を低くし、物陰に隠れてタイミングを見計らってお尻をフリフリして飛び出して行きます。
前方に向いてピンと立った耳
基本は気になるモノがある方向に耳が向きますが、前方に向いてピンと立っているときは機嫌が良いときです。まとめ

猫は耳以外でも「目」「ヒゲ」「しっぽ」「姿勢」など全身を使って、相手に自分の気持ちを伝えます。
耳だけを見て猫の気持ちを理解することは難しいため、全身を総合的に見て、猫の気持ちに寄り添いましょう。