猫が電池を誤飲したとき際の危険性や考えられる症状、対処法を解説

猫が電池を誤飲したとき際の危険性や考えられる症状、対処法を解説

好奇心旺盛な猫たちは、時に「まさか電池を食べるなんて!」という事件を起こすこともあるかもしれません。今回は、猫が電池を誤飲してしまった場合に考えられる症状や治療・対処法について紹介します。

猫が電池を食べた際の危険性

猫

猫が電池を飲み込んでしまったことがわかった場合、迷わず動物病院に行ってください。特にアルカリ電池は含まれるアルカリが中毒を引き起こす原因ともいわれているので要注意です。

なぜアルカリ電池が猫にとって有害なのか?

アルカリ成分は融解壊死といって体内の組織を壊す作用があります。そして、アルカリ成分は組織によって中和されるまで深部組織へ浸透するため危険な成分です。

猫が電池を食べるとどんな症状が出る?

口腔粘膜の刺激は顕著で、流涕という激しく泣いて涙を流す症状が起こることがあります。また、口腔内潰瘍と火傷がみられる可能性もあり、食道への影響も少なくありません。

痛みや鳴き声、パンティング、腹痛、吐血およびショックという症状が報告されています。気胸や腹膜炎、敗血症、虚脱および死に至る可能性もありますので、猫が間違って電池を食べてしまった場合はすぐ動物病院に行きましょう。

治療法はあるの?

催吐と洗浄は、アルカリ摂取においては禁忌とされています。また、活性炭もアルカリ摂取の場合においては非効果的です。一般的には、内視鏡検査が行われるべきとされています。内視鏡検査は中毒動物が診断されるまで少なくとも12時間以上は遅らせて、それから注意深く行うべきとされていますが、食道の壊死がある場合は中止すべきです。

摂取されたアルカリ電池は、穿孔(せんこう)を防いでしまうため、内視鏡下でできるだけはやく食道から取り除くべきです。もし電池が胃内にあれば、穿孔を起こす見込みは大幅に減少しますが、電池はタイムリーに回収が必要です。

電池の存在部位を特定するために、X線検査を行うこともあります。無理に飼い主さんが取るのではなく、必ず動物病院の先生に診てもらいましょう。

猫が食べてはいけないものを食べた場合の応急処置

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獣医師が的確な判断をすることが重要ですので、飼い主さんが正しい説明をする必要があります。まずは中毒物質の種類の特定と摂取経路を明らかにしてください。その上で、動物病院へ連絡し、その物のパッケージ(あるいは残っていた物質)を持っていくようにしましょう。また、致死摂取量は体重や状態によって変わるため、少しでも食べた場合は念のため動物病院に電話することを推奨しています。
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