猫は栗を食べても大丈夫 栄養や結石のリスクなど注意点を紹介

猫は栗を食べても大丈夫 栄養や結石のリスクなど注意点を紹介

栗ご飯やモンブランと日本には栗を使った料理がたくさんあります。栗は9〜10月にかけて食べ頃になります。おやつに栗を食べていると、美味しそうな栗に興味津々の愛猫が寄って来て……。猫も栗を食べて大丈夫です。今回は栗に含まれている成分や与える際の注意点について紹介します。

猫は栗を食べても大丈夫

猫は基本的に栗を食べても大丈夫です。ただし、与える前にいくつか気を付けておきたいことがあります。

下痢

栗には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維はお通じの流れを良くする働きがあります。ただし、猫が下痢をしていたり、消化能力が弱っている場合はあげないようにしましょう。

尿路結石

栗には適切な量を摂取すればプラスの働きをしてくれますが、尿路結石(尿石症)の原因となってしまうマグネシウムも含まれている点に注意が必要です。マグネシウムは体内にある300以上の酵素を助ける働きを持つミネラルです。子猫は100gあたり0.08%以上、成猫は1食あたり0.04%以上のマグネシウムを摂取することが理想的とされ、一般的なキャットフード(マグネシウム含有量0.08%)100gで80mgのマグネシウムを摂取していることになります。

チュウゴクグリには100g中71mg、ニホングリに100g中45mgのマグネシウムが含まれています。チュウゴクグリを猫が一つ食べただけで、一食分で摂取するマグネシウム量とほぼ同量のマグネシウムを摂取したことになります。

栗の栄養素

栗

栗の種類は私たちがよく食べているニホングリ、天津甘栗でお馴染みのチュウゴクグリ、モンブラン等のお菓子で使われるヨーロッパグリ、日本人はあまり食べる機会のないアメリカ栗と大きく四つに分けることができます。今回は一番私たちがよく食べているニホングリに含まれている栄養素について紹介します。

ビタミンB1(チアミン)

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康に維持する助ける働きをします。

ビタミンC

少し意外ですが、栗にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれ、生体内の異物解毒や免疫機能を促進します。

タンニン

タンニンは栗の渋皮に含まれている成分で、ポリフェノールの一種です。タンニンを摂取すると、コレステロールの酸化を防ぐことによって動脈硬化になってしまうリスクを下げることが期待できます。

カリウム

カリウムはナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして体内の恒常性を保つ働きがあります。

猫も安心の食生活を

猫

猫は少量であれば、栗を食べても大丈夫です。ただし長期的に栗を食べ続けてしまうと前述の通り、尿路結石などのリスクが高まってしまいます。そのため、猫に栗は積極的にあげないようにしましょう。猫は基本的に総合栄養食を食べていれば健康的に過ごせます。人間が普段食べている食材でも、猫が食べてはいけないものも多数存在します。栗に限らず「この食べ物を猫は食べていいのかな?」と疑問に思った場合は、すぐに調べるようにしましょう。

参考文献

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