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猫の夜鳴きがうるさい! 獣医師が原因と対処・治療法を獣医学的・行動学的に解説

猫にとって「鳴く」という行動は正常なコミュニケーション行動の一つですが、ときに痛みや認知機能不全、不安・葛藤などにより過剰に鳴くことがあります。そのため、しっかり原因を見極めなければその異常なまでの鳴き声をおさめることはできず、むしろ苦痛に感じさせる時間を長くしてしまうかもしれません。それはヒトとの共同生活を行う上でも大きな問題となってきます。例えば、「鳴き声がうるさくて夜寝られない」「近所迷惑だ」「鳴く原因がわからないので不安だ」などが挙げられますし、「うちの子はそんなに鳴かないから困ってないよ」というケースでも、年を取ってくると出てくることもあります。そんな鳴き声が問題になるのは日中よりも夜の寝静まった頃です。そこで、今回は過剰な発声が夜に生じることを「夜鳴き」と呼ぶことにし、そこに焦点を当てて獣医師の鵜海が行動学的に解説します。