犬の待ての教え方 | 英語の合図や待ての時間、できない時のコツ【動画あり】

犬に「待て」を教えていますか? 今回は犬に「待て」を教える方法や必要性、英語のコマンドなどについてドッグトレーナーの西岡が紹介します。なかなかできなくても叱ったりせずに焦ったりせず、根気を持って少しずつ教える事が大切です。

犬に「待て」を教える意味

「待て」は、犬に教えるコマンドの中でも、とても重要なものです。「おすわり」とセットで教えていく事が多いですよね。ただ「おすわり」のコマンドと同じように、「待て」はできるけど、

  • おやつがないとできない。
  • ご飯の時しかできない。
  • お家の中でしかできない。

という事をよく聞きます。

おすわりの場合と同じく、どんな状況下(お散歩の出始めの玄関先、周りに人や犬がいっぱいいる時、ネコを見かけた時など)でも、ちゃんと「待て」ができるのが、本当の意味での「待て」のコマンドだと僕は考えます。そして、本当の意味での「待て」がちゃんとできたら、日常生活でもとても楽になるし、何より愛犬の安全を守るためにもとても有効です。

交通量の多い交差点や、急に自転車や車が迫って来た時、目の前をネコが横切った時や、拾い食いしそうな時、ドッグランなどで興奮した犬を止めたい時など、「待て」ができるだけで、すごく安全で安心できる状況はとっても多いです。そんなとっても大切な「待て」の教え方は、やはり最初はおやつなどを使う事が一般的です。

「待て」の教え方

「待て」は、「おすわり」ができるようになったら、その姿勢を維持させていく目的で教えていきましょう。

  1. 「待て」と声をかけます。
  2. 犬の待ての教え方

  3. おやつを目の前にして、おすわりを数秒でもキープできたら、そこですぐにおやつをあげて、しっかり褒めてあげてください。
  4. 犬の待ての教え方

  5. 少しずつ(3秒→5秒→8秒→10秒というふうに)、「待て」の時間を伸ばしていきます。
  6. 犬の待ての教え方

15秒以上できるようになってきたら、お家だけじゃなく、屋外でもできるように、少しずつトレーニングしていきます。最初は家のすぐそばや、比較的静かな環境から始めていきます。徐々に公園や駅前などの騒がしいところでもできるようにしていきましょう。

※あくまで一般的な教え方です。この通りにいかない事も多く、教え方もさまざまです。その子に合った方法を取る事が大切なので、トレーナーなどプロに相談してみる事をオススメします。

犬の「待て」のQ&A

子犬にはいつから「待て」を教える?

基本的には、焦って教える必要はないと考えています。パピートレーニング(子犬の訓練)では、社会化や大人しく身体を触らせる事の方が大切です。その上で「いつスタートすべきか」と言うと、子犬を迎え入れて家の環境に慣れてリラックスできるようになってから(目安としては1〜2週間)であれば、いつ始めても構いません。ただし、子犬はおやつをあげるとお腹を壊しやすいため、フードで代用する事をおすすめします。

また成犬を迎え入れた場合は、家の環境に慣れるまで子犬よりも時間がかかる事が多いです。個体差は大きいですが、犬を迎えてから2週間〜1カ月後からトレーニングを始めると良いでしょう。

「待て」をさせると震えることがあるけどなぜ?

「待て」の対象に対する興味や興奮が原因です。興味のある対象を目の前にしている時によくあることで、「待て」をしていても精神が我慢できてない。つまり、まだ未熟だという事です。震えず、安定してできるようになるまでトレーニングできると良いでしょう。

コマンドは英語でも良い?

コマンドは英語でも構いません。むしろ犬にとっては英語の方がシンプルでわかりやすいとも言われています。英語のコマンドは「stay(ステイ)」です。ただし、日本語にしたり英語にしたりと変えることなく、毎回同じコマンドを使うようにしてください。

トレーニング時間の目安は?

犬種や年齢、個体によって異なりますが、犬が集中できる時間は5〜15分ほどです。ちなみに比較的集中力を持続できるのは、ボーダーコリーやプードル、ジャックラッセルテリアゴールデンレトリーバーラブラドールレトリーバーなど、賢いとされている犬種です。

「待て」を教えるポイントはしっかり褒める事

おすわりと同じく、動いてしまっても叱ったりせずに焦らず根気を持って少しずつ教えてあげてください。今まで10秒待てていたのに、できなくなったりもします。そういう時は3秒や5秒に戻ってまたやり直せばいいです。ポイントは、飽きるまではせず、できた時にいっぱい褒めてあげることです。おやつをあげて、遊んであげる事で、「待ってたらとっても楽しく嬉しい事がある!」と学習させてあげましょう。

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第2稿:2017年8月1日 公開
初稿:2017年5月6日 公開

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