Thumbnail

猫のリンパ腫を腫瘍科認定医が解説 初期〜末期の症状や長生きさせるための治療法まで

リンパ腫は、リンパ球が骨髄以外のいろいろな場所で増殖する悪性腫瘍です。猫の腫瘍としての発生率は高く、年間10万匹当たり200例(人の20倍)と言われています。リンパ球は全身を循環しますので、たとえ一カ所でもリンパ腫が見つかると、全身にがん細胞が広がっている可能性があります。このため、他のガンと違い、抗がん剤を使っての治療がメインとなる腫瘍です。リンパ腫の多くは悪性(高悪性度リンパ腫)で、治療をしなければ早期に死に至る病気ですが、さまざまなタイプが有るため、診断法と治療法には多くのバリエーションがあります。この記事では、一般的な「高悪性度リンパ腫」について、浜松家畜病院院長の武信が、早期発見するためのチェック法や、標準的な治療を解説します。