
わかめ(ワカメ)は犬に与えても大丈夫な食材です。適量であれば犬にとってプラスの働きをしてくれる成分も含まれますが、摂取し過ぎるとマイナスの働きをする場合があるので、与える量には注意が必要です。今回は、わかめとめかぶの違いやわかめに含まれている栄養素、与える際の注意点などについて紹介します。
目次
この記事のまとめ
- 犬にわかめは食物繊維やミネラルを豊富に含み、適量なら健康に良い食材である
- わかめはよく煮て細かく切ってから与えることが重要
- 味付きや乾燥わかめは塩分過多や膨張リスクがあるため与えない
- 与え過ぎは消化不良や肥満、腎臓病リスクを高めるので注意が必要
犬が食べても大丈夫なわかめの栄養素

わかめは食物繊維やカリウム、カルシウム、ヨウ素、βカロテン、ビタミンB2、ビタミンCなどを豊富に含み、犬が食べても大丈夫な食材です。
| わかめ | キャベツ | にんじん | |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 16kcal | 23kcal | 39kcal |
| 食物繊維 | 3.6g | 1.8g | 2.8g |
| カリウム | 730mg | 200mg | 300mg |
| カルシウム | 100mg | 43mg | 28mg |
| ヨウ素 | 1600μg | 0μg | 0μg |
| βカロテン | 940μg | 50μg | 8600μg |
| ビタミンB2 | 0.18mg | 0.03mg | 0.06mg |
| ビタミンC | 15mg | 41mg | 6mg |
※各100g当たり、参照:「食品成分データベース」(文部科学省)
食物繊維
食物繊維は摂取しても栄養にはなりませんが、血糖値の上昇を抑えて肥満を予防したり、大腸を刺激して便秘を改善したり、腸内細菌のエサになって腸内環境を改善したりしてくれます。ビタミンA(βカロテン)
皮膚や目の健康を保ち、免疫力を正常に働かせる効果があります。ナトリウムとカリウム
カリウムとナトリウムはバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりして体内の恒常性を保つ働きがあります。ヨウ素(ヨード)
海にしか存在しないミネラルであるヨウ素は、体の新陳代謝を調節する甲状腺ホルモンの働きを促進します。犬にわかめを与える際の注意点
01【犬にわかめを与える際の注意点】与え過ぎ
前提として、犬は総合栄養食のごはんを食べていれば、それ以外は与える必要はありません。与え過ぎは肥満の原因になりますし、タンパク質のため、過剰摂取は腎臓病のリスクもあります。おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。
02【犬にわかめを与える際の注意点】消化不良
わかめを含む海産物は、犬とって消化に悪い食べ物のため、与え過ぎは消化不良を引き起こし、下痢や嘔吐の原因になります。積極的に与えなくて良いでしょう。03【犬にわかめを与える際の注意点】味付きはNG
わかめ、めかぶともに味のついた加工品は塩分が多く含まれているため、犬には与えないようにしましょう。塩分を過剰摂取すると、腎臓に負担がかかります。腎臓病の犬は避けましょう。04【犬にわかめを与える際の注意点】乾燥わかめは注意
乾燥わかめを水で戻さないまま与えてしまうと、与えたときは少量だったとしても胃の中で膨張する恐れがあります。水分あれば何倍にも膨らむため、乾燥わかめを与える際は必ず水で戻してから与えるようにしましょう。05【犬にわかめを与える際の注意点】アレルギー
食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。初めて食べる食材を与える際は少量からスタートさせてあげましょう。アレルギーには以下の症状になる可能性が挙げられます。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がない
- 目の充血
上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。一方で、アレルギーテストで陽性が出たから食べられないと思う飼い主さんも多いですが、それは間違いです。症状が出ていなければ食べさせても問題ありませんので、特定の食材を食べさせてアレルギー反応が出るか確認してみてください。
犬へのわかめの与え方

前提として、積極的に与える必要はありません。おやつ程度に犬にわかめを与える際は生ではなく、よく煮て細かく切ってから与えましょう。
与えすぎは下痢を引き起こす可能性があるため、与える量は少量にし、過剰摂取にならないよう注意しましょう。
犬が食べても大丈夫なわかめとめかぶとの違い
「めかぶ」は実は「わかめ」の根のような部分のことです。全体的に見たときに、葉に見える部位が「わかめ」、茎に見える部分が「茎わかめ」、根に見える部分が「めかぶ」なのです。いずれの部分もわかめ同様、犬に与えても大丈夫ですが、よく煮て細かく切ってから与えましょう。
犬とわかめに関するよくある質問
Q.
犬はわかめを食べても大丈夫ですか?
A.
はい、犬はわかめを少量であれば食べても大丈夫です。わかめはミネラルや食物繊維が豊富で、適切に与えれば健康的なトッピングになります。
Q.
犬に生のわかめを与えても大丈夫ですか?
A.
生わかめではなく、よく煮て細かく切ったものを与えるほうが消化しやすく安全です。
Q.
わかめとめかぶは犬に与えても問題ないですか?
A.
はい、めかぶもわかめの一部であり、よく煮て細かく切れば犬に与えて問題ありません。
Q.
犬に乾燥わかめを食べさせても大丈夫ですか?
A.
いいえ、乾燥わかめをそのまま与えるのはNGです。水で戻していない乾燥わかめは塩分過多や胃内膨張のリスクがあるため避けましょう。
さいごに
よく煮て細かく切ったものを与えましょう
茎わかめ、めかぶも与えて大丈夫
味付きや乾燥わかめを与えるのはNG
与え過ぎに注意
参考文献
| グリコ | すぐわかる栄養成分ナビゲーター |
|---|---|
| 文部科学省 | 日本食品標準成分表2015年版 |
| 竹中水産株式会社 | 竹中水産株式会社 |
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※おやつやトッピングとして与える場合、与える量は1日の最適カロリー量の10%以内になるようにしてください。1日の最適カロリー量はペトコトフーズの「食事量計算機」(無料)で簡単にわかります。
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