【獣医師執筆】犬はマンゴーを食べても大丈夫!与え方の注意点や下痢になった場合の対処法について解説

佐藤貴紀

獣医師/循環器科担当/認定医

【獣医師執筆】犬はマンゴーを食べても大丈夫!与え方の注意点や下痢になった場合の対処法について解説

独特な香りと濃厚な甘みが特徴のマンゴーは、犬が食べても大丈夫な果物のひとつです。水分量が豊富で、犬の夏バテ防止や熱中症対策にオススメですが、アレルギーや食べ過ぎなどの注意点もあります。今回は、マンゴーの栄養素や犬に与える際の注意点、犬専用おやつもご紹介します。

目次
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犬はマンゴーを食べても大丈夫!

犬とマンゴー
Photo by rikkochan222さん Thanks!
マンゴーはβカロテンやビタミンC、ビタミンE、葉酸を多く含み、犬が食べても大丈夫な果物です。

マンゴー バナナ スイカ キウイ
エネルギー 68kcal 93kcal 95kcal 51kcal
βカロテン 610μg 56μg 830μg 53μg
ビタミンC 20mg 16mg 10mg 71mg
ビタミンE 1.8mg 0.5mg 0.1mg 1.3mg
葉酸 84μg 26μg 3μg 37μg
※各100g当たり、参照:「食品成分データベース」(文部科学省)

カリウム

カリウムはミネラルの一つで、細胞内の浸透圧を維持したり、細胞の活性を維持したりする役割があり、体内の不要なナトリウムを輩出してくれます。疲労回復にも良い効果を与えてくれ、欠乏すると「低カリウム血症」を発症することも。

とても大事な成分であることに間違いはないのですが、過剰に摂取すること「高カリウム血症」の原因にもなるので、腎臓病のワンちゃんは注意が必要です。

βカロテン

βカロテンには、抗酸化作用があります。免疫力を高め、がんや心臓病の予防などにも効果的といわれています。

またβカロテンを摂取することで、ビタミンAに変換されます。ビタミンAには、皮膚のターンオーバーを調整する役割があります。

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があります。細胞膜トラブルの原因となる活性酸素に対抗する働きがあるため、皮膚のトラブルやがん、消化器疾患、更には老化防止にも効果があると言われています。

ビタミンC

ビタミンCは、体を若々しく保ち、ガンを抑制する働きがあります。人間と違い、犬は体内でビタミンCを作ることができますが、年齢や体質によっては不足してしまうこともあります。

葉酸は、体の細胞の生まれ変わりや成長をサポートするという大切な役割を持ったビタミンの一種です。

食物繊維

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維ががあります。水溶性食物繊維は、血中のコレステロールを下げたり免疫力を上げてくれたりする効果があります。不溶性食物繊維は腸の中で膨らむため、便秘改善や大腸がんの予防に効果的です。

マンゴーには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維、どちらも豊富に含まれています。ただし、過剰摂取すると下痢を引き起こす恐れがあります。

犬へのマンゴーの与え方

犬とマンゴー
Photo by yakakuuniさん Thanks!
愛犬にマンゴーを食べさせてあげる際は、皮をむき種を取り除いてあげましょう。また、食べやすいように小さくカットしてからあげるようにしてください。

また、与え過ぎるとは糖分やカリウムの過剰摂取になり、肥満や腎臓病の原因になる可能性があります。

おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。
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ペトコトフーズが提供する「食事量計算機(無料)を使っていただくと、1日の最適カロリー量を知ることができます。

例えば1日の最適カロリー量が125kcalのワンちゃんに100gあたり400kcalのドッグフードを与えている場合、1日の最適な食事量は31gとなります。

なお、生後4ヶ月以上、1歳未満の子犬の場合は食事量計算機で表示された1〜1.5倍の量を、生後4ヶ月未満の場合には2倍の量を与えてくださいね。

犬にマンゴーを与える際の注意点

チョコラブとマンゴー
Photo by azuki.20170311さん Thanks!

アレルギーの可能性

アレルギーは、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることにより発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。

マンゴーを初めて与える際は、少量からスタートしましょう。以下の症状が見られた場合は、アレルギーの可能性があります。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚のかゆみ
  • 元気がない
  • 目の充血

マンゴーを食べた際に上記のような症状が現れた場合は、獣医師に相談しましょう。

皮は与えない

皮は農薬残留のリスクがあります。また、消化にも良くないため、きちんと剥いてから与えるようにしましょう。

種の誤飲に注意

マンゴーの種は大きくて硬いため、誤飲すると胃や腸に残り、嘔吐や下痢、腸閉塞などを起こす可能性もあります。そのため、種は絶対に食べさせないようにしましょう。

もし、誤飲してしまった場合、手術が必要な可能性もあるため、早めに動物病院に相談しましょう。

人間用の加工品は与えない

人間用に加工された食品は、砂糖や塩、添加物などが含まれている場合があります。そのため、犬には与えないようにしましょう。冷凍の場合、無添加であれば与えても良いでしょう。

ドライマンゴー

与える場合は、砂糖がコーティングされておらず、無添加のものを与えるようにしましょう。ただし、ドライマンゴーは糖分が凝縮されているため、与え過ぎは肥満につながります。

マンゴーゼリーやマンゴープリン

人間用のものは大量の砂糖が含まれていますので、与えないでください。

マンゴーアイス

人間用のマンゴーアイスにも大量の砂糖が含まれている可能性があるため、与えてはいけません。もし与える際は、マンゴーを凍らせたものを食べさせてあげましょう。夏の水分補給にはぴったりです。

その際に気をつけたいことは、冷たいものを食べたことによって起こしてしまう下痢です。そのため、少し溶けた頃に与えてあげたり、少量のみ与えたりするようにしてください。

マンゴーを使った犬用のおやつ

マンゴー
マンゴーを使った犬用のおやつなら、安心して食べさせてあげることができます。もちろん、おやつとしての適量を守り、与え過ぎには注意してください。

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まとめ

コーギーとマンゴー
Photo by komegu6835さん Thanks!
与える際は皮と種を取り除き、小さくカットしてあげる
アレルギーや与え過ぎに注意
人間用に加工された食品は与えない
人気が高く、さまざまな加工食品が販売されているマンゴーですが、決して人間用の加工食品は与えないでくださいね。

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