犬の食器のヌルヌルの正体は唾液?ぬめりを取り除く正しい洗い方を紹介

犬の食器のヌルヌルの正体は唾液?ぬめりを取り除く正しい洗い方を紹介

Share!

愛犬の食器を洗っているとヌルヌルとしたぬめりがとれないことはありませんか?食器についたぬめりの正体は犬の唾液の性質が大きく関係しています。ぬめりを残した食器は清潔とはいえないため、しっかり取り除いてあげましょう。今回は愛犬の食器がヌルヌルするぬめりの原因や取り除く洗い方を紹介します。

※本稿はアフィリエイト広告を利用しています。

犬の食器のヌルヌルの正体

犬と食器

犬の食器のヌルヌルの正体は「バイオフィルム」という微生物が形成する膜です。

バイオフィルムは犬の唾液の性質が大きく関係します。人間の唾液は弱酸性ですが、犬の唾液はアルカリ性の性質を持ちます。

アルカリ性の唾液は虫歯ができにくいものの、細菌が繁殖しやすいという特徴を持っています。

犬の口内で繁殖した細菌が食器に付着し、細菌たちが環境の変化などから内部の細菌を守るためにバイオフィルムという強固な膜を形成することで「ぬめり」につながります。

犬の食器のヌルヌルを取り除く洗い方

酸性の液体

クエン酸

アルカリ性の唾液によって発生したバイオフィルムには、酸性の性質を持つクエン酸を使うことで、ぬめりをスッキリ落とすことができます。

クエン酸は口に入っても問題ない成分ですが、市販のクエン酸スプレーを使用する場合は必ず「食用」のものを選ぶようにしましょう。

お酢スプレー

\社員犬はなもやってみた!/
@petokoto 人間用の食器洗剤は注意が必要!詳しくはプロフィールのリンクから「ヌルヌル」で検索!#犬の食器 #犬の健康 #愛犬のいる生活 #ペトコト #petokoto ♬ Sorry to Your Next Ex - Haiden


クエン酸が自宅にない方は、お酢と水を1:2の割合で混ぜたものをかけて、すすぎ洗いする方法でもぬめりを簡単に落とすことができます。

お酢の匂いが気になる場合は、ツンとしたお酢独特の匂いが残らないホワイトビネガーを使っても構いません。

犬の食器用スポンジ

犬の食器用スポンジは、洗剤不使用・水洗いでぬめりを落とすことができます。

\おすすめの犬用食器スポンジはこちら/

【猫壱】食器用スポンジ 2個パック
楽天で見る
Amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る

ペット用食器洗剤

ペット用の食器洗剤で洗ってもぬめりを落とすことができます。

ペットの食器用スポンジで食器を傷つける恐れがある方は、洗剤を変えてみるのもひとつの手です。

\おすすめの犬用食器洗剤はこちら/

WAFONA[犬用]食器洗剤 500ml
楽天で見る
Amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る

メラミンスポンジやアクリルたわし

メラミンスポンジやアクリルたわしでもバイオフィルムを落とすことが可能です。

物理的に膜を破壊して落とすため、特にアクリルたわしの場合は食器に傷がつく可能性があります。

食器に傷がついてしまうと、その傷に細菌が入り込み、バイオフィルムの原因になります。プラスチック製やステンレス製の食器は陶器製の食器に比べ、傷がつきやすいため注意が必要です。

\おすすめのメラミンスポンジはこちら/

激落ちダブルポイポイ
楽天で見る
Amazonで見る
Yahoo!ショッピングで見る

犬の食器のヌルヌルを取るときの注意点

犬と食器

人間用の食器洗剤は要注意

人間用の食器洗剤で洗うことは問題ありませんが、人間用の食器洗剤は中性のため、食器のヌルヌルを落とすことは難しいです。

また、洗剤をしっかりと洗い流せず、愛犬が洗剤を口にしてしまうと中毒症状を引き起こす恐れがあります。

しっかりと洗い流せば問題ありませんが、ヌルヌルも残りやすく、洗い残しの危険性を考えれば他の方法で洗うことをオススメします。

洗った後はしっかり乾燥

洗った後はペーパータオルで水気をとるか、しっかりと乾燥させましょう。

水分が残ったままだとそこから細菌が繁殖する原因になります。

犬の食器を洗う頻度について

愛犬が使用した食器は、毎日の食事のたびに洗うようにしましょう。毎回洗うことで、細菌の繁殖を防いだり食器の清潔を保てたり食材の味を損なわないようにできたりします。

特にウェットフードや手作りご飯を与えている場合、食べ残しや油分が食器に付着しやすく、細菌が繁殖する原因となります。毎回の食事後にしっかり洗うようにしましょう。

また、毎日の洗浄に加えて週に1回は食器を徹底的に洗浄することをおすすめします。熱湯消毒食器用の漂白剤による除菌をしてみるといいでしょう。なお、漂白剤はしっかりと落とすようにしてくださいね。

犬用の食器と人用の食器を一緒に洗うのはOK?

犬用の食器と人用の食器は一緒に洗わないようにしましょう。

手間を省くために一緒に洗いたくなるかもしれませんが、交差汚染の危険性感染症のリスクを考慮すると、分けて洗うのが好ましいです。食器用スポンジも犬用と人用で分けるようにしましょう。

まとめ

犬と食器

犬の食器のヌルヌルの正体は「バイオフィルム」です
バイオフィルムは犬の唾液の性質が原因で形成されます
酸性の液体や専用スポンジ・洗剤でヌルヌルを取り除くことができます
人間用の食器洗剤は注意が必要です

バイオフィルムが残ったままの食器は衛生的とはいえません。

愛犬の食器を清潔に保つことは、愛犬の健康にもつながります。愛犬のためにバイオフィルムを取り除いた清潔な状態でごはんを与えてくださいね。


専門家相談のインスタライブ開催中!

食のお悩み相談会

ペトコトのInstagramアカウント(@petokotofoods)では、獣医師やペット栄養管理士が出演する「食のお悩み相談会」やトリマーやトレーナーへの相談会を定期開催しています。愛犬について気になることがある方は、ぜひご参加ください。

アカウントをフォローする