
和食の食材としてよく使われる里芋(さといも)は、犬も食べられる野菜です。今回は里芋のアレルギーやシュウ酸の注意点、生で食べてしまった場合の中毒症状、適量や正しい与え方を解説します。
目次
犬は里芋を食べても大丈夫も注意が必要

カリウム
里芋には豊富なカリウムが含まれており、里芋特有の粘り気も動脈硬化の予防や消化を助けるといわれています。カリウムはミネラルの一つで、細胞内の浸透圧を維持したり、細胞の活性を維持したりする役割があり、体内の不要なナトリウムを輩出してくれます。疲労回復にも良い効果を与えてくれ、欠乏すると「低カリウム血症」を発症することも。とても大事な成分であることに間違いはないのですが、過剰に摂取すること「高カリウム血症」の原因にもなるので注意が必要です。
腎臓が弱っている場合は過剰になり心臓にダメージを与えてしまう可能性があるため摂取量に注意が必要です。
ムシレージ
ムシレージは里芋や納豆、オクラの粘り気の元になる成分です。粘膜を保護する作用があり、免疫力を高めてくれます。また肝機能、腎機能を高める効果もあるといわれています。ガラクタン
ガラクタンは炭水化物とタンパク質の複合体で、ムシレージと同じく粘性物質の一つです。動脈硬化を防ぎ、がん細胞を抑制する働きもあります。脳細胞を活性化させ認知症の予防にも効果が期待されます。犬に里芋を与える際の注意点

01【犬に里芋を与える際の注意点】与え過ぎ
前提として、犬は総合栄養食のごはんを食べていれば、それ以外は与える必要はありません。与え過ぎは肥満の原因になります。
おやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。
02【犬に里芋を与える際の注意点】アレルギー
食物アレルギーには、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることで発症する後天性アレルギーがあります。
初めて食べる食材を与える際は少量からスタートさせてあげましょう。アレルギーには以下の症状になる可能性が挙げられます。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がない
- 目の充血
上記のような症状があれば、すぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。一方で、アレルギーテストで陽性が出たから食べられないと思う飼い主さんも多いですが、それは間違いです。症状が出ていなければ食べさせても問題ありませんので、特定の食材を食べさせてアレルギー反応が出るか確認してみてください。
03【犬に里芋を与える際の注意点】生はNG・加熱を
里芋を生の状態で与えると里芋中毒になってしまう可能性があります。里芋中毒について確かなエビデンスは確認できていませんが、下江動物病院が同院で診察を行ったゴールデンレトリーバーの症例を紹介しています。
生の里芋は消化しづらく、消化器官に悪影響を及ぼします。以下の症状が表れたらすぐに病院に行くか、電話で獣医師の指示に従いましょう。その際「いつ」「どのくらい」与えたかをきちんと説明しましょう。
- 下痢
- 嘔吐
- ぐったりする
そのため、犬に里芋を与える場合は必ず茹でるか焼くなどしてから与えましょう。また、里芋は皮をむくのが大変というイメージが強い食材ですが、皮ごと食べても大丈夫です。一方で、消化不良の可能性もあるため、極力皮は除いたほうが良いでしょう。
04【犬に里芋を与える際の注意点】シュウ酸に注意
里芋はシュウ酸を含有しています。犬にとってシュウ酸は有害です。シュウ酸はシュウ酸カルシウム結石になり、尿路結石症などを引き起こします。シュウ酸は水に溶けやすいので、茹でた後で水にさらすとある程度は除去することができます。
尿路結石とは?
尿路結石症とは尿の通り道に結石という小さな石の塊のようなものができてしまい、尿が体外へ排出できない状態を指します。排出できないと体の中に尿が止まってしまい、腎臓に大きな負担がかかります。最悪の場合腎臓が機能しなくなり、尿毒症(腎臓が機能しなくなり、体外へ老廃物や毒素を排出できない症状)という病気になり死に至る可能性もあります。
まとめ

加熱した里芋は犬が食べても大丈夫!
生の里芋は里芋中毒になる可能性も
アレルギーに注意して少量からスタートを
里芋は免疫力を上げてくれる成分などを含んでいるので、愛犬に食べさせたいと思う人は多いと思います。しかし食べ物の相性は犬それぞれです。基本的には総合栄養食のドッグフードを与えるようにし、トッピングやおやつ程度にすると良いでしょう。
本稿は以下の情報を参照して執筆しています。
生の里芋は消化しづらく、消化器官に悪影響を及ぼします。以下の症状が表れたらすぐに病院に行くか、電話で獣医師の指示に従いましょう。その際「いつ」「どのくらい」与えたかをきちんと説明しましょう。
- 下痢
- 嘔吐
- ぐったりする
そのため、犬に里芋を与える場合は必ず茹でるか焼くなどしてから与えましょう。また、里芋は皮をむくのが大変というイメージが強い食材ですが、皮ごと食べても大丈夫です。一方で、消化不良の可能性もあるため、極力皮は除いたほうが良いでしょう。
04【犬に里芋を与える際の注意点】シュウ酸に注意
里芋はシュウ酸を含有しています。犬にとってシュウ酸は有害です。シュウ酸はシュウ酸カルシウム結石になり、尿路結石症などを引き起こします。シュウ酸は水に溶けやすいので、茹でた後で水にさらすとある程度は除去することができます。
尿路結石とは?
尿路結石症とは尿の通り道に結石という小さな石の塊のようなものができてしまい、尿が体外へ排出できない状態を指します。排出できないと体の中に尿が止まってしまい、腎臓に大きな負担がかかります。最悪の場合腎臓が機能しなくなり、尿毒症(腎臓が機能しなくなり、体外へ老廃物や毒素を排出できない症状)という病気になり死に至る可能性もあります。
まとめ

加熱した里芋は犬が食べても大丈夫!
生の里芋は里芋中毒になる可能性も
アレルギーに注意して少量からスタートを
里芋は免疫力を上げてくれる成分などを含んでいるので、愛犬に食べさせたいと思う人は多いと思います。しかし食べ物の相性は犬それぞれです。基本的には総合栄養食のドッグフードを与えるようにし、トッピングやおやつ程度にすると良いでしょう。
本稿は以下の情報を参照して執筆しています。

加熱した里芋は犬が食べても大丈夫!
生の里芋は里芋中毒になる可能性も
アレルギーに注意して少量からスタートを
文部科学省「食品成分データベース」
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